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トランザクションのアボートとコミット
この節では、トランザクションのアボートとコミットの方法について説明します。
トランザクションのアボート
トランザクションをアボートするには、次の手順に従います。
aborttrans (abort) [-yes] [-g groupname] tranindex
このコマンドは、トランザクション・コーディネータのサイトが分断されているか、またはクライアントがコミットまたはアボートを呼び出す前に終了してしまった場合に便利です。タイムアウト値が大きいと、トランザクションは、アボートされるまでトランザクション・テーブルに残ります。
トランザクションのコミット
トランザクションをコミットするには、次の手順に従います。
committrans (commit) [-yes] [-g groupname] tranindex
注記 groupname および tranindex は必須引数です。
トランザクションがプリコミットされていないか、またはアボート済みのマークが付いている場合、操作は失敗します。トランザクションを完全にコミットするため、このメッセージはすべてのグループに送信しなければなりません。
committrans コマンドの使用上の注意
committrans コマンドの使用には注意が必要です。このコマンドは、次の 2 つの条件に合致する場合にのみ実行できます。
また、クライアントが tpcommit() でブロックされることもありますが、これはタイムアウトになります。管理コミットを実行する場合には、そのことをクライアントに必ず知らせてください。
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