REVOKE文は、ユーザーから1つ以上の権限を削除します。
TimesTenインスタンスでアクセス制御が有効な場合、この文を実行するにはインスタンス管理者権限が必要です。TimesTenインスタンスでアクセス制御を使用しない場合は、この処理を使用できません。アクセス制御が有効でない場合にこの文をコールすると、エラーが返されます。
REVOKE {Privilege [ , ... ] | ALL [PRIVILEGES]}
FROM {User |PUBLIC} [,...]
REVOKE文には、次のパラメータがあります。
パラメータ | 説明 |
Privilege |
Privilegeに使用できる値は、次のとおりです。 ADMIN CONNECT CREATE DATASTORE DDL WRITE SELECT TimesTenのアクセス制御権限の詳細は、「アクセス制御権限」を参照してください。 |
ALL [PRIVILEGES] |
ユーザーからすべてのTimesTen権限を削除します。 |
User | 権限を削除するユーザーの名前です。ユーザー名は、CREATE USER文を使用してTimesTenインスタンスに設定しておく必要があります。 |
PUBLIC | TimesTenインスタンスで現在定義されているすべてのユーザー、および今後定義されるすべてのユーザーから権限を削除することを指定します。 |
ユーザーTERRYのWRITE権限およびDDL権限を削除するには、次の文を使用します。
REVOKE WRITE, DDL FROM terry;
すべてのユーザーのWRITE権限を削除するには、次の文を使用します。
REVOKE WRITE FROM PUBLIC;