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Microsoft Windows のバインディング

以下に、COBOL 言語を使用して Microsoft Windows プラットフォーム上で BEA Tuxedo アプリケーションを開発する場合に、クライアント・プログラムを作成してビルドする方法、ACCEPT/DISPLAY クライアントをビルドする方法、ネットワークの動作をブロックする方法、そしてネットワーク環境を復元する方法について説明します。

クライアント・プログラムの作成

プログラム固有のすべての ATMI 呼び出しを使用することができます。

クライアント・プログラムのビルド

ATMI を呼び出す COBOL のソース・コードをコンパイルするには、LITLINK オプションを指定して、COBOL コンパイラを使用する必要があります。ワークステーション・クライアントのオブジェクト・ファイルをリンクするには、buildclient(1) コマンドを使用します。コマンドの構文はわかりやすいものですが、その使い方は使用しているコンパイラによって異なります。

次のコード例は、buildclient コマンドの使用方法を示しています。

Windows プラットフォームでの buildclient の実行

COBCPY=C:¥TUXEDO¥COBINC
COBDIR=C:¥COBOL¥LBR;C:¥COBOL¥EXEDLL
PATH=C:¥COBOL¥EXEDLL;...
TUXDIR=C:¥tuxedo
LIB=C:¥NET¥TOOLKIT¥LIB;C:¥MSVC¥LIB;C:¥TUXEDO¥LIB;C:¥COBOL¥LIB
buildclient -C -o EMP.EXE -f EMP -f "/NOD/NOI/NOE/CO/SE:300" -l WLIBSOCK
For Windows NT:
buildclient -C -o EMP.EXE  -f empobj

次の表は、前述のコード例で使用されている buildclient コマンドのオプションを示しています。

Windows プラットフォーム用 buildclient コマンドのオプション

オプション

機能説明

-o name

作成している実行ファイルの名前。デフォルトは client.exe です。

-f firstfiles

BEA Tuxedo ライブラリの前にインクルードされる 1 つ以上のオブジェクト・ファイル。-f を使用して、コンパイラまたはリンカにオプションを渡すことができます。複数のファイル名を指定するには、-f の後に各ファイル名を入力します。その場合、各ファイル名はスペースで区切り、そのファイル・リストをまとめて二重引用符で囲みます。または、コマンド行に -f オプションを複数回指定して、複数のファイル名を指定することもできます。

-l libfiles

BEA Tuxedo ライブラリの後にインクルードされるライブラリ。複数のファイル名を指定するには、各ファイル名を入力します。その場合、各ファイル名はスペースで区切り、そのファイル・リストをまとめて二重引用符で囲みます。または、コマンド行に -l オプションを複数回指定して、複数のファイル名を指定することもできます。

ACCEPT/DISPLAY クライアントのビルド

次のコード例は、CSIMPAPP などの ACCEPT/DISPLAY アプリケーションに対する実行可能クライアントをビルドする方法を示しています。

ACCEPT/DISPLAY クライアントのビルド

a) compile the COBOL module and create a file.obj
cobol file.cbl omf(obj) litlink;
b) use the following link statement
link FILE+cblwinaf,,,\
wcobatmi+cobws+wtuxws+ \
lcobol+lcoboldw+cobw+cobfp87w+ \
wlibsock,FILE.def /nod/noe;
For Windows NT the link statement is:
cbllink -oEMP.exe EMP.obj \
cobws.lib ncobatmi.lib wtuxws32.lib \
libcmt.lib user32.lib

 

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