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CORBA リモート・クライアントの概要

この節での「リモート・クライアント」は、BEA Tuxedo CORBA サーバ・ソフトウェアがフル・インストールされていないシステムに配置された CORBA クライアント・アプリケーションを意味します。つまり、管理サーバやアプリケーション・サーバが実行されず、掲示板もないことを意味します。クライアントとアプリケーション間の通信は、すべてネットワーク経由で行われます。

クライアントのタイプは以下のとおりです。

クライアント・プロセスは、UNIX または Microsoft Windows 上で実行できます。また、クライアントは CORBA ORB インターフェイスにアクセスすることができます。ユーザは、呼び出しが背後のネットワークでどのように処理されているかを意識する必要はありません。クライアント・プロセスはシステムに登録され、ネイティブ・クライアントと同じ状態になります。

クライアントには以下の特徴があります。

注記 クライアント・プロセスは、ISH を通してネイティブ・ドメインと通信します。

CORBA リモート・クライアントが接続されたアプリケーションの例

図 12-1 は、リモート・クライアントが接続されたアプリケーションの例です。リモート・クライアントから CORBA サーバ・アプリケーションへのアクセス要求は、ネットワーク経由で ISH に送信されます。このプロセスがアプリケーション・サーバに要求を送信し、その応答をリモート・クライアントに返します。

リモート・クライアントが接続された銀行業務アプリケーション


 

リモート・クライアントからアプリケーションへの接続方法

クライアントは、既知のネットワーク・アドレスを使用して IIOP リスナ/ハンドラで ISL プロセスに接続します。この接続は、クライアントが Bootstrap オブジェクトのコンストラクタを呼び出すと開始されます。ISL プロセスは、オペレーティング・システム固有の機能を使用して、選択された ISH プロセスに直接接続を渡します。クライアント・アプリケーション側から見ると、接続は 1 つだけです。クライアント・アプリケーションは、現在 ISH プロセスに接続されていることを認識せず、また、認識する必要もありません。

 

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