BEA Logo BEA Tuxedo Release 8.0

  BEA ホーム  |  イベント  |  ソリューション  |  パートナ  |  製品  |  サービス  |  ダウンロード  |  ディベロッパ・センタ  |  WebSUPPORT

 

   Tuxedo ホーム   |   BEA Tuxedo アプリケーション実行時の管理   |   先頭へ   |   前へ   |   次へ   |   目次

 


トランザクションのアボートとコミット

この節では、トランザクションのアボートとコミットの方法について説明します。

トランザクションのアボート

トランザクションをアボートするには、次の手順に従います。

  1. 次のコマンドを入力します。
    aborttrans (abort) [-yes] [-g groupname] tranindex

  2. tranindex の値を決定するために、printtrans コマンド (tmadmin コマンド) を実行します。

  3. groupname が指定されると、メッセージがそのグループの TMS に送信され、そのグループのトランザクションに「アボート済み」のマークが付けられます。グループが指定されないと、メッセージはトランザクション・コーディネータの TMS に送信され、トランザクションのアボートを要求します。アボート処理を制御するには、トランザクション内のすべてのグループにアボート・メッセージを送信する必要があります。

このコマンドは、トランザクション・コーディネータのサイトが分断されているか、またはクライアントがコミットまたはアボートを呼び出す前に終了してしまった場合に便利です。タイムアウト値が大きいと、トランザクションは、アボートされるまでトランザクション・テーブルに残ります。

トランザクションのコミット

トランザクションをコミットするには、次の手順に従います。

  1. 次のコマンドを入力します。
    committrans (commit) [-yes] [-g groupname] tranindex

    注記 groupname および tranindex は必須引数です。

トランザクションがプリコミットされていないか、またはアボート済みのマークが付いている場合、操作は失敗します。トランザクションを完全にコミットするため、このメッセージはすべてのグループに送信しなければなりません。

committrans コマンドの使用上の注意

committrans コマンドの使用には注意が必要です。このコマンドは、次の 2 つの条件に合致する場合にのみ実行できます。

また、クライアントが tpcommit() でブロックされることもありますが、これはタイムアウトになります。管理コミットを実行する場合には、そのことをクライアントに必ず知らせてください。

 

先頭へ戻る 前のトピックへ 次のトピックへ