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型付きレコードのエラー

プロセスに対する要求または応答が不明なタイプのレコードで送信された場合、型付きレコードのエラーが返されます。要求データ・レコードの送信先のサービスでレコード・タイプが認識されない場合、TPCALL および TPACALL 呼び出しは TPEITYPE を返します。

プロセスで認識されるレコード・タイプは、コンフィギュレーション・ファイルとプロセスにリンクされている BEA Tuxedo システム・ライブラリの両方で識別されるものです。これらのライブラリは、プロセスで認識される型付きレコードを識別するデータ構造体を定義および初期化します。プロセスごとにライブラリを作成するか、またはレコード・タイプが定義されたアプリケーション固有のファイルのコピーをアプリケーションで用意することができます。アプリケーションでは、レコード・タイプ・スイッチと呼ばれるレコード・タイプ・データ構造体をプロセスごとに設定できます。詳細については、『ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス』 の tuxtypes(5) およびtypesw(5) を参照してください。

呼び出し元で認識されないか、または使用できないレコードで応答メッセージが送信されると、TPCALL および TPGETRPLY 呼び出しは TPEOTYPE を返します。呼び出し元で使用できないレコードの場合、そのレコード・タイプはタイプ・スイッチに含まれています。ただし、返されたタイプは応答の受信用に割り当てられたレコードと一致せず、また呼び出し元は異なるレコード・タイプを使用することはできません。呼び出し元は、TPNOCHANGE を設定して、このような状況を示します。その場合、厳密なタイプ・チェックが行われ、違反が見つかると TPEOTYPE が返されます。デフォルトでは、緩やかなタイプ・チェックが行われます。その場合、呼び出し元で認識される限り、最初に割り当てられたタイプ以外のレコード・タイプが返されることもあります。応答の送信では、応答レコードは呼び出し元で認識できるものでなければなりません。また、厳密なタイプ・チェックが指定されている場合は、それに従う必要があります。

 

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