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環境を設定する

統合開発環境で BEA Tuxedo ATMI アプリケーションをビルドするには、使用する環境内で次の基本的なパラメータを設定しておく必要があります。

これらの情報を設定するには、msdev の GUI 画面で、[BuildTuxedo project_name] ダイアログ・ボックスを表示します。

ビルド・タイプ、ヘッダ・ファイル、およびファイル名を指定する

ビルド・タイプ、ヘッダ・ファイル、およびファイル名を指定するには、次の手順に従います。

  1. [project_name] ダイアログ・ボックスの [Build] タブをクリックします。

    [Build] ページ


     

  2. [Build Types] フィールドの下矢印をクリックし、次のどちらかを選択します。

  3. [Header File] フィールドに、「stdafx.h」と入力します。

  4. [File Name] フィールドに、BuildTuxedo によって生成および管理される C また は C++ ファイルの名前を入力します。

BuildTuxedo でヘッダ・ファイルを使用する

BuildTuxedo は、現在の BEA Tuxedo ATMI プロジェクトを正しく作成するために必要な pragma 文をヘッダ・ファイルに追加します。BuildTuxedo は、[Build] ページの [Header File] フィールドに指定されたファイルがあるときはこれを開きます。指定されたファイルがないときは、このファイルを作成します。次の行で始まり、

//Begin Tuxedo Section*****DO NOT EDIT***** 

次の行で終わるセクションは、

//End Tuxedo Section

ヘッダ・ファイルで pragma 文が書き込まれる部分です。この部分は、BuildTuxedo によって管理されます。このセクションが見つからない場合、BuildTuxedo はヘッダ・ファイルの最後にこのセクションを付加します。これ以外のファイル内のテキストは変更されないため、ヘッダ・ファイルには「stdafx.h」という名前を指定できます。

注記 新しいプロジェクトを作成して [OK] または [Apply] を選択した場合は、MSDEV の [Insert] メニューの [Files into Project] を選択する必要があります。次に、BuildTuxedo が生成したファイルを現在のプロジェクトに追加します。この操作は、新しいプロジェクトの場合、または C/C++ 出力ファイルの名前を変更するときにのみ実行します。

関数名とサービス名を指定する

関数名とサービス名を指定するには、[Services] タブを選択します。次の図は、[Services] ページを示しています。

[Service] ページ


 

ここでは、サービス・ディスパッチ・テーブルの管理に使用される 2 つの一覧が表示されています。

注記 表を上または下にスクロール表示したいときは、矢印キーを使用します。

通常、サービスと、そのサービスを実行する関数には同じ名前を付けます。たとえば、関数 x は サービス x を実行します。ただし、実行するサービスとは異なる名前が付いた関数もあります。たとえば、関数 abc が、xy、および z の 3 つのサービスを実行する場合があります。また、実行時までサービス名が分からない場合もあります。

サーバを構築するときは、サービスに関連する関数を指定する必要があります。サービスに関連する関数には、サービス、プロトタイプ、C リンク、無効な戻り値、および TPSVCINFO ポインタ・パラメータを 1 つ指定する必要があります。サービス名をマッピングする関数を指定するには、この関数を [Function Name] 一覧に追加しておく必要があります。この情報は、サービス・ディスパッチ・テーブルに必要です。

注記 buildserver(1) コマンドを使用する場合は、-s オプションを指定すると、この情報が提供されます。-s オプションの詳細については、『C 言語を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』 または 『COBOL を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』 を参照してください。

[Function Names] に名前を追加または編集するには、次の手順に従います。

  1. [Services] フォルダ内で、次のいずれかの操作を選択します。

    目的

    操作

    項目の追加

    1. [New] アイコン (左上が点滅している破線ボックスのアイコン) をクリックします。

    2. [Insert] をクリックするか、または一覧内にある点線で囲ま れたボックスを選択します。

    3. 新しい関数の名前を入力します。

    既存の名前の変更

    名前を強調表示し、上書きします。

    名前の削除

    一覧内にある、削除対象の名前を強調表示し、[X] アイコン または [Delete] をクリックします。


     

  2. 操作が完了したら、[OK] をクリックするか [Enter] を押して変更を保存し、終了 します変更内容を保存しないで終了する場合は、Esc キーまたは Tab キーをク リックします。

リソース・マネージャを指定する

リソース・マネージャを指定するには、次の手順に従います。

  1. [BuildTuxedo] メニューの [Resources] タブを選択して、次の図のような [Resources] ページを表示します。

    [Resources] ページ


     

  2. [Tuxedo Resource Manager] フィールドに、アプリケーション用のリソース・マ ネージャのパス名全体を入力します。

注記 [Tuxedo Resource Manager] フィールドには、システムで利用可能な BEA Tuxedo のリソース・マネージャの一覧が用意されています。これらのリソース・マネージャは、%TUXDIR%¥udataobj¥RM ファイルで定義されています。定義済みのファイルがない場合は、デフォルトの「NONE」が表示されます。

 

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