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フィールド名とフィールド識別子を定義する
フィールド識別子 (fieldid) は、typedef により FLDID (FML32 の場合は FLDID32) として定義されます。フィールド識別子は、フィールド型とフィールド番号で構成されます。フィールド番号は、フィールドを識別するための一意な番号です。
フィールド番号は、次の範囲内の番号でなければなりません。
フィールド番号 0 および対応するフィールド識別子 0 は、不正なフィールド識別子 (BADFLDID) を示すために予約されています。フィールド機能を備えた別のソフトウェアを使用して FML を操作する場合は、フィールド番号に関する別の制約が適用されることがあります。
BEA Tuxedo システムは、フィールド番号に関する以下の規則に従っています。
FML のフィールド番号 |
FML32 のフィールド番号 |
||
---|---|---|---|
予約 |
有効 |
予約 |
有効 |
1-100 |
101-8191 |
1-10,000, |
10,001-30,000,000 |
BEA Tuxedo システムでは予約されている番号の使用を強制的に制限していませんが、アプリケーションでは予約番号を使用しないようにしてください。
フィールド識別子とフィールド名のマッピング情報は、フィールド・テーブル・ファイルまたはフィールド・ヘッダ・ファイルに取り込まれます。フィールド・テーブル・ファイルを使用する場合は、この後で説明するマッピング関数を使用して C プログラム内のフィールド名の参照を変換する必要があります。フィールド・ヘッダ・ファイルを使用すると、プログラムのコンパイル時に C プリプロセッサ (UNIX リファレンス・マニュアルの cpp(1) を参照) によってフィールド名からフィールド識別子へのマッピングが行われます。
フィールド・テーブルにアクセスするための関数およびプログラムでは、FLDTBLDIR 環境変数および FIELDTBLS 環境変数を使用して、使用するソース・ディレクトリとフィールド・テーブル・ファイルを指定します。(FML32 で使用される環境変数は、FLDTBLDIR32 および FIELDTBLS32 です) 。環境変数の設定方法については、「FML および VIEWS の環境設定」を参照してください。
複数のフィールド・テーブルを使用すると、複数のフィールド・グループに対して別々のディレクトリやファイルを設定できます。ただし、フィールド名およびフィールド番号は、すべてのフィールド・テーブルを通して一意でなければなりません。フィールド・テーブルが C ヘッダ・ファイルに変換されて同じフィールド番号が複数回発生すると、予測できない結果が発生する可能性があるためです。
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