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Jolt リレー・アダプタ

Jolt リレー・サーバ・アダプタ (バックエンド・リレー) は、BEA Tuxedo システム・サーバです。Jolt リレー・アダプタ (JRAD) の配置場所は、JSL サーバの接続先である BEA Tuxedo のホスト・マシン (シングル・ホスト・モード (SHM)) およびサーバ・グループでなくてもかまいません。

JRAD は、関連する JRLY とは独立して起動できます。JRAD は、起動およびシャットダウンのアクティビティを BEA Tuxedo ログ・ファイルからトラッキングします。

JRAD の設定

1 つの JRLY に接続できる JRAD プロセスは 1 つだけです。JRAD は、1 つの JSL および関連する JSH とだけ通信するように設定できます。複数の JRAD を 1 つの JSL と通信するように設定することもできます。UBBCONFIG ファイルには、BEA Tuxedo サーバ用の CLOPT パラメータを含める必要があります。リストの「UBBCONFIG ファイル内の JRAD エントリの例」 のコンフィギュレーション・ファイルの例を参照してください。

次の表では、CLOPT パラメータに関する追加情報を示します。

JRAD の CLOPT パラメータの説明

CLOPT パラメータ

説明

-l netaddr

クライアントの代わりに接続を行う JRLY をリッスンするポートを指定します。

-c netaddr

JRAD の接続先 JSL のアドレスを指定します。

-H netaddr

外部プロキシの接続指示受付アドレスを指定します。外部プロキシは、クライアントのホストで実行するプロキシです。このプロキシは、HTTP プロトコルやその他のプロトコルを処理します。プロキシの他方の側は JRLY に接続し、JRLY は、JSL/JSH に接続します。

プロキシが Jolt クライアント (特に JRLY に接続するアプレット) の代わりに動作するように、 JRAD は -H 引数をアプレットに渡し、JRLY アドレスではなくプロキシ・アドレスに接続するよう指示します。

注記 JSL の -H オプションとは異なり、JRAD の -H オプションは、ネットワーク・アドレスの変換には使用されず、アドレス・マスクとしても使用されません。

JRAD の CLOPT パラメータのアドレスは、次のいずれかの形式で指定できます。

//hostname:port
0x0002pppphhhhhhhh 

(pppp はポート番号、hhhhhhhh は 16 進数の IP アドレスを示します)

UBBCONFIG ファイル内の JRAD エントリの例

# JRAD host 200.100.100.10 listens at port 2000, connects to JSL port 8000 on the same host
JRAD    SRVGRP=JSLGRP   SRVID=60
CLOPT="-A -- -l 0x000207D0C864640A -c 0x00021f40C864640A"

ネットワーク・アドレスの設定

Jolt インターネット・リレーを設定するには、ネットワーク接続されたいくつかのコンポーネントを動作させる必要があります。設定を行う前に次の表に示す条件を確認し、情報を書き留め、間違った設定を行わないようにしてください。

Jolt インターネット・リレーのネットワーク・アドレスの設定条件

JRLY

JRAD

JSL

LISTEN:クライアントの接続先を指定します。

CONNECT:JRAD の場所を指定します。JRAD の-l パラメータと一致していなければなりません。

-l:リスナが JRLY に接続する場所を指定します。

-c:JSL の場所を指定します。JSL の-n パラメータと一致していなければなりません。

-n:JSL の場所を指定します。JRAD の-c パラメータと一致していなければなりません。



 

 

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