ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen In-Memory Database概要
リリース7.0
E05163-01
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

TimesTen API

TimesTenの実行時アーキテクチャでは、ODBCおよびJDBC APIを介した接続がサポートされているため、アプリケーションでSQLを使用してデータにアクセスできます。また、TimesTenでは、TImesTen固有の処理に対してODBCとJDBCの標準機能を拡張した組込みプロシージャおよびユーティリティも提供されています。

TimesTenでは、次の追加のAPIが提供されています。

トランザクション・ログAPI

トランザクション・ログAPI(XLA)によって、アプリケーションはローカル・データベースの特定の表に加えられた変更を検出できます。また、XLAが提供する関数をアプリケーションで使用して、あるデータベースで検出した変更を別のデータベースに適用することもできます。詳細は、「トランザクション・ログAPI」を参照してください。

分散トランザクション処理API

TimesTenでは、X/Open XA仕様とそのJava派生機能であるJavaトランザクションAPI(JTA)を実装しています。

TimesTenのXAインタフェースは、分散トランザクション処理(DTP)環境でトランザクション・マネージャが使用するために実装されています。これらのインタフェースを使用することで、新しいトランザクション・マネージャを作成して、あるいは既存のトランザクション・マネージャを適用して、TimesTenリソース・マネージャと連携した処理を実現できます。

TimesTenのJTAインタフェースは、Javaアプリケーション、アプリケーション・サーバー、トランザクション・マネージャを有効にして、TimesTenリソース・マネージャをDTP環境で使用するために実装されています。

TTClasses

TimesTen C++ Interface Classes(TTClasses)は、パフォーマンス速度を高速に維持したままでODBCより簡単に使用できます。このC++クラス・ライブラリでは、最も一般的なODBC機能が含まれているラッパーが提供されます。また、TTClassesライブラリは、アプリケーション・ソフトウェアの作成時に最良の方法を推奨するためにも使用されます。