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トランザクション・タイムアウト
「トランザクション・エラー」 で説明したように、BEA Tuxedo アプリケーションでは、ブロッキング・タイムアウトとトランザクション・タイムアウトの 2 種類のタイムアウトが発生します。以下の節では、各種のプログラミング機能へのトランザクション・タイムアウトの影響について説明します。タイムアウトの詳細については、「トランザクション・エラー」を参照してください。
tpcommit() 関数への影響
tpcommit() を呼び出した後でタイムアウトが発生した場合、トランザクションはどのような状態になるでしょうか。トランザクションがタイムアウトになり、そのトランザクションがアボートされたことがシステムで認識されると、システムは tperrno(5) に TPEABORT を設定して、そのような状況の発生を通知します。トランザクションの状態が不明な場合は、エラー・コードに TPETIME を設定します。
トランザクションの状態が明確ではない場合、リソース・マネージャに問い合わせる必要があります。まず、トランザクションによって行われた変更が適用されたかどうかを確認します。これにより、トランザクションがコミットされたか、またはアボートされたかを判断できます。
TPNOTRAN フラグへの影響
トランザクション・モードのプロセスで、flags 引数に TPNOTRAN を設定して通信呼び出しを行うと、呼び出されたサービスは現在のトランザクションに参加できません。サービス要求の成功や失敗は、トランザクションの結果に影響しません。トランザクションは、サービスから応答が返されるのを待つ間にタイムアウトになる場合もあります。これは、そのサービスがトランザションに参加しているかどうかには関係ありません。
TPNOTRAN フラグの使用方法の詳細については、「tpreturn( ) および tpforward( ) 関数」 を参照してください。
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