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通信ハンドルのエラー
通信ハンドルのエラーは、通信ハンドルの数が上限値を超えている場合、または無効な値を参照している場合に発生します。非同期呼び出しや会話型呼び出しでは、未処理の通信ハンドルの数が上限値を超えると、TPELIMIT が返されます。操作に対して無効な通信ハンドルの値が指定されている場合は、TPEBADDESC が返されます。
通信ハンドルのエラーが発生するのは、非同期呼び出しまたは会話型呼び出しを行った場合だけです。同期呼び出しでは、呼び出し記述子は使用されません。非同期呼び出しでは、通信ハンドルを使用して対応する要求に応答が対応付けられます。会話型送受信用のルーチンは、通信ハンドルを使用して接続を識別します。つまり、接続を開始する呼び出しでは、通信ハンドルを使用できることが大切です。
通信ハンドルのエラーのトラブル・シューティングは、アプリケーション・レベルで特定のエラーを調べて行います。
上限値に関するエラー
システムでは、コンテキスト (または BEA Tuxedo アプリケーションへの対応付け) ごとに未処理の通信ハンドル (応答) を 50 個まで使用できます。この上限値はシステムで定義されているので、アプリケーションで再定義することはできません。
会話型接続を同時に行う場合の通信ハンドルに関する制限は、応答時の制限ほど厳しくありません。上限値は、アプリケーション管理者がコンフィギュレーション・ファイルに定義します。アプリケーションが実行中ではない場合、管理者はコンフィギュレーション・ファイルの RESOURCES セクションの MAXCONV パラメータを変更できます。アプリケーションが実行中の場合も、MACHINES セクションは動的に変更できます。詳細については、『BEA Tuxedo コマンド・リファレンス』 の tmconfig、wtmconfig(1) を参照してください。
無効な記述子によるエラー
通信ハンドルは無効になることがあります。無効な通信ハンドルが参照されると、次の場合に TP-STATUS にエラーが返されます。
通信ハンドルが無効になるのは、以下のような場合です。
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