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ネーミング
BEA Tuxedo システムでは、サービス名、メッセージ・キュー名、イベント名の 3 つのネーミング・デバイスが使用されています。名前には、任意の単語または英数字の文字列を使用できます。ただし、ピリオド「.」で始まる文字列は使用できません。管理サーバでも BEA Tuxedo システムの同じインフラストラクチャが使用されるため、システム・リソースとアプリケーション・リソースは明確に区別する必要があります。
ネーミング・サービス
サービスに名前を付けると、あるアプリケーション・コンポーネントが別のコンポーネントをその名前から見つけられるようになります。名前には、単純な単語 (「deposit」など) や英数字の文字列 (「deposit2」など」) を使用できます。名前は、アプリケーションの規模、およびアプリケーション・コンポーネント間の全体的な関係のマッピイングに基づいて選択します。これらのマッピングまたはサービスは、アプリケーション・コンポーネントを記載した電話帳のページに似ています。
BEA Tuxedo システムのサーバをアクティブにすると、掲示板 (MIB の動的な部分) によって、そのサーバのサービス名が宣言されます。サービス名はサーバの物理アドレスと対応付けられているので、要求をサーバにルーティングできます。プログラマがアプリケーションで使用する名前は、完全に位置透過的です。クライアント・プログラムがサービスを名前で要求すると、BEA Tuxedo システムは掲示板でその名前のレジストリを調べます。名前のレジストリには、文字列の名前 (TICKET など) をマシン名に変換するために必要な情報と、そのサービスを宣言しているサーバの物理アドレスが定義されています。BEA Tuxedo システムでは、これらを使用して要求を該当するサーバに送信します。
名前によるサービスの検索
サービスの宣言 BEA Tuxedo システムでは、2 種類の管理サーバを使って、掲示板上の情報をアプリケーション内のすべてのアクティブなマシンに配布します。
イベントのネーミング
BEA Tuxedo システムでは、パブリッシュ・アンド・サブスクライブのメカニズムが提供されています。クライアントおよびサーバは、特定のイベントが発生したときに警告 (またはメッセージ) を受信するための要求を動的に登録したり削除できます。ほかのクライアントおよびサーバは、アプリケーションで発生したユーザ定義のイベントまたはシステム・イベントをポストします。クライアントまたはサーバが特定のイベントに関する通知が必要なくなった場合、該当するサブスクリプションを取り消すことができます。
関連項目
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