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メッセージの優先順位付け
優先順位によって、サーバがキューからサービス要求を取り出す順序が決定されます。優先順位は、クライアントによって個々のサービスに割り当てられます。1 〜 100 までの値が使用され、100 が最も高い優先順位です。
すべてのサービスには、優先順位の初期値として 50 が割り当てられます。サーバの優先順位の初期値は、アプリケーションのコンフィギュレーション時に変更できます。サービスを定義した後、これらのサービスに適切な優先順位を割り当てることができます。たとえば、ビジネス上の優先順位が比較的高いサービスに優先順位 70 を設定すると、このサービスはこれよりも低い優先順位 50 のサービスよりも先にキューから取り出されます。次の例では、サーバが A (優先順位 50)、B (優先順位 50)、および C (優先順位 70) というサービスを提供しています。
メッセージの優先順位付け
C の優先順位が高いため、サービス C に対する要求は、常に A または B に対する要求よりも先にキューから取り出されます。A および B に対する要求は、同じ優先順位になります。この機能は、アプリケーションで要求の緊急度や重要度が異なる場合に使用すると有用です。 「枯渇防止策」は、優先順位の低いメッセージがキューでいつまでも待ち続けるのを防ぐためのメカニズムです。この方法では、優先順位に関係なく、10 個単位のメッセージの 10 番目にあるものが FIFO (先入れ先出し) の順序でキューから取り出されます。先頭から 9 番目までのメッセージは、優先順位に従って取り出されます。
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