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マルチスレッド化またはマルチコンテキスト化されたアプリケーションのトラブルシューティング

マルチスレッド化またはマルチコンテキスト化されたアプリケーションのデバッグ

シングルスレッドのアプリケーションと比較すると、マルチスレッド化されたアプリケーションのデバッグは困難です。そのため、管理者側で、マルチスレッド化されたアプリケーションの作成基準となる方針を決めておくと便利です。

マルチスレッド化されたアプリケーションでの保護モードの制限

実行中のアプリケーションが保護モードの場合、そのアプリケーションは ATMI 呼び出しが実行されたときのみ共用メモリにアタッチされます。保護モードにしておくと、BEA Tuxedo の共用メモリが不正なアプリケーション・ポインタによって誤って上書きされるのを防ぐことができます。

保護モードで実行中のマルチスレッド・アプリケーションには、アプリケーション・コードを実行するスレッドと、BEA Tuxedo の関数呼び出しにより掲示板の共用メモリにアタッチされるスレッドが混在している場合があります。したがって、ATMI 呼び出しで掲示板にアタッチされたスレッドが少なくとも 1 つあると、保護モードを実行しても、アプリケーション・コードを実行するスレッドを不正なアプリケーション・ポインタから保護できず、BEA Tuxedo の共用メモリが上書きされる場合があります。つまり、マルチスレッド化されたアプリケーションでは、保護モードの効果が制限されています。

この制限を解除する方法はありません。マルチスレッド化されたアプリケーションを実行するときは、シングルスレッドのアプリケーションのときほど、保護モードを信頼できない点に注意してください。

 

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