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DMCONFIG(5)

名前

DMCONFIG-テキスト形式のドメイン・コンフィギュレーション・ファイル

機能説明

Domains コンフィギュレーションは、BEA Tuxedo ドメイン機能を利用して、通信およびサービスの共有が可能な 2 つ以上のドメイン (またはアプリケーション) のセットです。複数のドメインを接続する方法や複数のドメイン間で相互にアクセスできるサービスについては、各ドメインのドメイン・コンフィギュレーション・ファイルで定義されます。テキスト形式の Domains コンフィギュレーション・ファイルは、DMCONFIG ファイルと呼ばれます (環境変数によって、実際に使用されたファイル名は保持されます) 。

DMCONFIG ファイルは以下を定義します。

DMCONFIG ファイルは、dmloadcf(1) ユーティリティによって構文解析され、バイナリ形式のファイル BDMCONFIG にロードされます。dmadmin(1) コマンドは、BDMCONFIG (またはそのコピー) を使用して、実行時アプリケーションを監視します。

ドメイン機能を使用するマルチ・ドメイン・コンフィギュレーションで、各ドメインに 1 つの BDMCONFIG ファイルが必要です。

DMCONFIG ファイルと BDMCONFIG ファイルの関係は、BEA Tuxedoアプリケーションの定義に使用される UBBCONFIG ファイルと TUXCONFIG ファイルの関係に似ています。

DMCONFIG ファイル全体に関連する追加情報については、「DMCONFIG(5) に関する追加情報」を参照してください。

定義

BEA Tuxedo システムにおけるドメイン・アプリケーションは、環境の定義として単一の TUXCONFIG ファイル内で記述されます。BEA Tuxedo システムのアプリケーションは、ドメイン・ゲートウェイ・グループを介して、別の BEA Tuxedo システムのアプリケーションや別の TP アプリケーションと通信できます。「BEA Tuxedo システム・ドメイン」の用語では、アプリケーションと TP ドメインは同義です。

ゲートウェイ・グループは、特定のタイプの TP ドメインと共に通信サービスを提供するドメイン・ゲートウェイ・プロセスの集合です。

ドメイン・ゲートウェイは、別の TP ドメインとの間で要求と応答を中継する BEA Tuxedo システムのドメイン・プロセスです。

ローカル・ドメインは、ほかのドメインからアクセス可能なアプリケーションの一部 (サービスのセットまたはサブセット) です。ローカル・ドメインは、常にドメイン・ゲートウェイ・グループとして表されるため、これらの 2 つの用語は同義語として使用されます。

リモート・ドメインは、ゲートウェイ・グループを介してアクセスされるリモート・アプリケーションです。リモート・アプリケーションは、ほかの BEA Tuxedo システムのドメイン・アプリケーションまたはほかの TP システムで動作するアプリケーションになります。

リモート・サービスは、アプリケーションがゲートウェイ・グループを介してアクセスするリモート・ドメインのサービスです。

ローカル・サービスは、リモート・ドメインがゲートウェイ・グループを介してアクセスするローカル・ドメインのサービスです。

コンフィギュレーション・ファイルのフォーマット

ドメイン・コンフィギュレーション・ファイルの形式は、次のとおりです。

このファイルには 8 つの指定セクションがあります。使用可能なセクションは、DM_LOCAL_DOMAINSDM_REMOTE_DOMAINSDM_LOCAL_SERVICESDM_REMOTE_SERVICESDM_RESOURCESDM_ROUTINGDM_ACCESS_CONTROL、および DM_domtype です。domtypeOSITPOSITPXSNAXTDOMAIN、または TOPEND のいずれかになります。DM_LOCAL_DOMAINS セクションは、DM_REMOTE_DOMAINS セクションの前になければなりません。

注記 このリファレンス・ページでは、TDOMAIN ドメインの設定方法のみを説明します。OSITPOSITPXまたは SNAX ドメインの設定方法については、BEA eLink マニュアルを参照してください。TOP END ドメイン・ゲートウェイの設定方法については、GWTOPEND(5) の DMCONFIG および『ATMI アプリケーションでの BEA Tuxedo TOP END Domain Gateway の使用』を参照してください。

パラメータは通常、KEYWORD = value という形式で指定します。等号 (=)のいずれの側にでも、空白類 (空白またはタブ文字) を使用できます。この形式で KEYWORDvalue に設定されます。有効なキーワードは、以下の各セクションで説明します。

予約語の DEFAULT: で始まる行にはパラメータ仕様が含まれており、セクション内の以降の該当するすべての行に対して適用されます。デフォルト仕様はすべてのセクションで使用でき、同じセクション内で複数回使用できます。これらの行のフォーマットは次のとおりです。

デフォルト:[KEYWORD1 = value1 [KEYWORD2 = value2 [...]]]

この行で設定した値は、ほかの DEFAULT: 行によってリセットされるか、セクションが終わるまで有効です。これらの値は、DEFAULT:でない行のオプション・パラメータによって無効になる場合もあります。DEFAULT: でない行におけるパラメータ設定は、その行でのみ有効です。以降の行ではデフォルト設定に戻ります。DEFAULT: が行頭に表示されると、それ以前に設定されたすべてのデフォルト値はクリアされ、システムのデフォルト値に戻ります。

値が numeric の場合は、C の標準表記法を使用して基数を示します (基数 16 (16 進) の接頭辞は 0x、基数 8(8 進) の接頭辞は 0、基数 10 (10 進) には接頭辞が付きません)。数値パラメータで指定できる範囲については、各パラメータの項で説明します。

値が identifier (TYPE パラメータの TDOMAIN のように BEA Tuxedo ドメイン機能に既知の文字列値) の場合、一般的に標準 C 規則が使用されます。標準 C identifier の先頭には英字またはアンダースコア (_) を使用し、以降の識別子には英数字またはアンダースコアを使用する必要があります。識別子に使用できる最大文字数は 30 文字です (最後のヌルを除く)。

識別子を二重引用符 (") で囲む必要はありません。整数でも識別子でもない値は、二重引用符で囲む必要があります。

入力フィールドは、1 つ以上の空白 (またはタブ) 文字で区切ります。

"#" はコメントを示します。復帰改行文字でコメントを終了します。

空白行とコメントは無視されます。

コメントは任意の行の最後に自由に入力できます。

行は、復帰改行の後に最低 1 つのタブを置いて継続できます。コメントを継続することはできません。

Domains 関連の新しい用語

リリース 7.1 で、ドメイン関連の用語の一部が変更されました。Domains 用の MIB では、クラスおよび属性の新しい用語を使用して、ローカル・ドメインとリモート・ドメイン間の相互作用を説明しています。新しい用語は以前のドメイン用語より正確になっていますが、ドメイン関連のマニュアルとエラー・メッセージで新しい用語が使用されているのはこのリリースだけです。新しい用語は、DM_MIB クラス、リファレンス・ページ、エラー・メッセージ、DMCONFIG ファイル構文、および各種 DMCONFIG エラー・メッセージで使用されています。

下位互換性のため、リリース 7.1 より前に使用されていた DMCONFIG 用語と Domains 用の MIB の新しい用語との間でエイリアスが提供されています。このリリースでは、DMCONFIG は両方の用語を使用できます。詳細については、DM_MIB(5) リファレンス・ページの「Domains 関連の新しい用語」を参照してください。

DM_LOCAL_DOMAINS セクション

このセクションでは、ローカル・ドメインと関連するゲートウェイ・グループを識別します。このセクションには、各ゲートウェイ・グループ (ローカル・ドメイン) 用のエントリが必要です。各エントリでは、グループで実行中のドメイン・ゲートウェイ・プロセスに必要なパラメータを指定します。

エントリの形式は次のとおりです。

LDOM required_parameters [optional_parameters]

LDOM は、ローカル・ドメインの名前として使用する identifier です。LDOM は、特定のコンフィギュレーション内で一意な値でなければなりません。DM_LOCAL_SERVICES セクションで説明するとおり、LDOM はローカル・サービスを特定のゲートウェイ・グループに関連付ける識別子です。

以下は、必須パラメータです。

GWGRP = identifier

このローカル・ドメインを表すゲートウェイ・サーバ・グループの名前 (TUXCONFIG ファイルで指定される名前) を指定します。DOMAINID (下記参照) とゲートウェイ・サーバ・グループ名は、1 対 1の関係です。

TYPE = identifier

このパラメータを使用して、複数のローカル・ドメインをグループ化します。TYPE には、TDOMAINSNAXOSITP、または TOPEND のいずれかを指定できます。TDOMAIN は、このローカル・ドメインがほかの BEA Tuxedo システム・ドメインとのみ通信できることを示します。SNAX は、このローカル・ドメインが SNAプロトコルを介してほかの TP ドメインと通信できることを示します。OSITP または OSITPX は、このローカル・ドメインが OSI TP プロトコルを介してほかの TP ドメインと通信できることを示します。TOPEND は、このローカル・ドメインが BEA TOP END システムとのみ通信できることを示します。ドメインのタイプは、$TUXDIR/udataobj/DMTYPE ファイルで指定する必要があります。

注記 OSITPX は、BEA OSI TP 4.0 またはそれ以降のバージョンのゲートウェイであり、BEA Tuxedo 8.0 以降に接続する場合に必ず使用します。

DOMAINID = string

このパラメータを使用して、ローカル・ドメインを識別します。DOMAINID は、ローカル・ドメインとリモート・ドメインの両方に渡り、一意である必要があります。string の値には、一連の文字 ("BA.CENTRAL01" など) か、"0x" で始まる 16 進数 ("0x0002FF98C0000B9D6" など) を指定できます。DOMAINID は、30 以下のオクテットで指定する必要があります。文字列を指定する場合は、30 文字以内で指定する必要があります (最後のヌルを含む)。

オプション・パラメータは、ドメイン・ゲートウェイの操作で使用する資源と最大値/最小値を指定します。

AUDITLOG = string

このローカル・ドメインに対する動作記録ログ・ファイルの名前を指定します。動作記録ログ機能は、dmadmin(1) コマンドによって起動し、このローカル・ドメインで行われるすべての動作を記録します。動作記録ログ機能がオンになっている場合にこのパラメータが指定されていないと、環境変数 $APPDIR によって指定されたディレクトリまたは TUXCONFIG ファイルの MACHINES セクションの APPDIR キーワードで指定されるディレクトリに、DMmmddyy.LOG ファイル(mm = 月、dd = 日、yy = 年)が作成されます。

BLOCKTIME = numeric

ブロッキング・コールの最大待ち時間を指定します。この値は、TUXCONFIG ファイルで指定した SCANUNIT パラメータの乗数を設定します。SCANUNIT * BLOCKTIME の値は、SCANUNIT 以上 32,768 秒未満でなければなりません。このパラメータを指定しないと、TUXCONFIG ファイルで指定した BLOCKTIME パラメータの値がデフォルトとして使用されます。タイムアウトの発生は、関連する要求が失敗したことを示します。トランザクション内で要求が発行されると、TUXCONFIG ファイルでトランザクションに対して指定したタイムアウトが必ず使用されます。

CONNECTION_PRINCIPAL_NAME = string[0..511]

接続プリンシパル名の識別子を指定します。これは、リモート・ドメインへの接続を確立する際に、このローカル・ドメインを確認するためのプリンシパル名です。このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行している TDOMAIN ドメインにのみ適用されます。

CONNECTION_PRINCIPAL_NAME パラメータには最大 511 文字を指定できます (最後のヌル文字を除く)。このパラメータを指定しないと、接続プリンシパル名はデフォルトで、このローカル・ドメインの DOMAINID 文字列になります。

デフォルトの認証プラグインの場合、このローカル・ドメインの CONNECTION_PRINCIPAL_NAME パラメータに値を割り当てる場合、このローカル・ドメインの DOMAINIDパラメータに割り当てられる値と同じでなければなりません。これらの値が一致しないと、ローカル・ドメイン・ゲートウェイ・プロセスが起動せず、次の userlog(3c) メッセージが生成されます。

エラー:Unable to acquire credentials.

CONNECTION_POLICY = string

ローカル・ドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインに対して接続を試行するときの条件を指定します。指定可能な値は、ON_DEMANDON_STARTUPINCOMING_ONLY のいずれかです。

接続方針が ON_DEMAND の場合、クライアントがリモート・サービスを要求したとき、または管理コマンド "connect" が実行されたとき、のいずれかの場合に接続が試行されます。CONNECTION_POLICYのデフォルト設定は ON_DEMAND です。接続方針が ON_DEMAND の場合は、以前のリリース (CONNECTION_POLICY 機能が提供されていない状態) と同等の機能が働きます。つまり、接続方針が ON_DEMAND として設定されていると、再接続は行われません。

接続方針が ON_STARTUP の場合、ドメイン・ゲートウェイはゲートウェイ・サーバの初期化時にリモート・ドメインへの接続を試みます。CONNECTION_POLICYON_STARTUP に設定されていると、リモート・ドメインへの接続が確立された場合にのみリモート・サービス (ローカル・ドメイン・ゲートウェイによって宣言されたサービス) は宣言されます。つまり、リモート・ドメインとの接続が確立されていないと、リモート・サービスは中断されます。デフォルトでは、60 秒おきに、失敗した接続が再試行されるよう設定されています。再接続の間隔は変更することもできます (MAXRETRY および RETRY_INTERVAL を参照)。

接続方針が INCOMING_ONLY の場合、ドメイン・ゲートウェイは起動時にリモート・ドメインへの接続を試みません。そのため、初期のリモート・サービスは中断されています。ドメイン・ゲートウェイは、リモート・ドメインからの接続を受信したときに利用可能になります。リモート・サービスは、ローカル・ドメイン・ゲートウェイが接続を受信したときに宣言されます。INCOMING_ONLY が接続方針として設定されていると、再接続は行われません(ドメイン・タイプが OSI または SNA の場合、CONNECTION_POLICY パラメータは適用されません)。

DMTLOGDEV = string

このマシンのドメイン・トランザクション・ログ (DMTLOG) を含む BEA Tuxedo ファイル・システムを指定します。DMTLOG は、BEA Tuxedo システムの VTOC テーブルとしてデバイスに格納されます。このパラメータが指定されないと、ドメイン・ゲートウェイ・グループはトランザクション・モードで要求を処理できません。同じマシン上で動作しているローカル・ドメイン間で DMTLOGDEV ファイル・システムを共有することはできますが、各ローカル・ドメインは、DMTLOGNAME キーワード (下記参照) で指定された名前のログ (DMTLOGDEV 内のテーブル) を保持する必要があります。

DMTLOGNAME = identifier

このドメインに対するドメイン・トランザクション・ログの名前を指定します。複数のローカル・ドメイン間で DMTLOGDEV を共有する場合は、一意な名前を指定する必要があります。このパラメータが指定されない場合、デフォルトの文字列である "DMTLOG" が使用されます。名前は 30 文字以内で指定する必要があります。

DMTLOGSIZE = numeric

このマシンに対するドメイン・トランザクション・ログのサイズをページ数で指定します。0 より大きく、BEA Tuxedo ファイルシステムで使用可能な容量より小さい値を指定する必要があります。指定されない場合、デフォルトの 100 ページが設定されます。

MAXRDOM = numeric

1 つのゲートウェイに対する最大接続数を指定します。このパラメータは、ドメイン・タイプが OSITP または SNA の場合にのみ適用されます。

MAXRDTRAN = numeric

トランザクションに含めることのできるドメインの最大数を指定します。この値は 0 より大きく、32,768 未満でなければなりません。指定されない場合、デフォルトの 16 が設定されます。

MAXRETRY = {numeric | MAXLONG}

ドメイン・ゲートウェイがリモート・ドメインに対して接続を試みる回数を指定します。最小値は 0 であり、最大値は MAXLONG です。MAXLONG を指定すると、再接続処理が無限に繰り返されるか、または接続が確立されるまで繰り返されます。接続方針が ON_STARTUP の場合、MAXRETRY はデフォルトで MAXLONG に設定されます。MAXRETRY=0 を指定すると、自動再接続処理は行われません。その他の接続方針では、自動再接続処理機能は無効です。

MAXRETRY パラメータは、接続方針が ON_STARTUP の場合にのみ有効です。ドメイン・タイプが OSIまたは SNA の場合、MAXRETRY パラメータは適用できません。

MAXTRAN = numeric

このローカル・ドメイン上で同時に実行できるグローバル・トランザクションの最大数を指定します。0 以上で、TUXCONFIG ファイルで指定した MAXGTT パラメータ以下の値を指定する必要があります。このパラメータが指定されない場合、デフォルトの MAXGTT が設定されます。

MTYPE = value

このパラメータを使用して、ドメインをグループ化し、ドメイン間のメッセージの符号化と復号化を省略できるようにします。MTYPE が指定されていないと、デフォルトにより符号化や復号化が実行されます。MTYPE フィールドに設定した値がドメイン・コンフィギュレーション・ファイルの DM_LOCAL_DOMAINSDM_REMOTE_DOMAINS のセクションで共通している場合、データの符号化と復号化が省略されます。MTYPEvalue には、15 文字までの文字列値を指定できます。この値は比較のためだけに使用します。

RETRY_INTERVAL = numeric

リモート・ドメインへの自動接続が試行される間隔を秒単位で指定します。最小値は 0 であり、最大値は 2147483647 です。RETRY_INTERVAL のデフォルト値は 60 です。MAXRETRY が 0 に設定されている場合、RETRY_INTERVAL は指定できません。

接続方針が ON_STARTUP に設定されている場合のみ、RETRY_INTERVAL パラメータは有効です。その他の接続方針では、自動再接続処理機能は無効です。ドメイン・タイプが OSI または SNA の場合、RETRY_INTERVAL パラメータは適用できません。

SECURITY = value

使用するアプリケーション・セキュリティの種類を指定します。SECURITY パラメータで指定できる値は、NONEAPP_PWDM_PW の 3 つです。NONE は、セキュリティ機能を使用しないことを示します。これがデフォルトの設定です。APP_PW は、リモート・ドメインからの接続の確立時に、アプリケーション・パスワード・セキュリティを使用することを示します。アプリケーション・パスワードは、TUXCONFIG ファイルで定義しておく必要があります。DM_PW は、リモート・ドメインからの接続の確立時に、ドメイン・パスワード・セキュリティを使用することを示します。ドメイン・パスワードは、dmadmin(1) コマンドを使用して定義しておく必要があります。

SECURITY オプションは、OSITP ドメイン・タイプには適用されません。BEA Tuxedo 8.0 以上で使用される OSI TP 4.0 以上のゲートウェイのドメイン・タイプ OSITPX には、 NONE または DM_PW を使用できます。

DM_REMOTE_DOMAINS セクション

このセクションは、既知のリモート・ドメインとその特性を識別します。

エントリの形式は次のとおりです。

RDOM required_parameters [optional_parameters]

RDOM は、このコンフィギュレーションで既に使用されている各リモート・ドメインを識別する identifier 値です。RDOM は、コンフィギュレーション内で一意な値である必要があります。

以下は、必須パラメータです。

TYPE = identifier

このパラメータを使用して、リモート・ドメインをグループ化します。TYPE には、TDOMAINSNAXOSITPOSITPXまたは TOPEND のいずれかを指定できます。TDOMAIN は、このリモート・ドメインがほかの BEA Tuxedo システム・ドメインとのみ通信できることを示します。SNAX は、このドメインが SNA プロトコルを介してほかの TP ドメインと通信することを示します。OSITP または OSITPXは、このリモート・ドメインが OSITP プロトコルを介してほかの TP ドメインと通信することを示します。TOPEND は、このリモート・ドメインが BEA TOP END システムであり、TOPEND タイプのローカル・ドメインとのみ通信できることを示します。

注記 OSITPX は、BEA OSI TP 4.0 またはそれ以降のバージョンのゲートウェイであり、BEA Tuxedo 8.0 以降に接続する場合に必ず使用します。

DOMAINID = string

このパラメータを使用して、リモート・ドメインを識別します。DOMAINID は、30 以下のオクテットで指定する必要があります。文字列を指定する場合は、30 文字以内で指定する必要があります (最後のヌルを含む)。DOMAINID は、各リモート・ドメインに対して一意な識別子でなければなりません。string の値は、一連の文字か、または "0x" で始まる 16 進数で指定できます。

オプション・パラメータは、ドメイン・ゲートウェイの操作で使用する資源と最大値/最小値を指定します。

ACL_POLICY = {LOCAL | GLOBAL}

このリモート・ドメインに対するアクセス制御リスト (ACL) 方針を指定します。このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行している TDOMAIN ドメインにのみ適用されます。

LOCAL は、ローカル・ドメインがこのリモート・ドメインから受け取ったサービス要求のアイデンティティを、このリモート・ドメインの LOCAL_PRINCIPAL_NAME パラメータで指定されるプリンシパル名に変更することを意味します。GLOBAL は、ローカル・ドメインがインバウンドのサービス要求でリモート・ドメインから受け取ったクリデンシャルを使用することを意味します。リモート・ドメインからクリデンシャルを受け取っていない場合は、クリデンシャルがないままサービス要求がサービスに転送されますが、通常これは失敗します。このパラメータを指定しないと、デフォルトの LOCAL が使用されます。

このパラメータは、リモート・ドメインからのクリデンシャルをローカル・ドメインで受け付けるかどうかを制御します。このパラメータに関連するパラメータとして CREDENTIAL_POLICY があり、これはローカル・ドメインがリモート・ドメインにクリデンシャルを送信するかどうかを制御します。

CONNECTION_PRINCIPAL_NAME = string[0..511]

接続プリンシパル名の識別子を指定します。これは、ローカル・ドメインへの接続を確立する際に、このリモート・ドメインを確認するためのプリンシパル名です。このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行している TDOMAIN ドメインにのみ適用されます。

CONNECTION_PRINCIPAL_NAME パラメータには最大 511 文字を指定できます (最後のヌル文字を除く)。このパラメータを指定しないと、接続プリンシパル名はデフォルトにより、このリモート・ドメインの DOMAINID 文字列になります。

デフォルトの認証プラグインの場合、このリモート・ドメインの CONNECTION_PRINCIPAL_NAME パラメータに値を割り当てるときは、このリモート・ドメインの DOMAINID パラメータに割り当てられる値と同じでなければなりません。これらの値が一致しないと、ローカル・ドメイン・ゲートウェイとリモート・ドメイン・ゲートウェイを接続しようとしても失敗し、次の userlog(3c) メッセージが生成されます。

ERROR: Unable to initialize administration key for domain domain_name.

CREDENTIAL_POLICY={LOCAL|GLOBAL}

このリモート・ドメインのクリデンシャル方針を指定します。このパラメータは、BEA Tuxedo 8.0 以降のソフトウェアを実行する TDOMAIN ドメインにのみ適用されます。 クリデンシャル方針が LOCAL の場合、ドメインは、呼び出しに対して要求を発信したユーザのクリデンシャルをリモート・ドメインにアタッチしません。クリデンシャル方針が GLOBAL の場合は、ドメインは、呼び出しに対して要求を発信したユーザのクリデンシャルをリモート・ドメインにアタッチします。このパラメータを指定しないと、デフォルトのLOCAL が使用されます。

このパラメータは、ユーザのクリデンシャルをリモート・ドメインに送信するかどうかを制御します。このパラメータに関連するパラメータとして ACL_POLICY があり、これは送信されたクリデンシャルをドメインで受け付けるかどうかを制御します。

LOCAL_PRINCIPAL_NAME = string[0..511]

接続プリンシパル名の識別子を指定します。これは、このリモート・ドメインから受け取ったサービス要求に対してローカル・ドメインが割り当てた ID です。このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行している TDOMAIN ドメインにのみ適用されます。

LOCAL_PRINCIPAL_NAME パラメータは、このリモート・ドメインの ACL_POLICY パラメータが LOCAL に設定されている (またはデフォルトにより LOCAL が使用される) 場合のみ有効です。LOCAL_PRINCIPAL_NAME パラメータには最大 511 文字を指定できます (最後のヌル文字を除く)。このパラメータを指定しないと、ローカル・プリンシパル名はデフォルトにより、このリモート・ドメインの DOMAINID 文字列になります。

MTYPE = value

このパラメータを使用して、ドメインをグループ化し、ドメイン間のメッセージの符号化と復号化を省略できるようにします。MTYPE が指定されていないと、デフォルトにより符号化や復号化が実行されます。MTYPE フィールドに設定した値がドメイン・コンフィギュレーション・ファイルの DM_LOCAL_DOMAINSDM_REMOTE_DOMAINS のセクションで共通している場合、データの符号化と復号化が省略されます。MTYPE には、15 文字までの任意の文字列値を設定できます。この値は比較のためだけに使用します。

リモート・ドメインに関連付けられたエントリは、複数回指定できます。最初の指定 (リモート・ドメインへの接続が最初に試行されるときの接続先) は、一次アドレスとみなされます。一次エントリの NWADDR を使用してネットワーク接続が確立できない場合、2 番目のエントリに関連付けられた NWADDR が使用されます。

PRIORITY_TYPE = {LOCAL_RELATIVE | LOCAL_ABSOLUTE | GLOBAL}

INPRIORITY = number

このリモート・ドメインのメッセージの優先順位に関する処理を指定します。 このパラメータは、BEA Tuxedo 8.0 以降のソフトウェアを実行しているドメインに適用されます。 LOCAL_RELATIVE および LOCAL_ABSOLUTE パラメータは、すべてのドメイン・タイプに適用できます。 ただし、GLOBAL パラメータは TDOMAIN のドメイン・タイプにしか適用されません。

LOCAL_RELATIVE パラメータは、tpsprio 呼び出しなどによってリモート・ドメインからの要求の優先順位がローカル・ドメインに伝播されないことを意味します。INPRIORITY の値を設定すると、リモート・ドメインから受信する要求の優先順位は INPRIORITY の値を基準に設定されます。INPRIORITY の値は -99 〜 +99 です (-99 と +99 を含む)。INPRIORITY が設定されていない場合は、0 がデフォルト値になります。INPRIORITY の設定値により、サービスのデフォルトの優先順位は、 設定値の符号に応じて最大 100、最小 1 まで増減します。最も高い優先順位は 100 です。リモート・ドメインに対する要求では、要求の優先順位も一緒にリモート・ドメインに送信されます。

LOCAL_ABSOLUTE パラメータは、リモート・ドメインからの要求の優先順位がローカル・ドメインに伝播されないことを意味します。ただし、受信した要求の優先順位は、INPRIORITY の絶対値に設定されます。INPRIORITY が設定されていない場合は、デフォルト値として 50 が設定されます。INPRIORITY の値の範囲は 1 〜 100 (1 と 100 を含む) です。100 は最も高い優先順位です。リモート・ドメインへの要求の場合は、要求の優先順位が要求とともにリモート・ドメインに送信されます。

GLOBAL パラメータは、リモート・ドメインからの要求の優先順位がローカル・ドメインに伝播されることを意味します。特定のサービスに対するデフォルト値はローカルでは無視されます。INPRIORITY を設定すると、リモート・ドメインから受信する要求の優先順位は INPRIORITY の値に加算されます。受信した要求には、優先順位の合計の絶対値が設定されます。INPRIORITY の値は -99 〜 +99 です (-99 と +99 を含む)。INPRIORITY が設定されていない場合は、0 がデフォルト値になります。INPRIORITYの設定値により、サービスのデフォルトの優先順位は、 設定値の符号に応じて最大 100、最小 1 まで増減します。最も高い優先順位は 100 です。INPRIORITY を 0 に設定した場合は、リモート・ドメインから優先順位が直接受け取られます。リモート・ドメインに対する要求では、要求の優先順位も一緒にリモート・ドメインに送信されます。

特に指定がない場合は、デフォルト設定として LOCAL_RELATIVE が使用され、INPRIORITY は 0 に設定されます。

DM_TDOMAIN セクション

このセクションは、TDOMAIN タイプのドメインに必要なアドレス指定情報を定義します。リモート・ドメインからローカル・サービスへの要求がローカル・ドメイン (ゲートウェイ・グループ)で受け付けられる場合、このセクションには、ローカル・ドメインごとに 1 つのエントリがなければなりません。また、定義されたローカル・ドメインがアクセスできるリモート・ドメインごとに、1 つのエントリがなければなりません。

エントリの形式は次のとおりです。

DOM required_parameters [optional_parameters] 

DOM は、DM_LOCAL_DOMAINS セクションまたは DM_REMOTE_DOMAINS セクションで、ローカル・ドメイン (LDOM) またはリモート・ドメイン (RDOM) を識別する値です。DOM 識別子は、DM_LOCAL_DOMAINS セクションで定義した LDOM、または DM_REMOTE_DOMAINS セクションで定義した RDOM と一致していなければなりません。

以下は、必須パラメータです。

NWADDR = string

このパラメータを使用して、ローカル・ドメインまたはリモート・ドメインに関連するネットワーク・アドレスを指定します。ローカル・ドメインの場合は、NWADDR を使用して、ほかの BEA Tuxedo システム・ドメインからの接続を受け付けます。リモート・ドメインの場合は、NWADDR を使用して接続を開始します。プロセスが接続指示を受け付けるアドレスとして使用するネットワーク・アドレスを指定します。ドメイン・ゲートウェイに対する接続指示受け付けアドレスは、アプリケーションに参加しているほかのゲートウェイ・プロセスの通信手段となります。

文字列の形式が "0xhex-digits" または "\\xhex-digits" の場合、偶数の有効 16 進数桁を含める必要があります。これらの形式は、TCP/IP アドレスは含む文字配列に内部変換されます。文字列の値は次のいずれかの形式で指定します。

"//host.name:port_number"

"//#.#.#.#:port_number"

最初の形式では、gethostbyname(3c) を介してアクセスされたローカル設定ネーム解決機能を使ってアドレスが結合されるときに、hostname は TCP/IP ホスト・アドレスに解決されます。文字列 #.#.#.# はドットで区切った 10 進数の形式で、各 # は 0 から 255 までの 10 進数です。

port_number は 0 から 65535 の間の 10 進数または名前です。

注記 一部のポート番号は、システムで使用されるトランスポート・プロトコル (TCP/IP など) のために予約されていることがあります。お使いのシステムでどの番号が予約されているか (もしあれば) を調べるには、トランスポート・プロトコルのマニュアルを参照してください。

このパラメータによりローカルまたはリモート・ドメインが使用するネットワーク・アドレスを指定して、ほかの BEA Tuxedo システム・ドメインからの接続を受け付けます。文字列の形式が "0xhex-digits" の場合、偶数の有効 16 進数桁を含める必要があります。

以下は、オプション・パラメータです。

NWDEVICE = string

このパラメータは、ローカル・ドメインまたはリモート・ドメインの接続指示受け付けアドレスにバインディングするときに使用するデバイス・ファイル名を指定します。NWDEVICE パラメータは不要です。以前のバージョンでは、TLI 対応のネットワーキング機能に対しては、デバイス名に絶対パス名を指定する必要があります。

CMPLIMIT = numeric

このパラメータは、データをリモート・ドメインに送信する際に使用する圧縮しきい値を指定します。このサイズを超えるアプリケーション・バッファは圧縮されます。このパラメータのデフォルト値は 2,147,483,647 です。

MINENCRYPTBITS = {0 | 40 | 56 | 128}

このドメイン用にリンクを確立する際に必要な最小暗号化レベルを指定します。0 は暗号化を行わないことを示します。4056、および 128 は暗号化キーの長さをビット単位で指定します。ここで指定する最小レベルの暗号化が満たされない場合、リンクの確立は失敗します。デフォルト値は "0" です。

注記 リンク・レベルの暗号化の値 40 は、下位互換性のために用意されています。

MAXENCRYPTBITS = {0 | 40 | 56 | 128}

このドメイン用にリンクを確立する際に使用できる最大暗号化レベルを指定します。0 は暗号化を行わないことを示します。4056、および 128 は暗号化キーの長さをビット単位で指定します。デフォルト値は 128 です。

注記 リンク・レベルの暗号化の値 40 は、下位互換性のために用意されています。

リモート・ドメインに関連付けられたエントリは、複数回指定できます。最初の指定 (リモート・ドメインへの接続が最初に試行されるときの接続先) は、一次アドレスとみなされます。一次エントリの NWADDR を使用してネットワーク接続が確立できない場合、二次エントリに関連付けられた NWADDR が使用されます。

この TDOMAIN がローカル・ドメインの場合 (つまり、DOM が以前に指定した LDOM と一致している場合)、NWADDR は着信に対する接続指示の受け付けに使用するネットワーク・アドレスになります。二次エントリは、ローカル・ドメイン・エントリには使用できません。

この TDOMAIN エントリが二次リモート・ドメインを指す場合 (つまり、DOM が以前に指定した RDOM と一致している場合)、エントリはゲートウェイを指し、ネットワーク接続が一次エントリの NWADDR を使って確立しない時だけ使用します。二次ゲートウェイは、一次とは異なる BEA Tuxedo ドメインに属さなければなりません。しかし、二次ゲートウェイの DOMAINID は、一次ゲートウェイの DM_LOCAL_DOMAINS セクションで指定したものと同じでなければなりません。この仕組みはよく「ミラー」ゲートウェイと呼ばれます。この機能は、トランザクションや会話の際に使用しないようにしてください。また、一次ゲートウェイが使用できる時には、「ミラー」ゲートウェイの使用はお勧めできません。

DM_ACCESS_CONTROL セクション

このセクションは、ローカル・ドメインが使用するアクセス制御リストを指定します。このセクションの行は、次の形式をとります。

ACL_NAME required_parameters 

ACL_NAME はアクセス制御リストを指定するための identifier です。長さは 15 文字までです。

以下は、必須パラメータです。

ACLIST = identifier [,identifier]

ACLIST は、カンマで区切った 1 つ以上のリモート・ドメイン名 (RDOM) で構成されます。ワイルドカード文字 (*) を使用すると、DM_REMOTE_DOMAINS セクションで定義したすべてのリモート・ドメインがローカル・ドメインにアクセスできることを指定できます。

DM_LOCAL_SERVICES セクション

このセクションは、各ローカル・ドメインによってエクスポートされたサービスに関する情報を提供します。このセクションはオプションです。このセクションを指定しない場合、DM_LOCAL_DOMAINS セクションで定義したすべてのローカル・ドメインは、BEA Tuxedo システムのドメイン・アプリケーションが提供するすべてのサービスに対する要求を受け付けます。このセクションを定義することにより、リモート・ドメインから要求できるローカル・サービスのセットが制限されます。

このセクションの行の形式は、次のとおりです。

service [optional_parameters] 

service は、エクスポートされたサービスのローカル名を指定する識別子の値であり、15 文字以内で指定する必要があります。この名前は、ローカルの BEA Tuxedo システム・ドメイン・アプリケーションとともに動作する 1 つ以上のサーバによって宣言された名前に対応します。エクスポートされたサービスは、TUXCONFIG ファイルの SERVICES セクション内のエントリのサービスに対して指定された特性か、またはデフォルトの特性を継承します。継承される特性として、LOADPRIOAUTOTRANROUTINGBUFTYPETRANTIME があります。

以下は、オプション・パラメータです。

ACL = identifier

アクセス制御リスト (ACL) の名前を指定します。ローカル・ドメインはこのリストを使用して、リモート・ドメインがこのサービスに対して行う要求を制限します。ACL の名前は、DM_ACCESS_CONTROL セクションで定義します。このパラメータを指定しないと、このサービスに対する要求についてアクセス制御が実行されません。

LDOM = identifier

このサービスをエクスポートするローカル・ドメインの (識別子) 名前を指定します。このキーワードを指定しない場合、DM_LOCAL_DOMAINS セクションで定義したすべてのローカル・ドメインは、このローカル・サービスに対する要求を受け付けます。

INBUFTYPE = type[:subtype]

このサービスが受け付けるデータ・タイプのバッファ・タイプ・ネーミング・スペースを、1 つのバッファ・タイプに制限します。UDT ASE アプリケーション・コンテキストを使用する OSITP タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合は、このパラメータを定義する必要があります。このパラメータは TDOMAIN には適用されません。

OUTBUFTYPE = type[:subtype]

このサービスが返すデータ・タイプのバッファ・タイプ・ネーミング・スペースを、1 つのバッファ・タイプに制限します。UDT ASE アプリケーション・コンテキストを使用する OSITP タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合は、このパラメータを定義する必要があります。OSITP タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合は、FML バッファ・タイプを使用できません。このパラメータは TDOMAIN には適用されません。

RNAME = string

リモート・ドメインにエクスポートされるサービスの名前を指定します。リモート・ドメインはこの名前を使用して、このサービスを要求します。このパラメータを指定しないと、リモート・ドメインは任意のローカル・サービス名を使用してサービスを要求できます。

DM_REMOTE_SERVICES セクション

このセクションは、リモート・ドメイン上に「インポート」されて使用可能になったサービスに関する情報を提供します。DM_REMOTE_SERVICES セクションの行は、次の形式をとります。

service [optional_parameters] 

service は、ローカルBEA Tuxedo システム・ドメイン・アプリケーションが特定のリモート・サービスに対して使用する identifier の名前です。リモート・サービスは特定のリモート・ドメインと関連付けられています。

以下は、オプション・パラメータです。

CONV = {Y | N}

リモート・サービスが会話サービスであるかどうかを指定します。会話サービスの場合は Y を、それ以外の場合は N を指定します。デフォルトは N です。

LDOM = identifier

このリモート・サービスに要求をルーティングするローカル・ドメインの名前を指定します。このローカル・ドメインと関連付けられたゲートウェイ・グループは、この service が使用可能であることを、BEA Tuxedo システム・ドメインの掲示板で知らせます。このパラメータを指定しないと、すべてのローカル・ドメインは、このリモート・サービスに対する要求を受け付けることができ、サービス要求は同じタイプのリモート・ドメインに転送されます (後述の RDOM キーワードを参照)。

INBUFTYPE = type[:subtype]

このサービスが受け付けるデータ・タイプのバッファ・タイプ・ネーミング・スペースを、1 つのバッファ・タイプに制限します。UDT ASE アプリケーション・コンテキストを使用する OSITP タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合は、このパラメータを定義する必要があります。OSITP タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合は、FML バッファ・タイプを使用できません。このパラメータは、TDOMAIN には適用されません。

OUTBUFTYPE = type[:subtype]

このサービスが返すデータ・タイプのバッファ・タイプ・ネーミング・スペースを、1 つのバッファ・タイプに制限します。UDT ASE アプリケーション・コンテキストを使用する OSITP タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合は、このパラメータを定義する必要があります。OSITP タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合は、FML バッファ・タイプを使用できません。このパラメータは、TDOMAIN には適用されません。

RDOM = identifier1[,identifier2][,identifier3]

このサービスを実行するリモート・ドメインの名前を指定します。このパラメータとルーティング基準が指定されないと、ローカル・ドメインは、同じ種類のリモート・ドメインはどれもこのサービスの要求を受け入れるものと見なします。

引数 identifier2 および identifier3 を指定して代替のリモート・ドメインを設定したい場合は、CONNECTION_POLICY パラメータの値として ON_STARTUP を指定する必要があります。identifier2 が設定されていると、フェイルオーバーに使用されます (identifier1 に指定されたリモート・ドメインがアクセス不可能なため、identifier2 に指定されたリモート・ドメインが使用される)。同様に、identifier3 に指定された値もフェイルオーバーに使用されます (identifier1 および identifier2 に指定されたリモート・ドメインがアクセス不可能なため、identifier3 に指定されたリモート・ドメインが使用される)。

RNAME = string

リモート・ドメインが要求する実際のサービス名を指定します。このパラメータを指定しない場合、リモート・サービス名は service で指定した名前になります。

ROUTING = identifier

複数のリモート・ドメインが同じサービスを提供するとき、このパラメータを指定してあれば、ローカル・ドメインはデータ依存型ルーティングを実行できます。identifier は、このデータ依存型ルーティングで使用する基準名を指定します。このパラメータの指定がないと、このサービスに対してデータ依存型ルーティングは行われません。identifier は、15 文字までで指定しなければなりません。サービス名が同じで、異なる RDOM パラメータを指定したエントリが複数個存在する場合は、これらのすべてのエントリで同じ ROUTING パラメータを指定する必要があります。

TRANTIME = integer

このサービス用に自動的に開始されるトランザクションに対して、デフォルトのタイムアウト値を秒単位で指定します。この値は、0 以上 2147483648 未満でなければなりません。デフォルトは 30 秒です。0 を指定すると、マシンの最大タイムアウト値に設定されます。

DM_RESOURCES

このオプションのセクションでは、グローバル・ドメイン・コンフィギュレーション情報、特にユーザ指定のコンフィギュレーション・バージョン文字列を定義します。

このセクションのパラメータは、下記だけです。

VERSION = string

string は、ユーザがカレント・ドメイン・コンフィギュレーション・ファイルのバージョン番号を入力するためのフィールドです。このフィールドはソフトウェアによってチェックされません。

DM_ROUTING セクション

このセクションでは、型付きバッファである FMLFML32XMLVIEWVIEW32X_C_TYPE、および X_COMMON を使用したサービス要求のデータ依存型ルーティングに関する情報を提供します。DM_ROUTING セクションの行は、次の形式をとります。

CRITERION_NAME required_parameters

CRITERION_NAME は、サービス・エントリで指定されたルーティング・エントリの identifier の名前です。CRITERION_NAME は 15 文字以下でなければなりません。

以下のパラメータは必須です。

FIELD = identifier

ルーティング・フィールドの名前を指定します。このパラメータは 30 文字以内でなければなりません。identifier の値には次のいずれかを指定できます。FML フィールド・テーブル (FML および FML32 バッファの場合) で識別されたフィールド名、XML の要素あるいは要素属性 (XMLバッファの場合)、または FML VIEW テーブル (VIEWX_C_TYPE、あるいは X_COMMON バッファの場合) で識別されたフィールド名です。2 つの環境変数 FLDTBLDIRFIELDTBLS または FLDTBLDIR32FIELDTBLS32 を使用して、FML フィールド・テーブルを検索します。同様に、2 つの環境変数VIEWDIRVIEWFILES または VIEWDIR32VIEWFILES32 を使用して FML VIEW テーブルを検索します。FML または FML32 バッファ内のフィールドがルーティングに使用される場合は、フィールド番号は 8191 以下でなければなりません。

XML ドキュメントが要素の内容または属性に基づいてルーティングされる場合、FIELD パラメータは次の構文で定義される必要があります。

FIELD = "root_element[/child_element][/child_element][/.. .][/@attribute_name]"

FIELD の値には、ルーティングの要素または要素の属性名を指定します。root_element の値には、XML ドキュメントまたはデータグラムの要素のタイプ (または名前) あるいは要素の属性名を指定できます。この情報は、ドキュメントまたはデータグラム送信時に、データ依存型ルーティングで要素の内容または属性を識別するために使用されます。要素名と属性名を組み合わせて、最大 30 文字まで指定できます。インデックスはサポートされないので、BEA Tuxedo システムは、データ依存型ルーティングで XML バッファを処理する際に、与えられた要素タイプの最初のオカレンスだけを認識します。

XML は属性名に使用できる文字セットを厳密に定義しています。属性名は、単一文字、アンダースコア (_)、またはコロン (:) を含む文字列で、その後に 1 つ以上の名前文字が続きます。要素名と属性名はいずれも、大文字小文字を区別します。

XML についての詳細は、World Wide Web Consortium Web サイト http://www.w3c.org/XML をご覧ください。

FIELDTYPE = type

FIELD パラメータに指定されたルーティング・フィールドのフィールド・タイプを指定します。このパラメータは、XML バッファのルーティングでのみ使用します。値 type は、次のいずれかに設定できます。CHARSHORTLONGFLOATDOUBLE、または STRING です。ルーティング・フィールドのデフォルトのタイプは STRING です。

RANGES = "string"

ルーティング・フィールドの範囲、および関連するリモート・ドメイン名 (RDOM) を指定します。string は二重引用符で囲みます。string の形式は、範囲/RDOM のペアをカンマで区切って順番に並べます (後述の使用例を参照)。

範囲は、単一の値 (符号付き数値または一重引用符で囲んだ文字列)、または "lower - upper" の形式で表します。lower と upper はいずれも、符号付き数値または一重引用符で囲んだ文字列です。"lower" の値は、"upper" の値より小さくなければなりません。

文字列値に一重引用符を埋め込むには (例: O'Brien)、一重引用符の前にバックスラッシュを 2 つ入れます (例: O¥¥'Brien)。

関連する FIELD のデータ型の最小値を示すには、値 MIN を使用します。文字列と carray の最小値にはヌル文字列を指定します。文字フィールドの最小値には、0 を指定します。数値の場合、これはフィールドに格納できる最小値です。

関連する FIELD のデータ型の最大値を示すには、値 MAX を使用します。文字列と carray の最大値には、8 進数値の 255 文字の無限文字列を指定します。文字フィールドの最大値には、単一の 8 進数値の 255 文字を指定します。数値の場合は、数値としてフィールドに格納できる最大値です。したがって、"MIN - -5" は -5 以下のすべての数値を指し、"6 - MAX" は、6 以上のすべての数値を指すことになります。範囲内のメタキャラクタ "*" (ワイルドカード) は、すでにエントリとして指定した範囲では使用されなかった任意の値を示します。各エントリでは、1 つのワイルドカードによる範囲指定だけが可能です。1 つのエントリで使用できるワイルドカード範囲は 1 つだけで、最後になければなりません (その後の範囲は無視されます)。

数値ルーティング・フィールドには数値で範囲を指定し、文字列ルーティング・フィールドには、文字列で範囲を指定する必要があります。文字列で範囲を設定する場合は、文字列、carray、および文字フィールド型の値を一重引用符で囲みます。先頭に符号を付けることはできません。short 型および long 型の整数値は数字の文字列であり、オプションで先頭に正の符号または負の符号を付けることができます。浮動小数点数は、C コンパイラまたは atof() で受け入れられる形式で指定します。つまり、符号 (オプション)、数字の文字列 (オプションで小数点を追加)、e または E (オプション)、符号またはスペース (オプション)、整数という形式で指定します。

フィールド値が範囲と一致するときに、関連する RDOM 値には、要求がルーティングされるリモート・ドメインを指定します。RDOM 値に "*" を指定すると、ゲートウェイ・グループが認識する任意のリモート・ドメインに要求が送られることを示します。

範囲と RDOM のペアでは、範囲と RDOM が":"で区切られます。

XML の要素の内容および属性値は UTF-8 で符号化される必要があり、FIELDTYPE パラメータで指定されるデータ型に変換可能な場合のみルーティングに使用できます。

ルーティングに使用する際には、要素の内容に文字リファレンス、エンテイティ・リファレンス、または CDATAセクションを含むことはできません。

XML属性値は (UTF-8 で符号化される) は、属性の対象である要素が定義される場合に、ルーティングで使用されます。

BUFTYPE = "type1[:subtype1[, subtype2 .. . ]][;type2[:subtype3[, . . . ]]] . . ." 

これは、このルーティング・エントリが有効なデータ・バッファのタイプとサブタイプを示すリストです。タイプは FMLFML32XMLVIEWVIEW32X_C_TYPE、または X_COMMON でなければなりません。FMLFML32、または XML に対してはサブタイプを指定することはできず、VIEWVIEW32X_C_TYPE、および X_COMMON ではサブタイプを指定する必要があります ("*" は使用できません)。タイプとサブタイプのペアのうち、重複するものは同じルーティング基準名として指定できません。タイプ/サブタイプのペアが一意であれば、複数のルーティング・エントリに対して同じ基準名を指定することができます。このパラメータは必須です。1 つのルーティングに対して複数のバッファ・タイプを指定した場合は、それぞれのバッファ・タイプのルーティング・フィールドのデータ・タイプを同じにする必要があります。

(FML または FML32 バッファに対して) フィールド値が設定されていない場合、またはフィールド値が特定の範囲と一致しないで、ワイルドカード範囲が指定されていない場合は、リモート・サービスの実行を要求したアプリケーション・プロセスに対してエラーが返されます。

DMCONFIG(5) に関する追加情報

ファイル

BDMCONFIG 環境変数を使用して、BDMCONFIG コンフィギュレーション・ファイルを検索します。

例 1

以下は、5 つのサイトの Domains コンフィギュレーションを定義するコンフィギュレーション・ファイルの例です。この例は、Central Bank Branch と通信する 4 つの銀行支店ドメインを示しています。3 つの銀行支店は、ほかの BEA Tuxedo ドメイン内で動作します。4 つ目の支店は、別の TP ドメインの制御下で動作しています。そのドメインと Central Bank との通信には OSI TP が使用されています。この例は、Central Bank から見た Domains コンフィギュレーション・ファイルを示しています。

# CENTRAL BANK 用の BEA Tuxedo ドメイン・コンフィギュレーション・ファイル
#
#
*DM_LOCAL_DOMAINS
# <local domain name> <Gateway Group name> <domain type> <domain id> <log device>
# [<audit log>] [<blocktime>]
# [<log name>] [<log offset>] [<log size>]
# [<maxrdom>] [<maxrdtran>] [<maxtran>]
# [<maxdatalen>] [<security>]
# [<tuxconfig>] [<tuxoffset>]
#
#
DEFAULT:SECURITY = NONE

c01 GWGRP = bankg1
TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = "BA.CENTRAL01"
DMTLOGDEV = "/usr/apps/bank/DMTLOG"
DMTLOGNAME = "DMTLG_C01"

c02 GWGRP = bankg2
TYPE = OSITP
DOMAINID = "BA.CENTRAL02"
DMTLOGDEV = "/usr/apps/bank/DMTLOG"
DMTLOGNAME = "DMTLG_C02"

#
*DM_REMOTE_DOMAINS
#remote <domain name> <domain type> <domain id>
#
b01 TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = "BA.BANK01"

b02 TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = "BA.BANK02"

b03 TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = "BA.BANK03"

b04 TYPE = OSITP
DOMAINID = "BA.BANK04"

*DM_TDOMAIN
#
# <local or remote domain name> <network address> [<nwdevice>]
#
# ローカル・ネットワーク・アドレス
c01 NWADDR = "//newyork.acme.com:65432" NWDEVICE ="/dev/tcp"

# リモート・ネットワーク・アドレス
b01 NWADDR = "//192.11.109.5:1025" NWDEVICE = "/dev/tcp"
b02 NWADDR = "//dallas.acme.com:65432" NWDEVICE = "/dev/tcp"
b03 NWADDR = "//192.11.109.156:4244" NWDEVICE = "/dev/tcp"

*DM_OSITP
#
#<local or remote domain name> <apt> <aeq>
# [<aet>] [<acn>] [<apid>] [<aeid>]
# [<profile>]
#
c02 APT = "BA.CENTRAL01"
AEQ = "TUXEDO.R.4.2.1"
AET = "{1.3.15.0.3},{1}"
ACN = "XATMI"
b04 APT = "BA.BANK04"
AEQ = "TUXEDO.R.4.2.1"
AET = "{1.3.15.0.4},{1}"
ACN = "XATMI"

*DM_LOCAL_SERVICES
#<service_name> [<Local Domain name>] [<access control>] [<exported svcname>]
# [<inbuftype>] [<outbuftype>]
#
open_act ACL = branch
close_act ACL = branch
credit
debit
balance
loan LDOM = c02 ACL = loans

*DM_REMOTE_SERVICES
#<service_name> [<Remote domain name>] [<local domain name>]
# [<remote svcname>] [<routing>] [<conv>]
# [<trantime>] [<inbuftype>] [<outbuftype>]
#
tlr_add LDOM = c01 ROUTING = ACCOUNT
tlr_bal LDOM = c01 ROUTING = ACCOUNT
tlr_add RDOM = b04 LDOM = c02 RNAME ="TPSU002"
tlr_bal RDOM = b04 LDOM = c02 RNAME ="TPSU003"
tlr_bal RDOM = b02, b03 LDOM = c02
*DM_ROUTING
# <routing criteria> <field> <typed buffer> <ranges>
#
ACCOUNT FIELD = branchid BUFTYPE ="VIEW:account"
RANGES ="MIN - 1000:b01, 1001-3000:b02, *:b03"

*DM_ACCESS_CONTROL
#<acl name> <Remote domain list>
#
branch ACLIST = b01, b02, b03
loans ACLIST = b04

使用例 2

この例は、1 つの Bank Branch (BANK01) の BEA Tuxedo ドメイン・コンフィギュレーション・ファイルを示しています。

#
#BANK BRANCH 用の BEA Tuxedo ドメイン・コンフィギュレーション・ファイル
#
#
*DM_LOCAL_DOMAINS
#
b01 GWGRP = auth
TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = "BA.BANK01"
DMTLOGDEV = "/usr/apps/bank/DMTLOG"

*DM_REMOTE_DOMAINS
#
c01 TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = "BA.CENTRAL01"

*DM_TDOMAIN
#
b01 NWADDR = "//192.11.109.156:4244" NWDEVICE = "/dev/tcp"
c01 NWADDR = "//newyork.acme.com:65432" NWDEVICE ="/dev/tcp"
*DM_LOCAL_SERVICES
#
tlr_add ACL = central
tlr_bal ACL = central

*DM_REMOTE_SERVICES
#

OPA001 RNAME = "open_act"
CLA001 RNAME = "close_act"
CRD001 RNAME = "credit"
DBT001 RNAME = "debit"
BAL001 RNAME = "balance"

*DM_ACCESS_CONTROL
#
central ACLIST = c01

ネットワーク・アドレス

TDomain を実行するローカル・マシンが、TCP/IP アドレス指定機能を使用していて、アドレスは 155.2.193.18 であり、backus.company.com という名前になっていると仮定します。さらに、TDomain が要求を受け取るポート番号は 2334 であるとします。ポート番号 2334bankapp-gwtaddr という名前のネットワーク・サービス・データベースに追加されていると仮定した場合、アドレスは次のように表現されます。

//155.2.193.18:bankapp-gwtaddr
//155.2.193.18:2334
//backus.company.com:bankapp-gwtaddr
//backus.company.com:2334
0x0002091E9B02C112

上記の最後の表現は 16 進形式です。0002 は TCP/IP アドレスの先頭部分です。091E は 16 進数に変換されたポート番号 2334 です。その後にIP アドレス 155.2.193.12 の各要素が 16 進数に変換されています。つまり 1559B になり、202 になるように次々に変換されています。

関連項目

dmadmin(1)dmloadcf(1)dmunloadcf(1)tmboot(1)tmshutdown(1)DMADM(5)GWTOPEND(5) の DMCONFIGGWADM(5)GWTDOMAIN(5)

『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』

『BEA Tuxedo アプリケーション実行時の管理』

『BEA Tuxedo Domains コンポーネント』

『C 言語を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』

 

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