![]() |
![]() |
|
|
フィールド・テーブルをロードする
Fldid() を最初に呼び出すと、フィールド・テーブル・ファイルがロードされ、必要な検索が実行されます。フィールド・テーブル・ファイルは、その後もロードされたまま残ります。Fldid() が成功すると、引数に対応したフィールド識別子が返されます。失敗すると、Ferror に FBADNAME が設定され、BADFLDID が返されます(FML32 の場合は Ferror32 が設定されます)。
Fldid() でロードしたフィールド・テーブルが占有するデータ領域を回復するには、Fnmid_unload() 関数を呼び出してファイルをすべてアンロードする必要があります。
Fname() 関数は、Fldid() と同じように動作しますが、処理の内容は、フィールド識別子からフィールド名へのマッピングです。ロード対象のフィールド・テーブルは、Fldid( ) と同じ環境変数を使用して指定しますが、別のマッピング・テーブルのセットが生成されます。Fname() が成功すると、fldid 引数に指定された名前を含む文字列へのポインタが返されます。失敗すると NULL が返されます。
注記 ポインタは、テーブルがロードされている限り有効です。
Fldid() のエラーは、フィールド・テーブルが見つからないかまたはオープンできない (FFTOPEN)、フィールド・テーブルの構文が間違っている (FFTSYNTAX)、フィールド・テーブル内にノーヒット条件が存在する (FBADFLD)、などが原因で発生します。Fname() で作成したマッピング・テーブルが占有するテーブル領域は、Fidnm_unload() 関数を呼び出して回復できます。
実行時のマッピングを使用するマッピング関数およびその他の FML 関数には、FIELDTBLS 環境変数および FLDTBLDIR 環境変数を正しく設定しておく必要があります。これらの環境変数が設定されていない場合は、デフォルト値が使用されます。これらの環境変数のデフォルト値については、「FML および VIEWS の環境設定」を参照してください。
関連項目
![]() |
![]() |
![]() |
|
Copyright © 2001 BEA Systems, Inc. All rights reserved.
|