Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド

ttRepPolicy

説明

接続されたデータ・ストアに対してTimesTenレプリケーション・エージェントを実行するタイミングを決定するためにしようするレプリケーションの再起動ポリシーを定義します。ポリシーは、always、manualまたはnorestartのいずれかです。このポリシーは、排他モードのデータ・ストアでは設定できません。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはADMIN権限が必要です。

構文

ttRepPolicy(szPolicy)

パラメータ

ttRepPolicyには、次のパラメータがあります。


パラメータ	データ型	説明
szPolicy	VARCHAR(10) NOT NULL	データ・ストアに対してTimesTenレプリケーション・エージェントを実行するタイミングを決定するために使用するポリシーを指定します。有効な値は、次のとおりです。 always: レプリケーション・エージェントはデータ・ストアに対して常時実行されます。このオプションによって、TimesTenレプリケーション・エージェントはただちに起動されます。TimesTenデーモンが再起動されると、自動的にレプリケーション・エージェントが再起動されます。 manual: ttRepStart組込みプロシージャまたは ttAdmin -repStartコマンドのいずれかを使用して、レプリケーション・エージェントを手動で起動する必要があります。ttRepStop組込みプロシージャまたは ttAdmin -repStopコマンドのいずれかを使用して、レプリケーション・エージェントを明示的に停止する必要があります。 norestart: エラーが発生した後、データ・ストアに対するレプリケーション・エージェントは再起動されません。

結果セット

ttRepPolicyは結果を返しません。

例

TimesTenレプリケーション・エージェントのポリシーをalwaysに設定するには、次のように実行します。

CALL ttRepPolicy('always');