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dmunloadcf(1)
名前
dmunloadcf-バイナリの BDMCONFIG ドメイン・コンフィギュレーション・ファイルをアンロード
形式
dmunloadcf [-c]
機能説明
dmunloadcf は、BDMCONFIG コンフィギュレーション・ファイルをバイナリ表現からテキスト形式に変換します。この変換は、バイト配列が異なるマシン間で簡単にファイルをやり取りできるようにしたり、ファイルのコピーをコンパクトにかつ信頼性をもってバックアップするときに役立ちます。テキスト形式は、DMCONFIG(5) で説明されている形式と同じです。
dmunloadcf は、BDMCONFIG 環境変数が参照する BDMCONFIG ファイルから値を読み取り、その値を標準出力に書き込みます。
このリリースでは、dmunloadcf は、デフォルトで新しいドメイン関連の用語を使用する DMCONFIG ファイルを生成します。詳細については、「Domains 関連の新しい用語」を参照してください。以前のドメイン関連の用語を使用する DMCONFIG ファイルを生成するには、-c オプションを使用します。
Domains 関連の新しい用語
リリース 7.1 では、ドメイン関連の用語の一部が変更されています。Domains 用の MIB では、クラスおよび属性の新しい用語を使用して、ローカル・ドメインとリモート・ドメイン間の相互作用を説明しています。新しい用語は以前のドメイン用語より正確になっていますが、ドメイン関連のマニュアルとエラー・メッセージで新しい用語が使用されているのはリリース 7.1 以降だけです。新しい用語は、DM_MIB クラス、リファレンス・ページ、エラー・メッセージ、DMCONFIG ファイル構文、および各種 DMCONFIG エラー・メッセージで使用されています。詳細については、DM_MIB(5) リファレンス・ページの「Domains 関連の新しい用語」を参照してください。
下位互換性のため、リリース 7.1 より前に使用されていた DMCONFIG 用語と Domains 用の MIB の新しい用語との間でエイリアスが提供されています。このリリースでは、dmloadcf は両方の DMCONFIG 用語を使用できます。ただし、dmunloadcf は、デフォルトで新しいドメイン関連の用語を使用する DMCONFIG ファイルを生成します。以前のドメイン関連の用語を使用する DMCONFIG ファイルを生成するには、dmunloadcf の -c オプションを使用します。
移植性
dmunloadcf コマンドは、BEA Tuxedo サーバ環境がサポートされるプラットフォームで実行できます。
使用例
次の例は、/usr/tuxedo/BDMCONFIG の環境設定を、bdmconfig.backup ファイルにアンロードする方法を示しています。
BDMCONFIG=/usr/tuxedo/BDMCONFIG dmunloadcf > bdmconfig.backup
診断
dmunloadcf は、BDMCONFIG 環境変数が指すファイルが存在しているかどうか、そのファイルが BEA Tuxedo システムの有効なファイル・システムであるかどうか、そしてそのファイルに BDMCONFIG テーブルが入っているかどうかをチェックします。これらの条件が 1 つでも満たされないと、dmunloadcf はエラー・メッセージをプリントして、エラー・コード 1 で終了します。dmunloadcf が正しく完了すると、終了コード 0 で終了します。
関連項目
dmloadcf(1)、DMCONFIG(5)、GWTOPEND(5) の DMCONFIG
『BEA Tuxedo Domains コンポーネント』
『ATMI アプリケーションでの BEA Tuxedo TOP END Domain Gateway の使用』
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