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環境変数の設定

アプリケーション管理者は、最初にアプリケーションの実行環境を定義する変数を設定します。これらの環境変数を設定するには、UBBCONFIG ファイルの MACHINES セクションで ENVFILE パラメータに値を指定します。詳細については、『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』を参照してください。

アプリケーションのクライアント・ルーチンとサーバ・ルーチンに対して、既存の環境変数を更新したり、新しい変数を作成することができます。次の表は、よく使用される環境変数を示しています。変数は機能別に分類されています。

プログラミング関連の環境変数

関数

環境変数

定義内容

使用先

グローバル

TUXDIR

BEA Tuxedo システムのバイナリ・ファイルの場所。

BEA Tuxedo アプリケーション・プログラム

コンフィギュレーション

TUXCONFIG

BEA Tuxedo コンフィギュレーション・ファイルの場所。

BEA Tuxedo アプリケーション・プログラム

コンパイル

ALTCC1

COBOL コンパイラを呼び出すコマンド。デフォルト値は cobcc です。

builclient() -C pb および buildserver() -C pb コマンド

ALTCFLAGS1

COBOL コンパイラに渡すリンクのフラグ。このフラグは必須ではありません。

builclient() -C pb および buildserver() -C pb コマンド

COBOPT

コンパイルのコマンド行で使用する引数。

builclient() -C pb および buildserver() -C pb コマンド

COBCPY

コンパイラで使用される COBOL COPY の各ファイルが置かれたディレクトリ。

builclient() -C および buildserver() -C pb コマンド

データ圧縮

TMCMPPRFM

圧縮レベル (1 〜 9)。

データ圧縮を行う BEA Tuxedo アプリケーション・プログラム

ロード・バランシング

TMNETLOAD

リモート・キューの負荷値に加算される数値。この値を指定すると、リモート・キューに実際より多くの作業負荷があるように設定できます。その結果、ロード・バランシングが有効になっていても、ローカル要求がリモート・キューよりローカル・キューに送られるようになります。

ロード・バランシングを実行する BEA Tuxedo アプリケーション・プログラム

レコード管理

FIELDTBLS または FIELDTBLS32

FML および FML32 型付きレコードのフィールド・テーブル・ファイル名のカンマ区切りのリスト。FML VIEW 型のみで必要です。

FML 型付きレコード、FML32 型付きレコード、および FML VIEW

FLDTBLDIR または FLDTBLDIR32

FML および FML32 のフィールド・テーブル・ファイルが検索されるディレクトリのコロン区切りのリスト。Windows 2000 では、セミコロンで区切られます。

FML 型付きレコード、FML32 型付きレコード、および FML VIEW

VIEWFILES または VIEWFILES32

VIEW および VIEW32 型付きレコードで使用できるファイル名のカンマ区切りのリスト。

VIEW 型付きレコード、VIEW32 型付きレコード、

VIEWDIR または VIEWDIR32

VIEW および VIEW32 ファイルが検索されるディレクトリのコロン区切りのリスト。Windows 2000 では、セミコロンで区切られます。

VIEW 型付きレコード、VIEW32 型付きレコード、

1

Windows 2000 システムでは、ALTCC および ALTCFLAGS 環境変数は使用できません。これらの変数を設定すると、予想外の結果が生じます。まず COBOL コンパイラを使用してアプリケーションをコンパイルし、次に生成されたオブジェクト・ファイルを buildclient または buildserver コマンドに渡す必要があります。

UNIX 環境では、環境変数 PATH$TUXDIR/bin を追加して、アプリケーションが BEA Tuxedo システムのコマンドに対する実行可能ファイルを見つけられるようにします。環境設定の詳細については、『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』を参照してください。

関連項目

 

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