BEA Logo BEA Tuxedo Release 8.0

  BEA ホーム  |  イベント  |  ソリューション  |  パートナ  |  製品  |  サービス  |  ダウンロード  |  ディベロッパ・センタ  |  WebSUPPORT

 

   Tuxedoホーム   |   ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス   |   先頭へ   |   前へ   |   次へ   |   目次

 


GWADM(5)

名前

GWADM-ドメイン・ゲートウェイ管理サーバ

形式

GWADM SRVGRP = "identifier" SRVID = "number" REPLYQ = "N"
CLOPT = "-A -- [-a {on | off}] [-t {on | off}]"

機能説明

ゲートウェイ管理サーバ(GWADM) は、ゲートウェイ・グループの管理機能を持つ BEA Tuxedo システム提供のサーバです。

GWADM を、UBBCONFIG ファイルの *SERVERS セクションで、特定のゲートウェイ・グループ内で動作するサーバとして定義する必要があります。すなわち、SRVGRP を 、*GROUPS セクションで指定した GRPNAME タグに設定する必要があります。SVRID も必須パラメータです。SVRID の値を指定するときは、ゲートウェイ・グループ内で使用できるゲートウェイの最大数を考慮する必要があります。

ゲートウェイ・グループごとに GWADM のインスタンスは 1 つだけ存在でき、そのインスタンスは、グループと関連付けられるゲートウェイに対して定義した MSSQ の一部であってはいけません。また、GWADM では REPLYQ 属性を N に設定する必要があります。

CLOPT オプションは、GWADM が起動されるとき渡されるコマンド行オプションの文字列です。このオプション文字列は、次のフォーマットをとります。

CLOPT="-A -- ゲートウェイ・グループ実行時パラメータ>"

次のパラメータが、ゲートウェイ・グループの実行時パラメータとして認識されます。

-a {on | off}

このオプションは、このローカル・ドメインに対する動作記録ログ機能をオフたはオンに切り替えます。デフォルトはオフです。dmadmin プログラムを使用して、ゲートウェイ・グループの稼働中にこの設定を変更できます (dmadmin(1) を参照)。

-t {on | off}

このオプションは、このローカル・ドメインに対する統計集積機能をオフまたはオンに切り替えます。デフォルトはオフです。dmadmin プログラムを使用して、ゲートウェイ・グループの稼働中にこの設定を変更できます (dmadmin(1) を参照)。

GWADM サーバをブートしてから、それに対応するゲートウェイをブートする必要があります。

移植性

GWADM は、サポートされているすべてのサーバ・プラットフォーム上で、BEA Tuxedo システム提供のサーバとしてサポートされています。

相互運用性

GWADM は、リリース 4.2.1 以降の BEA Tuxedo にインストールする必要があります。リリース 4.2.2 のゲートウェイが存在するドメイン内のほかのマシンは、リリース 4.1 以降でも構いません。

使用例

次の例は、UBBCONFIG ファイル内で管理サーバを定義する方法を示しています。この例では、GWTDOMAIN ゲートウェイ・プロセスを使用して、別の BEA Tuxedo ドメインとの接続を提供します。BEA TOP END システムとの相互運用性を提供するには、GWTOPEND ゲートウェイ・プロセスを使用してください。GWTOPEND ゲートウェイ・プロセスに関する詳細と GWTOPEND の使用例については、GWTOPEND(5) を参照してください。

# 
*GROUPS
DMADMGRP GRPNO=1
gwgrp GRPNO=2
#
*SERVERS
DMADM SRVGRP="DMADMGRP" SRVID=1001 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
GWADM SRVGRP="gwgrp" SRVID=1002 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
CLOPT="-A -- -a on -t on"
GWTDOMAIN SRVGRP="gwgrp" SRVID=1003 RQADDR="gwgrp" REPLYQ=N
RESTART=Y MIN=1 MAX=1

関連項目

dmadmin(1)tmboot(1)DMADM(5)DMCONFIG(5)GWTOPEND(5) の DMCONFIGGWTOPEND(5)servopts(5)UBBCONFIG(5)

『BEA Tuxedo アプリケーション実行時の管理』

『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』

『BEA Tuxedo Domains コンポーネント』

 

先頭へ戻る 前のトピックへ 次のトピックへ