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ネットワーク・タイムアウト・オプションの使用
ネットワーク・タイムアウトとは、ワークステーション・クライアントによる操作を待機する時間を指定するオプションです。ここで指定した時間を経過すると、操作に対する要求は、ネットワーク上でキャンセル (タイムアウト) されます。
ネットワーク・タイムアウトは、WSL の管理オプションである -N を使用して要求できます。-N オプションは、ネットワーク・タイムアウトを使用して、ワークステーション・クライアントのデータを受信します。
ネットワーク・タイムアウトのしくみ
ネットワーク・タイムアウト・オプションにより、ワークステーション・クライアントがネットワークからデータを受信するための BEA Tuxedo 操作を待機する期間 (秒単位) が指定されます。この期間を過ぎると、操作は失敗し、クライアントはアプリケーションから切断されます。値 0 (デフォルト) はタイムアウトが発生しないことを示します。
注記 この値を低く設定しすぎると、接続が頻繁に切断されます。
タイムアウトが発生すると、各 ATMI 関数はエラーを返します。リンクでタイムアウトが発生すると、アプリケーションに通知されます。この場合、既存のエラー・コードが使用されます。特定のエラー・コードの詳細については、tperrordetail(3c) を呼び出して参照してください。ネットワーク・タイムアウトが発生すると、未処理の操作は信頼できない状態になります。つまり、トランザクションが途中で終了したり、応答が失われたりします。アプリケーションへの接続を安全に終了するには、WSH と通信せずに、tpterm(3c) の呼び出しと同じ操作を行います。
操作が返される時点では、クライアントは BEA Tuxedo アプリケーションの一部ではなくなっています。クライアントを再度アプリケーションに参加させるには、次のどちらかの方法を使用します。
ネットワーク・タイムアウト・オプションの制限
ネットワーク・タイムアウト・オプションの設定
BEA Tuxedo アプリケーションにネットワーク・タイムアウト・オプションを指定するには、WSL CLOPT の引数に -N オプションを追加します。
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