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C 言語のデータ型に相当する COBOL 言語のデータ型の定義

次の表は、C 言語のデータ型に相当する COBOL 言語の各データ型を示しています。

C 言語のデータ型に相当する COBOL 言語のデータ型

C 言語のデータ型

相当する COBOL 言語のデータ型

float

COMP-1

double

COMP-2

long

S9(9) COMP-51

short

S9(4) COMP-51

dec_t

COBOL COMP-3 パック 10 進フィールド

1

COMP-5 は、MicroFocus COBOL の使用のために提供されており、COBOL の整数型フィールドを対応する C フィールドのデータ形式と一致させます。 VS COBOL II のデータ型は COMP です。

記憶域を効率よく使用するために、COBOL ではパック 10 進数がサポートされています。パック 10 進数では、2 桁の 10 進数が 1 バイトにパックされ、下位バイトに符号が格納されます。パック 10 進数の長さは 1 〜 9 バイトで、1 〜 17 桁の数字と符号を格納できます。

dec_t フィールドは VIEW に定義されています。サイズは、カンマで区切った 2 つの値で指定されます。最初の値は、COBOL で 10 進数が占める総バイト数を示します。2 番目の値は、COBOL での小数点以下の桁数を示します。次の式を使用すると、dec_t フィールドを COBOL 宣言に変換できます。

dec_t(m, n) => S9(2*m-(n+1),n)COMP-3

たとえば、VIEW でサイズが 6,4 と指定されている場合、小数点以下の桁数は 4 桁、整数部分は 7 桁になり、最後のハーフ・バイトに符号が格納されます。COBOL アプリケーションのプログラマは、これを 9(7)V9(4) と定義します。V は小数点を表します。FML では dec_t 型はサポートされていません。FML に依存した VIEW を使用する場合は、VIEW ファイルで各フィールドを C 言語の型にマップする必要があります。たとえば、パック 10 進数は FML の文字列フィールドにマップでき、マッピング関数を使用して形式を変換できます。

 

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