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FML 型バッファ
FML 型バッファを使用するには、次の手順に従います。
FML 関数は、フィールド化バッファから C 構造体への変換、またその逆の変換など、型付きバッファを操作する場合に使用します。これらの関数を使用すると、データ構造やデータの格納状態がわからなくても、データ値にアクセスしたり更新できます。FML 関数の詳細については、『BEA Tuxedo FML リファレンス』を参照してください。
FML 型バッファの環境変数の設定
アプリケーション・プログラムで FML 型バッファを使用するには、次の環境変数を設定する必要があります。
FML 型バッファの環境変数
フィールド・テーブル・ファイルの作成 FML 型バッファや FML 依存型 VIEW を使用する場合は、常にフィールド・テーブル・ファイルが必要です。フィールド・テーブル・ファイルは、FML 型バッファのフィールドの論理名をそのフィールドを一意に識別する文字列にマッピングします。 FML フィールド・テーブルの各フィールドは、次の形式で定義します。 次の表は、FML フィールド・テーブルに指定する必要がある FML フィールドを示しています。 フィールド・テーブル・ファイルのフィールド
$ /* FML 構造体 */
*base value
name number type flags comments
すべてのフィールドは省略可能です。また、複数個使用できます。 次のコード例は、FML 依存型 VIEW の例で使用されるフィールド・テーブル・ファイルを示しています。 FML VIEW のフィールド・テーブル・ファイル FML ヘッダ・ファイルの作成 クライアント・プログラムやサービス・サブルーチンで FML 型バッファを使用するには、FML ヘッダ・ファイルを作成して、アプリケーションの #include 文にそのヘッダ・ファイルを指定する必要があります。 フィールド・テーブル・ファイルから FML ヘッダ・ファイルを作成するには、mkfldhdr(1) コマンドを使用します。たとえば、myview.flds.h というファイルを作成するには、次のコマンドを入力します。 FML32 型バッファの場合は、mkfldhdr32 コマンドを使用します。 次のコード例は、mkfldhdr コマンドによって作成される myview.flds.h ヘッダ・ファイルを示しています。 myview.flds.h ヘッダ・ファイル アプリケーションの #include 文に新しいヘッダ・ファイルを指定します。ヘッダ・ファイルがインクルードされると、シンボリック名でフィールドを参照できるようになります。 関連項目# name number type flags comments
FLOAT1 110 float - -
DOUBLE1 111 double - -
LONG1 112 long - -
SHORT1 113 short - -
INT1 114 long - -
DEC1 115 string - -
CHAR1 116 char - -
STRING1 117 string - -
CARRAY1 118 carray - -mkfldhdr myview.flds
/* fname fldid */
/* ----- ----- */
#define FLOAT1 ((FLDID)24686) /* 番号:110 タイプ:float */
#define DOUBLE1 ((FLDID)32879) /* 番号:111 タイプ:double */
#define LONG1 ((FLDID)8304) /* 番号:112 タイプ:long */
#define SHORT1 ((FLDID)113) /* 番号:113 タイプ:short */
#define INT1 ((FLDID)8306) /* 番号:114 タイプ:long */
#define DEC1 ((FLDID)41075) /* 番号:115 タイプ:string */
#define CHAR1 ((FLDID)16500) /* 番号:116 タイプ:char */
#define STRING1 ((FLDID)41077) /* 番号:117 タイプ:string */
#define CARRAY1 ((FLDID)49270) /* 番号:118 タイプ:carray */
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