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tuxgetenv(3c)
名前
tuxgetenv()-環境名に対して値を返す
形式
#include <atmi.h>
char *tuxgetenv(char *name)
機能説明
tuxgetenv() は、環境リストから name=value という形式の文字列を探し、その文字列が見つかった場合に、現在の環境内の value を指すポインタを返します。文字列が見つからなかった場合は、NULL ポインタを返します。
この関数は、BEA Tuxedo ATMI システムがサポートされる、異なるプラットフォーム間で使用する環境変数に対して、移植可能なインターフェイスを提供します。プラットフォームには、通常は環境変数を持たないプラットフォームも含まれます。
tuxgetenv は大文字と小文字を区別することに注意してください。
マルチスレッドのアプリケーション中のスレッドは、TPINVALIDCONTEXT を含め、どのコンテキスト状態で実行していても、tuxgetenv() の呼び出しを発行できます。
戻り値
文字列のポインタが存在する場合、tuxgetenv() はそのポインタを返します。ポインタが存在しない場合、tuxgetenv() はヌル・ポインタを返します。
移植性
MS Windows では、この関数によって、アプリケーションとダイナミック・リンク・ライブラリとの間で環境変数を共有できるようになります。BEA Tuxedo ATMI/WS DLL は、付加された各アプリケーションの環境コピーを保持します。この関係付けられた環境およびコンテキスト情報は、tpterm() が Windows アプリケーションから呼び出されると無効になります。環境変数の値は、アプリケーション・プログラムが tpterm() を呼び出した後で変更できます。
DOS、Windows、OS/2、および NetWare 環境では、大文字の変数名を使用することをお勧めします(tuxreadenv() はすべての環境変数名を大文字に変換します)。
関連項目
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