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システム・エラー

BEA Tuxedo システムでは、TP-STATUS IN TPSTATUS-REC を使用して、ルーチンが失敗した場合にプロセスに情報が渡されます。すべての ATMI 呼び出しは、TP-STATUS にエラーの内容を示す値を設定します。サービス・ルーチンを終了させるために使用する TPRETURNTPFORWAR など、呼び出し元に戻らない関数の場合、成功か失敗かを確認する唯一の方法は要求元の TP-STATUS 変数です。

APPL-RETURN-CODE は、ユーザ定義の条件だけを通知します。APPL-RETURN-CODE には、TPRETURN 時に APPL-CODE IN TPSVCRET-REC の値が設定されます。TPRETURN エラーまたはトランザクション・タイムアウトが発生しない限り、APPL-RETURN-CODE IN TPSTATUS-REC の値に関係なく、APPL-RETURN-CODE に値が設定されます。

TP-STATUS に返されるコードは、エラーの種類を示します。次の表は、そのエラーの種類を示しています。

TP-STATUS エラーの種類

エラーの種類

TP-STATUS の値

アボート

TPEABORT2

BEA Tuxedo システム 1

TPESYSTEM

通信ハンドル

TPELIMITTPEBADDESC

会話

TPEVENT

複製操作

TPEMATCH

一般的な通信

TPESVCFAILTPESVCERRTPEBLOCK、および TPGOTSIG

ヒューリスティックな判断

TPEHAZARD2 TPEHEURISTIC2

無効な引数 1

TPEINVAL

MIB

TPEMIB

エントリなし

TPENOENT

オペレーティング・システム 1

TPEOS

パーミッション

TPEPERM

プロトコル1

TPEPROTO

キューへの登録、取り出し

TPEDIAGNOSTIC

リリース間の互換性

TPERELEASE

リソース・マネージャ

TPERMERR

タイムアウト

TPETIME

トランザクション

TPETRAN2

型付きレコードの不一致

TPEITYPETPEOTYPE

1

TP-STATUS で返される値によって失敗が通知されるすべての ATMI 呼び出しに適用されます。

2

このエラーの詳細については、「致命的なトランザクション・エラー」 を参照してください。

脚注 1 にあるように、TP-STATUS によって通知される 4 種類のエラーは、すべての ATMI 関数で発生するエラーです。それ以外のエラーの種類は、特定の ATMI 呼び出しだけで発生します。以下に、一部のエラーの種類について詳しく説明します。

 

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