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txrpt(1)
名前
txrpt-BEA Tuxedo ATMI システム・サーバ/サービス・レポート・プログラム
形式
txrpt [-t] [-n names] [-d mm/dd] [-s time] [-e time]
機能説明
txrpt は BEA Tuxedo ATMI システム・サーバの標準エラー出力を分析して、そのサーバ内でのサービス処理時間の要約を示します。その報告は、扱われた時間においてディスパッチされた回数および各サービスの平均所要時間 (秒) を示します。txrpt はその入力を標準入力または入力として切り換えられた標準エラー出力ファイルからの入力を読み込みます。標準エラー出力ファイルは、servopts(5) の選択肢の中から -r オプションを使って呼び出されたサーバによって作成されます。-e servopts オプションを付けて指定することにより、ファイルに名前を付けることができます。複数のファイルを、txrpt 用に 1 つの入力ストリームに連結することができます。txrpt の各オプションには、次の意味があります。
txrpt が生成するレポートは 1 日単位のものです。入力ファイルに複数日のレコードがある場合、-d オプションは、レポートする日付を制御します。
注意事項
サーバが txrpt を介して分析統計情報を収集する場合、ULOGDEBUG 変数を "y" には設定しないようにしてください。ファイル内のデバッグ・メッセージを txrpt が間違って解釈してしまいます。
使用例
次に示すコマンド行を実行します。
txrpt -nSVC1 -d10/15 -s11:01 -e14:18 newr
作成されるレポートは次のようになります。
START AFTER: Thu Oct 15 11:01:00 1992
END BEFORE: Thu Oct 15 14:18:00 1992
SERVICE SUMMARY REPORT
SVCNAME 11a-12n 13p-14p 14p-15p TOTALS
Num/Avg Num/Avg Num/Avg Num/Avg
------ -------- -------- -------- -------
SVC1 2/0.25 3/0.25 1/0.96 6/0.37
------- ------- ------- ------- -------
TOTALS 2/0.25 3/0.25 1/0.96 6/0.37
上記の例は、SVC1 が指定された時間内に全部で6回要求されたことを示しています。要求を処理する時間は、平均 0.37 秒でした。
関連項目
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