ドメイン・ゲートウェイ・グループを動的にコンフィギュレーション、監視、および調整するコマンドです。アプリケーションの実行中に BDMCONFIG ファイルを更新するには、このコマンドを使用します。このコマンドは、管理コマンドを変換するフロント・エンド・プロセスとして機能します。管理コマンドは、DMADM サーバにより宣言される一般的な管理サービス、つまり、DMADMIN サービスに要求を送信します。この結果、DMADMIN サービスは、BDMCONFIG ファイル内の情報を検証、取得、または更新する関数を呼び出します。

DMCONFIG は、マルチ・ドメイン・コンフィギュレーション用のテキスト形式のコンフィギュレーション・ファイルです。BDMCONFIG は、バイナリ形式のコンフィギュレーション・ファイルです。

dmloadcf は、DMCONFIG ファイルを読み取り、構文をチェックし、オプションでバイナリ形式の BDMCONFIG コンフィギュレーション・ファイルをロードします。

dmunloadcf は、BDMCONFIG コンフィギュレーション・ファイルをバイナリ形式からテキスト形式に変換します。

実行時に Domains のコンフィギュレーションを管理する管理サーバです。DMADM は、ゲートウェイ・グループの登録サービスを提供します。このサービスは、GWADM サーバの初期化処理で要求されます。登録サービスにより、ゲートウェイ・グループが要求するコンフィギュレーション情報がダウンロードされます。DMADM サーバは、登録済みのゲートウェイ・グループのリストを管理し、コンフィギュレーション・ファイル (BDMCONFIG) が変更されると、変更内容をリスト内のゲートウェイ・グループに伝播します。

特定のゲートウェイ・グループを実行時に管理する管理サーバです。このサーバは、DMADM サーバに登録し、対応するゲートウェイ・グループが使用するコンフィギュレーション情報を取得します。GWADM は、DMADMIN からの要求、つまり、指定したゲートウェイ・グループの実行時オプションでの統計情報や変更に対する要求を受け付けます。GWADM は、「I-am-alive」 メッセージを定期的に DMADM サーバに送信します。DMADM から応答が返されない場合、GWADM は再度登録を行います。このプロセスにより、GWADM サーバは、そのグループの Domains コンフィギュレーションに関する最新の情報を常に保持できます。

接続されたドメイン (BEA Tuxedo Domains) 内のクライアントとサーバからメッセージを受信し、転送するゲートウェイ・プロセスです。