![]() |
![]() |
|
|
環境を設定する
統合開発環境で BEA Tuxedo ATMI アプリケーションをビルドするには、使用する環境内で次の基本的なパラメータを設定しておく必要があります。
これらの情報を設定するには、msdev の GUI 画面で、[BuildTuxedo project_name] ダイアログ・ボックスを表示します。
ビルド・タイプ、ヘッダ・ファイル、およびファイル名を指定する
ビルド・タイプ、ヘッダ・ファイル、およびファイル名を指定するには、次の手順に従います。
[Build] ページ
注記 Windows 98 のユーザが選択できるのは、ワークステーション・クライアントのみです。
ビルド・タイプ |
必要な操作 |
---|---|
Server |
[Initialization]、[Cleanup]、および [Entry Point] フィールドに情報を入力します。手順 3 に進みます。 |
Native Client or Workstation Client |
手順 3 に進みます。 |
BuildTuxedo でヘッダ・ファイルを使用する
BuildTuxedo は、現在の BEA Tuxedo ATMI プロジェクトを正しく作成するために必要な pragma 文をヘッダ・ファイルに追加します。BuildTuxedo は、[Build] ページの [Header File] フィールドに指定されたファイルがあるときはこれを開きます。指定されたファイルがないときは、このファイルを作成します。次の行で始まり、
//Begin Tuxedo Section*****DO NOT EDIT*****
次の行で終わるセクションは、
//End Tuxedo Section
ヘッダ・ファイルで pragma 文が書き込まれる部分です。この部分は、BuildTuxedo によって管理されます。このセクションが見つからない場合、BuildTuxedo はヘッダ・ファイルの最後にこのセクションを付加します。これ以外のファイル内のテキストは変更されないため、ヘッダ・ファイルには「stdafx.h」という名前を指定できます。
注記 新しいプロジェクトを作成して [OK] または [Apply] を選択した場合は、MSDEV の [Insert] メニューの [Files into Project] を選択する必要があります。次に、BuildTuxedo が生成したファイルを現在のプロジェクトに追加します。この操作は、新しいプロジェクトの場合、または C/C++ 出力ファイルの名前を変更するときにのみ実行します。
関数名とサービス名を指定する
関数名とサービス名を指定するには、[Services] タブを選択します。次の図は、[Services] ページを示しています。
[Service] ページ
ここでは、サービス・ディスパッチ・テーブルの管理に使用される 2 つの一覧が表示されています。
注記 表を上または下にスクロール表示したいときは、矢印キーを使用します。
通常、サービスと、そのサービスを実行する関数には同じ名前を付けます。たとえば、関数 x は サービス x を実行します。ただし、実行するサービスとは異なる名前が付いた関数もあります。たとえば、関数 abc が、x、y、および z の 3 つのサービスを実行する場合があります。また、実行時までサービス名が分からない場合もあります。
サーバを構築するときは、サービスに関連する関数を指定する必要があります。サービスに関連する関数には、サービス、プロトタイプ、C リンク、無効な戻り値、および TPSVCINFO ポインタ・パラメータを 1 つ指定する必要があります。サービス名をマッピングする関数を指定するには、この関数を [Function Name] 一覧に追加しておく必要があります。この情報は、サービス・ディスパッチ・テーブルに必要です。
注記 buildserver(1) コマンドを使用する場合は、-s オプションを指定すると、この情報が提供されます。-s オプションの詳細については、『C 言語を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』 または 『COBOL を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』 を参照してください。
[Function Names] に名前を追加または編集するには、次の手順に従います。
目的 |
操作 |
---|---|
項目の追加 |
|
既存の名前の変更 |
名前を強調表示し、上書きします。 |
名前の削除 |
一覧内にある、削除対象の名前を強調表示し、[X] アイコン または [Delete] をクリックします。 |
リソース・マネージャを指定する
リソース・マネージャを指定するには、次の手順に従います。
[Resources] ページ
注記 [Tuxedo Resource Manager] フィールドには、システムで利用可能な BEA Tuxedo のリソース・マネージャの一覧が用意されています。これらのリソース・マネージャは、%TUXDIR%¥udataobj¥RM ファイルで定義されています。定義済みのファイルがない場合は、デフォルトの「NONE」が表示されます。
![]() |
![]() |
![]() |
|
Copyright © 2001 BEA Systems, Inc. All rights reserved.
|