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パッケージとサービスを設定する

この節では、パッケージとサービスの設定に必要な手順を説明します。

作業を保存する

サービスやパラメータを作成したり編集する場合は、入力した情報を誤って失うことがないよう定期的に情報を保存することが大切です。[Edit Services] ウィンドウの [Save Service] をクリックして情報を保存しておくと、システム・エラーが発生しても情報を再入力せずに済みます。

注意: サービスのパラメータを追加したり編集する場合は、[Add] を選択してから [Edit Parameters] ウィンドウの [Back] を選択し、[Edit Service] ウィンドウに戻ってください。

[Edit Service] ウィンドウで新規サービスを追加したり、既存のサービスを変更する場合は、[Back] を選択する前に [Save Service] が選択されたことを確認してください。変更された情報が保存される前に [Back] が選択されると、画面の下のステータス行に簡単な警告メッセージが表示されます。

パッケージを追加する

サービスの新規グループを追加する必要がある場合は、サービスを追加する前に新規パッケージを作成しておく必要があります。図の「[Package Organizer] ウィンドウ」は、新規パッケージの BALANCE を [Packages] リストボックスに追加する手順を示しています。

[Package Organizer] ウィンドウ


 

パッケージを追加する手順

  1. リポジトリ・エディタの [Logon] ウィンドウの [Packages] をクリックして、 [Packages] ウィンドウを表示します。

  2. [Package Organizer] を選択すると、図の「[Package Organizer] ウィンドウ」に示す ような [Package Organizer] ウィンドウが表示されます。

    このウィンドウの詳細については、「[パッケージ・オーガナイザ] ウィンドウの説明」を参照してください。

  3. [Package Organizer] ウィンドウで [New Package] をクリックします。

    テキスト・フィールドが入力可能になります。

  4. 新規パッケージの名前 (32 文字以内) を入力し、Enter キーを押します。

    新しい名前 (前の図では BALANCE) が [Packages] リストボックス内に順不同で表示されます。

サービスを追加する

サービスは利用可能な BEA Tuxedo サービスの定義で、Jolt パッケージの一部に過ぎません。新規または既存のパッケージの一部としてサービスを作成する必要があります。

リポジトリ・エディタに入力された新しいサービス名は、入力されたとおりに登録されます。たとえば、すべて大文字で入力された名前、略語、スペルミスなども、そのまま登録されます。サービス名は 30 文字以内で指定します。

次に示すような [Edit New Services] ウィンドウを使って、新しいサービスを追加します。

[Edit Services] ウィンドウ : 新規パッケージの追加


 

サービスを追加するウィンドウの説明

次の表は、[package] ウィンドウ内のパッケージにサービスを追加するオプションの説明です。

 

オプション

説明

[Edit Services] ウィンドウのオプション

Service Name

新しいサービスの名前を Jolt リポジトリに追加します。

Input Buffer Type/Output Buffer Type

VIEW―C 構造体と 16 ビット整数フィールド。特定の構造体を持つサブタイプを含みます。X_C_TYPE と X_COMMON は同等です。X_COMMON は COBOL と C で使用されます。

VIEW32―VIEW に似ていますが、32 ビット FML フィールド ID が VIEW32 構造体要素と関連付けられている点が異なります。

CARRAY―転送時に符号化や復号化の行われない、連続したバイナリ・データ配列。ヌル文字が含まれる場合があります。X_OCTET は同等です。

XML-ウェルフォームド XML 文書です。CARRAY に似ています。

FML―各フィールドが固有の定義を持つ型。

FML32―FML に似ていますが、ID フィールドと長さフィールドの長さが 32 ビットである点が異なります。

STRING―符号化、または複号化されるヌル文字によって終了する文字配列。

Input View Name/Output View Name

入力 VIEW バッファと出力 VIEW バッファに割り当てられる一意の名前。これらのフィールドが利用できるのは、選択されたバッファ型が VIEW または VIEW32 であるときに限られます。

Export Status

Unexport
Export

サービスの現在の状態を設定するラジオ・ボタンです。ステータス ([Export] または [Unexport]) が選択されます。デフォルトのステータスは [UNEXPORT] です。

Service Level Actions

Save Service

新しく作成されたサービスをリポジトリに保存します。

Test

サービスをテストします。このコマンド・ボタンは、新規サービスが作成されるか、または既存のサービスに対して行った編集内容が保存されるまで使用できません。

Back

前のウィンドウに戻ります。

Parameter

Parameters

編集または削除するサービス・パラメータを一覧表示します。

Parameter Level Actions

New

新規パラメータをサービスに追加します。

Edit

既存のパラメータを編集する場合に使用します。このコマンド・ボタンはパラメータが選択されるまで使用できません。

Delete

パラメータを削除します。このオプションはパラメータが選択されるまで使用できません。

サービスを追加する手順

  1. リポジトリ・エディタの [Logon] ウィンドウで [Services] を選択します。

    図の「[Services] ウィンドウの例」 に示すような [Services] ウィンドウが表示されます。

  2. サービスを追加するパッケージを選択します。

    サービスを追加するパッケージを後で決める場合は、パッケージ・オーガナイザを使ってサービスを別のパッケージに移動します。(その他の情報については、「パッケージ・オーガナイザを使ってサービスをグループ化する」を参照してください。)

  3. [Services] ウィンドウで [New] を選択して、図の「[Edit Services] ウィンドウ : 新規 パッケージの追加」に示すような [Edit Services] を表示します。

  4. [Service Name] テキスト・フィールドを選択して入力可能な状態にします。

  5. 追加する新しいサービスの名前を入力します。

  6. 入力バッファ型を選択します。

    出力バッファ用のバッファ型には、入力バッファ用に選択されたバッファ型が自動的に選択されます。ただし、このバッファ型は別のバッファ型に変更することができます。

  7. [Save Service] を選択して、新規に作成したサービスを保存します。

CARRAY または STRING をサービス・バッファ型として選択する

新規サービスのバッファ型として CARRAY または STRING を選択すると、サービスのパラメータに追加できるデータ型は、CARRAY または STRING に限定されます。「パラメータを追加する」および「パラメータのデータ型として CARRAY または STRING を選択する」を参照してください。詳細については、「Jolt クラス・ライブラリを使う」を参照してください。

次の図は、STRINGをサービス SIMPAPP のバッファ型に選択した [Edit Services] ウィンドウの例です。

[Edit Services] ウィンドウ : STRING バッファ型を選択


 

パラメータを追加する

[Edit Services] ウィンドウの [Parameter level actions] で [New] をクリックすると、[Edit Parameters] ウィンドウが表示されます。次の図の機能を確認してください。このウィンドウを使って、サービスのパラメータや画面に関する情報を入力します。

[Edit Parameters] ウィンドウ : パラメータを追加する


 

パラメータを追加するウィンドウの説明

オプション

説明

Field Name

フィールド名を追加します (asset、inventory など)。

Data Type

データ型の種類を表示します。

byte―8 ビット

short―16 ビット

integer―32 ビット

float―32 ビット

double―64 ビット

string―ヌルで終了する文字配列

carray―可変長8ビット文字配列

Direction

クライアント/サーバ間での情報の流れを選択するラジオ・ボタンです。

Input―情報はクライアントからサーバに送られます。

Output―情報はサーバからクライアントに送られます。

Both―情報は、クライアントからサーバ、サーバからクライアント、の両方で送られます。

Occurrence(s)

同一のフィールド名が使われる回数。0 は、フィールド名の使用回数が制限されていないことを示します。Occurrence は、テスト画面を作成するために Jolt で使用されます。BEA Tuxedo の送信情報や検索情報を制限するためではありません。

Screen Information

このボタンはウィンドウの起動時は使用できません。

Clear

ウィンドウのフィールドをクリアします。

Change

新規パラメータが追加される間は使用できません。

Add

新規パラメータをサービスに追加します。サービスが保存されるとそのパラメータは保存されます。

Back

前のウィンドウに戻ります。


 

パラメータを追加する手順

  1. [Field Name] を選択してフィールドを入力可能にし、フィールド名を入力します。

    注記 バッファ型が FML または VIEW の場合、フィールド名は FML か VIEW の対応するパラメータのフィールド名に一致している必要があります。

  2. データ型を選択します。

  3. [input]、[output]、[both] のいずれかのラジオ・ボタンを選択して方向を指定しま す。

  4. [Occurrences] テキスト ・フィールドを選択して入力可能にしてから、オカレンス の回数を入力します。

  5. [Add] を選択して、情報を追加します。[Add] を実行してもパラメータは保存され ません。

  6. [Edit Services] ウィンドウで [Save Service] をクリックして、そのパラメータを サービスの一部として保存します。

    警告 [Back] を選択する前に [Save Service] を選択しないと、パラメータはサービスの一部として保存されません。

  7. [Back] をクリックして [Edit Services] ウィンドウに戻ります。

パラメータのデータ型として CARRAY または STRING を選択する

新規サービスのバッファ型として CARRAY または STRING が選択されると、パラメータに追加できるデータ型は、CARRAY または STRING に限定されます。

この場合、1つのパラメータしか追加できません。CARRAY バッファ型のパラメータ名には "CARRAY"、STRING バッファ型のパラメータ名には "STRING" を指定することをお勧めします。

「サービスを追加する手順」 および 「CARRAY または STRING をサービス・バッファ型として選択する」を参照してください。詳細については、「Jolt クラス・ライブラリを使う」を参照してください。

次の図は、パラメータのデータ型として String が設定された [Edit Parameters] ウィンドウの例です。[Data Type] はデフォルトで String になります。このデータ型を変更することはできません。[Field Name] には、任意の名前を指定できます。

データ型として String が設定された [Edit Parameters] ウィンドウ


 

 

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