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サーバのコマンド行オプションを指定する

BEA Tuxedo システムでは、サーバが要求を処理するときに使用するオプションを指定できます。これらのオプションは、servopts で定義します。これを実行すると、サーバ・プロセス用の実行時オプションがリストされます。サーバ側では、コマンド行からの情報の取得が必要な場合があります。CLOPT パラメータを使用すると、コマンド行オプションを指定して、サーバに設定されたデフォルト値を変更したり、ユーザ定義のオプションを tpsvrinit() 関数に渡すことができます。

標準の main() を使用すると、引数 -- までのオプションのセットが解析され、以降のオプションは tpsvrinit() に渡されます。CLOPT のデフォルトのオプション -A は、buildserver(1) または buildobjserver(1) によって組み込まれたすべてのサービスを宣言するようサーバに通知します。次の表は、使用可能なオプションの一部です。

オプション

目的

-o filename

標準出力を filename ファイルにリダイレクトします。

-e filename

標準エラーを filename ファイルにリダイレクトします。

-s services

サービスを宣言します。たとえば、-s x,y,z は、サービス xy、および z を宣言します。

-s x,y,z:funcname

サービス xy、および z を宣言しますが、関数 funcname を使用してこれらのサービスの要求を処理します。これは、関数名のエイリアスと呼ばれます。

-r

実行したサービスがログに記録されるようにサーバを指定します。

-v

標準出力にサービス名と関数名のリストを出力します。

このオプションは、UBBCONFIGCLOPT では使用できません。これは、サーバを手動で起動するときに使用します。


 

注記 その他の標準的な main() オプションについては、『ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス』 の servopts(5) を参照してください。

CLOPT パラメータの特性

サンプルの BANKAPP アプリケーションでは、次のようにコマンド行オプションを指定しています。

CLOPT="-A -- -T 10"

これは、サーバに対し、すべてのサービスを宣言するオプション (-A) と 10 という窓口 ID が指定されていることを示します。オペレーションが発生すると、特定の窓口のレコードは更新されます。このオプション、特に tpsvrinit() に渡されるオプションを使用する場合、システム管理者とアプリケーション・プログラマは、よく相談する必要があります。

関連項目

 

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