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Jolt リポジトリ
Jolt リポジトリには、BEA Tuxedo サービスの定義が格納されています。この定義情報により、Jolt クライアントは BEA Tuxedo サービスにアクセスすることができます。インストール時にダウンロードされる Jolt リポジトリのファイル群には、BEA Jolt で内部的に使用されるサービス定義が含まれています。アプリケーション・サービスに定義を追加する方法の詳細については、「Jolt リポジトリ・エディタを使う」を参照してください。
Jolt リポジトリを設定する
BEA Jolt リポジトリを設定するには、アプリケーションの UBBCONFIG ファイルを編集してください。UBBCONFIG ファイルは、ASCII 形式の BEA Tuxedo コンフィギュレーション・ファイルです。アプリケーションごとに別の UBBCONFIG ファイルを作成してください。コンフィギュレーション・ファイル内のエントリの構文については、BEA Tuxedo コマンド・リファレンスを参照してください。次のリストは、UBBCONFIG ファイルの一部を示しています。
UBBCONFIG ファイルの例
*GROUPS
JREPGRP GRPNO=94 LMID=SITE1
*SERVERS
JREPSVR SRVGRP=JREPGRP SRVID=98
RESTART=Y GRACE=0 CLOPT="-A -- -W -P /app/jrepository"
JREPSVR SRVGRP=JREPGRP SRVID=97
RESTART=Y RQADDR=JREPQ GRACE=0 CLOPT="-A -- -P /app/jrepository"
JREPSVR SRVGRP=JREPGRP SRVID=96
RESTART=Y RQADDR=JREPQ REPLYQ=Y GRACE=0 CLOPT="-A -- -P /app/jrepository"
注記 UNIX システムで jrepository ファイルのパスを設定する場合は、スラッシュ (/) を使用してください (例: app/repository)。Windows 2000 システムの場合は円記号 (¥) を使用し、ドライブ名を指定してください (例: c:¥app¥repository)。
次の表に従って、UBBCONFIG ファイル内のセクションを変更してください。
セクション |
指定するパラメータ |
---|---|
GROUPS |
LMID、GRPNO |
SERVERS |
SRVGRP、SRVID |
GROUPS セクション GROUPS エントリを使用して、BEA Jolt リポジトリを含むグループを設定します。グループ名のパラメータには、アプリケーション側で選択された名前が使用されます。
SERVERS セクション
Jolt リポジトリ・サーバである JREPSVR には、リポジトリにアクセスしたり、リポジトリを編集するためのサービスが格納されています。JREPSVR インスタンスが複数ある場合は、共有ファイルにより、リポジトリの情報が共有されます。UBBCONFIG ファイルの SERVERS セクションには、JREPSVR を指定してください。
注記 インストールする必要があるのは、 書き込み可能な 1 つの JREPSVR (-W フラグを指定した JREPSVR) だけです。読み取り専用に設定された複数の JREPSVR を同じホストにインストールすることもできます。
リポジトリ・ファイル
リポジトリ・ファイル jrepository は、BEA Jolt で利用可能です。このファイルには bankapp のサービスとリポジトリ・サービスが含まれています。これらのサービスは、リポジトリ・エディタを使って編集したり、テストを行ったり、削除することができます。
注記 BEA Jolt 1.x からアップグレードする場合、現在のバージョンとの互換性を保つために、バルク・ローダを使用して jrepository ファイルを作成し直す必要があります。
BEA Jolt で bankapp アプリケーションのテストを行わない場合も、インストール時に提供される jrepository ファイルから始めてください。bankapp のパッケージまたはサービスが必要でない場合は削除してください。
ファイルのパス名は、-P オプションの引数と一致していなければなりません。
警告 リポジトリ・ファイルを手動で変更しないでください。手動で変更すると、リポジトリ・エディタを使用できなくなります。jrepository ファイルの変更はどんなテキスト・エディタでも行うことができますが、BEA Jolt システムでは正当性チェック (ファイルが正しい形式かどうかを確認) は行われません。jrepository ファイルが手動で変更されたかどうかは、実行時までわかりません。その他の情報については、「Jolt リポジトリ・エディタを使う」を参照してください。
BEA Tuxedo およびリポジトリ・エディタを使用してサービスを初期化する
BEA Tuxedo および BEA Jolt リポジトリ・エディタを使用して次の手順で BEA Tuxedo サービスを定義し、クライアントが Jolt サービスを利用できるようにします。
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