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Jolt サーブレット・コネクティビティのサンプル

Jolt ソフトウェアには、Jolt サーブレット・クラスを使用してサーブレット・コネクティビティを解説するサンプル・アプリケーションが用意されています。次の 3 つのサンプルが用意されています。

Jolt サーブレット・クラスの使用方法を学ぶには、これらのサンプルで示されているコード例を参照してください。

サーブレット・アプリケーションのサンプルを表示するには

Jolt サンプル・アプリケーションのコードを表示するには、Jolt API クライアント・クラス (通常は、Jolt のインストール時のオプション項目) をインストールする必要があります。指定したディレクトリに Jolt API クライアント・クラスをインストールしたら、次のディレクトリにあるサンプル・アプリケーション・ファイルを選択してください。

<Installation directory>¥udataobj¥jolt¥examples¥servlet

サンプル・コードを表示するには、Microsoft のメモ帳などのテキスト・エディタを使って、サンプル・アプリケーションごとに Java ファイルを開いてください。

サンプル・アプリケーション「SimpApp」

Jolt には、simpapp というサンプル・アプリケーションがあります。simpapp は、サーブレットがどのように Servlet Connectivity for BEA Tuxedo を使用するかを示しています。simpapp では、以下のサーブレットのタスクが説明されています。

このサンプルでは、サーブレットが BEA Tuxedo に接続し、BEA Tuxedo サービスを呼び出す方法を解説しています。まず、simpapp.html ファイルを呼び出します。サーブレットは初期化時にセッション・プール・マネージャを作成します。作成されたセッション・プール・マネージャは、doPost() メソッドが呼び出されたときに、セッションを取得するために用いられます。このセッションは、ポストされた引数「SVCNAME」で指定された BEA Tuxedo サービスに接続するために使用されます。このサンプルの場合は TOUPPER サービスです。TOUPPER サービスは、引数「STRING」に指定された文字列を大文字に変換し、結果を返します。結果は、クライアントのブラウザ内に別画面で表示されます。

注記 このサンプルでは Weblogics Server が使用されます。

SimpApp の実行に必要な条件

Simpapp の実行に必要な条件は、以下のとおりです。

SimpApp のインストール

  1. Web アプリケーション・サーバに Jolt クラス・ライブラリ (jolt.jar) と Servlet Connectivity for BEA Tuxedo クラス・ライブラリ (joltjse.jar) をインストール します。Web アプリケーション・サーバによっては、必要に応じてクラス・ファ イルを解凍します。

  2. SimpAppServlet.javaをコンパイルします。標準の JDK 1.1.x classes.zip、JSDK 1.1 クラス、Jolt クラス・ライブラリ、および Servlet Connectivity for BEA Tuxedo クラス・ライブラリが classpath に含まれていることを 確認してください。
    javac -classpath 
    $(JAVA_HOME)/lib/classes.zip:$(JSDK)/lib/servlet.jar:
    	$(JOLTHOME)/jolt.jar:$(JOLTHOME)/joltjse.jar:./classes
    		-d ./classes SimpAppServlet.java

    注記 SimpAppServlet のパッケージ名は examples.jolt.servlet.simpapp です。

  3. simpapp.htmlsimpapp.properties の 2 ファイルを public HTML ディレク トリに置きます。

  4. simpapp.properties ファイルを変更します。「appaddrlist」と 「failoverlist」を正しい Jolt サーバのホストとポートに変更します。SimpApp でセ キュリティ機能が有効になっている場合は、正しい BEA Tuxedo 認証情報を指定しま す。たとえば、次のように指定します。
    	#simpapp
    	#Fri Apr 16 00:43:30 PDT 1999
    	poolname=simpapp
    	appaddrlist=//host:7000,//host:8000
    	failoverlist=//backup:9000
    	minpoolsize=1
    	maxpoolsize=3
    	userrole=tester
    	apppassword=appPass
    	username=guest
    	userpassword=myPass

  5. SimpAppServlet に「Simpapp」を登録します。詳細については、お使いの Web ア プリケーション・サーバを参照してください。BEA WebLogic Server のユーザの場 合は、config.xml ファイルの次のセクションを追加します。
    <Application
    Deployed="true"
    Name="simpapp"
    Path=".\config\mydomain\applications"
    >
    <WebAppComponent
    Name="simpapp"
    Targets="myserver"
    URI="simpapp"
    />
    </Application>

  6. 次のように入力して、SimpApp の最初のページ「simpapp.html」にアクセスしま す。

    http://mywebserver:8080/simpapp.html

サンプル・アプリケーション「BankApp」

bankapp アプリケーションは、サーブレットが PageCompiledServlet を使い、Servlet Connectivity for BEA Tuxedo を利用してどのように作成されるかを示しています。bankapp では、以下の方法を説明します。

BankApp の実行に必要な条件

BankApp の実行に必要な条件は、以下のとおりです。

BankApp のインストール

  1. Web アプリケーション・サーバに Jolt クラス・ライブラリ (jolt.jar) と Servlet Connectivity for Tuxedo クラス・ライブラリ (joltjse.jar) をインストールしま す。Web アプリケーション・サーバによっては、必要に応じてクラス・ファイル を解凍します。

  2. Web アプリケーション・サーバの public HTML ディレクトリに、HTML、 JHTML、bankapp.propertiesファイルをすべてコピーします (WebLogicの場 合は$WEBLOGIC/myserver/public_html)。
    	bankapp.properties
    	tellerForm.html
    	inquiryForm.html
    	depositForm.html
    	withdrawalForm.html
    	transferForm.html
    	InquiryServlet.jhtml
    	DepositServlet.jhtml
    	WithdrawalServlet.jhtml
    	TransferServlet.jhtml

  3. bankapp.properties ファイルを変更します。「appaddrlist」と 「failoverlist」を正しい Jolt サーバのホストとポートに変更します。BankApp でセ キュリティ機能が有効になっている場合は、正しい BEA Tuxedo 認証情報を指定します。 たとえば、次のように指定します。
    	#bankapp
    	#Fri Apr 16 00:43:30 PDT 1999
    	poolname=bankapp
    	appaddrlist=//host:8000,//host:7000
    	failoverlist=//backup:9000
    	minpoolsize=2
    	maxpoolsize=10
    	userrole=teller
    	apppassword=appPass
    	username=JaneDoe
    	userpassword=myPass

  4. 必要に応じて、お使いのサーブレット・エンジンから JHTML の自動コンパイル 機能を有効にしておきます。詳細については、お使いの Web アプリケーション・ サーバのマニュアルを参照してください。

  5. お使いのブラウザで次の URL を指定し、Servlet Connectivity for BEA Tuxedo を 使って BankApp にアクセスしてください。

    http://mywebserver:8080/tellerForm.html

サンプル・アプリケーション「Admin」

Admin サンプル・アプリケーションでは、以下のサーブレットのタスクを説明します。

Admin の実行に必要な条件

Admin の実行に必要な条件は、以下のとおりです。

Admin のインストール

  1. Web アプリケーション・サーバに Jolt クラス・ライブラリと Servlet Connectivity for BEA Tuxedo クラス・ライブラリをインストールします。

  2. すべての JHTML ファイルを public HTML ディレクトリ (WebLogic の場合は $WEBLOGIC/myserver/public_html for WebLogic) にコピーします。
    	PoolList.jhtml
    	PoolAdmin.jhtml

  3. セッション・プールの一覧を表示するには、お使いのブラウザで次の URL を指定 してください。

    http://mywebserver:8080/PoolList.jhtml

 

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