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分断されたネットワークの修復
この節では、ネットワーク分断の原因を見つけ、回復するためのトラブルシューティングについて説明します。1 つまたは複数のマシンから MASTER マシンにアクセスできない場合は、ネットワークが分断されています。アプリケーションの管理者は、ネットワークの分断を見つけ、回復する責任があります。
ネットワークの分断は、次のいずれかの原因で発生します。
分断されたネットワークの回復手順は、分断された原因によって異なります。
分断されたネットワークの検出
分断されたネットワークは、次のいずれかの方法で検出できます。
ULOG のチェック
ネットワークで問題が発生すると、BEA Tuxedo システムの管理サーバは ULOG へメッセージを送り始めます。ULOG がリモート・ ファイル・システム上で設定されている場合、すべてのメッセージは同じログに書き込まれます。したがって、1 つのファイルで tail(1) コマンドを実行し、画面に表示される障害メッセージを調べることができます。
ただし、リモート・ファイル・システムが、障害のあるネットワークを使用している場合、リモート・ファイル・システムが使用できない場合があります。
ULOG のエラー・メッセージの例
151804.gumby!DBBL.28446:... : ERROR:BBL は分断されました。マシン=SITE2
ネットワーク、サーバ、およびサービスに関する情報の収集
次のリストは、分断されたネットワークおよびそのネットワーク上のサーバとサービスに関する情報を収集する tmadmin セッションの例です。次の 3 つの tmadmin コマンドが実行されます。
tmadmin セッションの例
$ tmadmin
> pnw SITE2
Could not retrieve status from SITE2
> psr -m SITE1
a.out Name Queue Name Grp Name ID Rq Done Load Done Current Service
BBL 30002.00000 SITE1 0 - - ( - )
DBBL 123456 SITE1 0 121 6050 MASTERBB
simpserv 00001.00001 GROUP1 1 - - ( - )
BRIDGE 16900672 SITE1 0 - - ( DEAD )
>psc -m SITE1
Service Name Routine Name a.out Grp Name ID Machine # Done Status
------------ ------------ -------- -------- -- ------- ------------
ADJUNCTADMIN ADJUNCTADMIN BBL SITE1 0 SITE1 - PART
ADJUNCTBB ADJUNCTBB BBL SITE1 0 SITE1 - PART
TOUPPER TOUPPER simpserv GROUP1 1 SITE1 - PART
BRIDGESVCNM BRIDGESVCNM BRIDGE SITE1 1 SITE1 - PART
ネットワーク接続の回復
この節では、一時的なネットワーク障害および重大なネットワーク障害からの回復方法を説明します。
一時的なネットワーク障害からの回復
一時的なネットワーク障害は、BRIDGE によって自動的に回復され、再接続が行われるため、通常ユーザ側ではこの障害の発生はわかりません。ただし、一時的なネットワーク障害を手動で回復する必要がある場合は次の手順に従います。
rco non-partioned_node1 partioned_node2
重大なネットワーク障害からの回復
重大なネットワーク障害を回復するには、次の手順に従います。
pcl partioned_machine
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