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トランザクション使用時における障害回復

管理対象のアプリケーションにデータベース・トランザクションが含まれる場合は、ディスク破損の障害後に回復したデータベースにアフター・イメージ・ジャーナル (AIJ) を適用する必要があります。または、この回復アクティビティのタイミングをサイトのデータベース管理者 (DBA) と調整することが必要になる可能性もあります。通常はエラーが発生すると、データベース管理ソフトウェアが自動的にトランザクションのロールバックを行います。ただしデータベース・ファイルを格納するディスクが永久的に破損した場合は、システム管理者または DBA が介入してロールフォワード・オペレーションを行うことが必要になることもあります。

データベースの一部を含むディスクが、水曜日の午後 3 時に破損したと想定します。この例では、シャドウ・ボリューム (ディスク・ミラーリング) が存在しないとします。

  1. BEA Tuxedo アプリケーションをシャットダウンします。シャットダウン方法につ いては、『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』の「アプリケーションの起動と シャットダウン」を参照してください。

  2. データベースの最新のフル・バックアップを取得し、ファイルを復元します。た とえば、先週の日曜日午前 12 時 1 分現在のデータベースのフル・バックアップ・ バージョンを復元します。

  3. 月曜日、火曜日、の順に、インクリメンタル・バックアップ・ファイルを適用し ます。たとえば、この場合は火曜日の午後 11 時までのデータベースを復元すると します。

  4. 火曜日の午後 11 時 15 分から水曜日の午後 2 時 50 分までのトランザクションを含 むトランザクション・ジャーナル・ファイル (AIJ) を適用します。

  5. データベースを再度オープンします。

  6. BEA Tuxedo アプリケーションを再起動します。

データベースのロールフォワード・プロセスの具体的な説明については、リソース・マネージャ (データベース製品) のマニュアルを参照してください。

 

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