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アプリケーション・キュー管理

キュー処理を使用すると、1 つ以上のキューにアクセスして通信を行うアプリケーションをプログラミングできます。キューは位置透過的であり、プログラミングに関する変更を行わずに、管理者はあるマシンから別のマシンにキューを移動できます。

MIB は、キュー・デバイス、キュー・スペース、(アプリケーションによって必要とされる) キュー、およびキュー・スペースへのメッセージの登録と取り出しを行う BEA Tuxedo システムのサーバから構成されます。管理者は、BEA Administration Console またはコマンド行ユーティリティを使用して、MIB にキュー・スペース、キュー、および管理サーバを定義することができます。

qmadmin を使用したアプリケーション・キューの管理

コマンド行ユーティリティ qmadmin を使用すると、コンフィギュレーション内のアプリケーション・キューに関するあらゆる管理機能を実行できます。つまり、キューを格納する汎用デバイス・リスト (UDL) およびボリューム一覧 (VTOC) の設定、キュー・デバイスでのキュー・スペースの定義などを行うことができるようになります。また、qmadmin ではファイル・システムの操作が可能です。いくつかのランタイム監視機能を使用して、キュー内のメッセージ数、メッセージ中のヘッダ数を確認できます。また、キューまたはキュー内のメッセージの属性を変更したり、キュー内のメッセージを削除したり、デバイスのサイズを変更することもできます。1 つのアプリケーションで、複数のアプリケーション・キュー・デバイスを設定し、複数のマシン上でアプリケーション・キューを実行できます。各マシンにはそれぞれ専用のキュー・デバイスがあり、qmadmin を実行して、各マシン上の特定のアプリケーション・キュー・デバイスを監視したり管理することができます。

ユーティリティ

機能説明

qmadmin

メッセージ・キューの作成、検査、および変更を行います。キュー・スペースのための汎用デバイス・リストが存在する (または存在することになる) デバイス (ファイル) 名は、コマンド行引数として指定することも、環境変数 QMCONFIG を介して指定することもできます。この両方で指定された場合には、コマンド・オプションが使用されます。


 

tmconfig を使用したコンフィギュレーションの変更

tmconfig コマンドを使用すると、アプリケーションの実行中に、TUXCONFIG ファイルとそれに対応付けられたエンティティの参照や変更を行ったり、新しいコンポーネント (マシンやサーバなど) を追加することができます。

コンフィギュレーション・ファイル (MASTER マシン上の TUXCONFIG) を変更すると、tmconfig コマンドは次の処理を行います。

注記 コンフィギュレーション・パラメータの指定方法、指定可能な値の範囲、および検証については、『BEA Tuxedo コマンド・リファレンス』、および 『ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス』 の tmconfig、wtmconfig(1)TM_MIB(5)を参照してください。

 

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