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システムの IPC 要件の決定
システムの IPC 要件は、以下のシステム・パラメータを使用して決定します。
tmboot -c コマンドを使用すると、コンフィギュレーションの IPC に関する最低条件を表示できます。
次の表は、このようなシステム・パラメータの説明です。
IPC 資源のチューニング・パラメータ
パラメータ
説明
MAXACCESSERS
セマフォの数を指定します。
メッセージ・キューの数は、「MAXACCESSERS + 応答キューを持つサーバ数 (MSSQ セットのサーバ数 + MSSQ セット数) 」とほぼ同じです。
MAXSERVERS、MAXSERVICES、および MAXGTT
MAXSERVERS、MAXSERVICES、MAXGTT の 3 つのパラメータ、および ROUTING、GROUP、NETWORK の 3 つのセクションの全体のサイズは、共用メモリのサイズに影響します。これらのパラメータの相関関係を計算式に表そうとすると複雑になりますが、単純に tmboot -c または tmloadcf -c を実行すると、アプリケーションで最低限必要な IPC の要件を計算することができます。
キューに関連するカーネル・パラメータ
クライアントとサーバ間のバッファ・トラフィックのフローを管理するためにチューニングします。キューの最大サイズ (バイト単位) は、アプリケーションで最も大きいメッセージを処理できる大きさに設定します。通常、キューの 75 〜 85% は使用中です。この割合が低いとキューが無駄になり、割合が高いとメッセージ送信が頻繁にブロックされる原因になります。
アプリケーションが送信するメッセージに対して最大のバッファを処理できるように最大サイズを設定します。
キューの最大長 (キューに同時にとどまることができる最大メッセージ数) は、アプリケーションにおけるオペレーションに適した大きさに設定します。
キューの平均使用率と平均長を測定するには、アプリケーションをシミュレートするか、または実行します。これにより、アプリケーションの実行前にチューニング可能なパラメータを評価でき、アプリケーションの性能分析後にアプリケーションを正しくチューニングできます。
大規模なシステムでは、オペレーティング・システム・カーネルのサイズに対するパラメータ設定の効果を分析します。効果が認められない場合には、アプリケーション・プロセスの数を減らすか、またはアプリケーションをさらに多くのマシンに分散して MAXACCESSERS を減らします。
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