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アプリケーション・パラメータによる効率の向上
以下のアプリケーション・パラメータを設定すると、システムの効率を高めることができます。
MAXACCESSERS、MAXSERVERS、MAXINTERFACES、および MAXSERVICES パラメータの設定
MAXACCESSERS、MAXSERVERS、MAXINTERFACES、および MAXSERVICES の各パラメータを設定すると、セマフォと共用メモリにかかる負担が増えます。これらのパラメータを使用する前にはこの点を考慮し、システムのニーズを満たす最適な値を設定する必要があります。将来システムを移行する場合に備え、余分な資源を確保しておくことも必要です。また、システムに同時にアクセスできるクライアント数を設定できるようにしておく必要もあります。これらのパラメータには、デフォルトで IPC 資源が適度に割り当てられていますが、必要最低限の値を設定するのが賢明です。
MAXGTT、MAXBUFTYPE、および MAXBUFSTYPE パラメータの設定
デフォルト値がアプリケーションで適切かどうかを判断するには、システム内のクライアント数とそれらのクライアントがトランザクションにコミットする時間の割合を掛けた値を算出します。この値が 100 に近い場合は、MAXGTT パラメータ値を増やす必要があります。MAXGTT パラメータの値を増やすと、次のような結果になります。
アプリケーションで使用するバッファ型の数を制限するには MAXBUFTYPE パラメータを設定し、バッファのサブタイプの数を制限するには MAXBUFSTYPE パラメータを設定します。MAXBUFTYPE の現在のデフォルト値は 16 です。ユーザ定義のバッファ型を 8 つ以上作成する予定がある場合は、MAXBUFTYPE に高い数値を設定してください。このパラメータの値を特に指定しない場合は、デフォルト値が使用されます。
MAXBUFSTYPE の現在のデフォルト値は 32 です。多くの VIEW サブタイプを使用する予定がある場合は、このパラメータに高い数値を設定してください。
SANITYSCAN、BLOCKTIME、BBLQUERY、および DBBLWAIT パラメータの設定
システムが遅いプロセッサで稼動している場合 (使用率が高い場合など) 時間間隔を調整するタイミング・パラメータである SANITYCAN、BLOCKTIME、およびトランザクションのタイムアウト値を増やします。
ネットワークの動作が遅い場合は、BLOCKTIME、BBLQUERY および DBBLWAIT パラメータの値を増やします。
チューニング関連パラメータの推奨値
次の表は、アプリケーションのチューニングに使用するシステム・パラメータと推奨値です。
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