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イベント・サブスクリプション

Jolt のイベント・サブスクリプション機能では、BEA Tuxedo サービスまたは別の BEA Tuxedo クライアントからイベント通知を受信します。

イベント・サブスクリプションを設定する

BEA Tuxedo の TMUSREVT サーバを設定し、アプリケーションの UBBCONFIG ファイルを編集してください。次のリストは、UBBCONFIG ファイル内の TMUSREVT パラメータの内容を示しています。コンフィギュレーション・ファイル内のエントリの構文については、『C 言語を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』を参照してください。

UBBCONFIG ファイル

TMUSREVT        SRVGRP=EVBGRP1  SRVID=40        GRACE=3600
ENVFILE="/usr/tuxedo/bankapp/TMUSREVT.ENV"
CLOPT="-e tmusrevt.out -o tmusrevt.out -A --
-f /usr/tuxedo/bankapp/tmusrevt.dat"
SEQUENCE=11

UBBCONFIG ファイルの SERVERS セクションで、SRVGRP パラメータと SRVID パラメータを必要に応じて変更してください。

BEA Tuxedo の FML バッファまたは VIEW バッファをフィルタ処理する

フィルタ処理を行うと、サブスクリプションをカスタマイズできます。BEA Tuxedo のイベント・ブローカ、イベントのサブスクライブ方法、またはフィルタ処理に関する追加情報については、『C 言語を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』を参照してください。

BEA Tuxedo の FML バッファまたは VIEW バッファをフィルタ処理するには、BEA Tuxedo の実行時にフィールド定義ファイルが必要です。

注記 STRING バッファをフィルタ処理する場合の条件は特にありません。

バッファ型

BEA Tuxedo のバッファ型

バッファ型

説明

FML

属性と値の組み合わせ。明示的です。

VIEW

C 構造体。詳細なオフセットです。暗黙的です。

STRING

長さとオフセットは異なる値です。すべて読み取り可能です。

CARRAY

文字配列。BLOB のバイナリ・データです。クライアントとサーバ側だけが認識している情報であり、JSL 側は認識していません。

X_C_TYPE

VIEW と同じです。

X_COMMON

VIEW と同じですが、COBOL と C の両方で使用されます。

X_OCTET

CARRAY と同じです。

XML

形式の整った XML 文書です。CARRAY に似ています。


 

FML バッファの例

リストの「TMUSREVT.ENV ファイルの FIELDTBLS 変数」 は、FML バッファの使用例を示しています。FIELDTBLS 変数と FLDTBLDIR 変数を設定することにより、BEA Tuxedo で FML フィールドの定義テーブルを利用できるようになります。

my.flds ファイルのフィールドをフィルタ処理するには、次の手順に従います。

  1. my.flds ファイルを /usr/me/bankapp ディレクトリにコピーします。

  2. 次のリストに示すように、TMUSREVT.ENV ファイルの FIELDTBLS 変数に my.flds を追加します。

    TMUSREVT.ENV ファイルの FIELDTBLS 変数

    FIELDTBLS=Usysflds,bank.flds,credit.flds,event.flds,my.flds
    FLDTBLDIR=/usr/tuxedo/me/T6.2/udataobj:/usr/me/bankapp

UBBCONFIG ファイルで ENVFILE="/usr/me/bankapp/TMUSREVT.ENV" と定義されている場合 (リストの「UBBCONFIG ファイル」 を参照)、FIELDTBLSFLDTBLDIR の定義は、設定されている環境変数の代わりに TMUSREVT.ENV ファイルから取得されます。

ENVFILE="/usr/me/bankapp/TMUSREVT.ENV" の定義を削除すると、FIELDTBLSFLDTBLDIR の定義は、設定されている環境変数から取得されます。BEA Tuxedo システムを起動する前には、FIELDTBLSFLDTBLDIR の定義に適切な値が設定されていなければなりません。

イベント・サブスクリプションと BEA Jolt クラス・ライブラリの詳細については、「Jolt クラス・ライブラリを使う」を参照してください。

 

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