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BEA Tuxedo の Domains コンポーネントとは

BEA Tuxedo のアプリケーション・プログラミング・フレームワークを使用すると、アプリケーション処理の分散に伴う複雑さを透過的に処理できるため、オンライン・トランザクション処理 (OLTP) 用のオープンな分散アプリケーションを簡単に開発できます。このフレームワークは、次のコンポーネントで構成されています。

ビジネスの範囲が拡大すると、社内のアプリケーション開発者は、異なる部門を機能別にグループ化し、各グループを個別に管理しつつ、サービスやデータは共有できるような組織を作ることを求められます。各アプリケーションの機能、地理性、機密度、および将来の拡張の見込みの違いにより、複数のアプリケーションを単一の分散アプリケーションにまとめることが常に適切であるとは限りません。また、企業は、異なるトランザクション処理モニタ (BEA 社の TOP END、Transarc の Encina、IBM の CICS、Bull の TDS、Bull の TP8、ICL の TPMS など) を使用して OLTP サービスを管理するほかの企業と提携して、ビジネスの拡大を図る場合もあります。

機能別に分けられた各グループは、1 つまたは複数のコンピュータを含むアプリケーションとして定義され、ほかのアプリケーションとは独立して管理されます。このように、特定の機能を持ったアプリケーションをドメインと呼びます。実際の組織では、ドメイン名にドメインの機能を付けます。たとえば、「課金ドメイン」や「オーダ・エントリ・ドメイン」のようになります。BEA Tuxedo ドメインとは、1 つの BEA Tuxedo コンフィギュレーション・ファイルで管理する、単一のコンピュータまたは複数のコンピュータによるネットワークを指します。

相互運用するビジネス・オペレーション

BEA Tuxedo システムの Domains 機能は、ビジネス・ドメイン間の相互運用性を実現するフレームワークを提供します。このフレームワークは、拡張された BEA Tuxedo のクライアント/サーバ型モデルに基づいています。相互運用性とは、単にドメイン間の通信を意味するだけではありません。Domains は、ローカル・ドメインのユーザからリモート・ドメインのサービスに対する要求、またはリモート・ドメインのユーザからローカル・ドメインのサービスに対する要求を透過的に処理できるため、組織内のビジネス・アプリケーション間の壁は、事実上なくなります。アプリケーション・プログラマは、ATMI インターフェイスを使用して、リモート・ドメインが提供するサービスにアクセスしたり、リモート・ドメインで実行されるサービスを定義します。

BEA Tuxedo アプリケーションは、Domains 機能を使用しつつ、ほかの管理ドメインで動作するアプリケーションと連係することができます。BEA Tuxedo システムには、異なるトランザクション処理システムを実行するドメインを含む、大規模なアプリケーションを制御するための共通のフレームワークが用意されています。

 

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