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BEA Tuxedo レジストリの設定
1 つ以上のセキュリティ機能をカスタマイズして ATMI アプリケーションに組み込む場合、アプリケーション管理者は BEA Tuxedo レジストリについて知っておく必要があります。一方、デフォルトのセキュリティ機能だけを ATMI アプリケーションに組み込む場合は、BEA Tuxedo レジストリを変更する必要はありません。
BEA Tuxedo レジストリは、プラグイン・モジュールに関連する情報を格納しておくディスク・ベースのリポジトリです。このレジストリには、デフォルトのセキュリティ・プラグインに関する登録情報が最初に格納されています。
BEA Tuxedo レジストリの目的
BEA のほとんどのミドルウェア製品では、セキュリティなどのコア・サービスのセットで構成される、共通のトランザクション処理のインフラストラクチャ (TP インフラストラクチャ) が使用されています。ATMI アプリケーションでは、適切に定義されたインターフェイスを介して TP インフラストラクチャを使用できます。これらのインターフェイスを使って独自のサービス・コード・モジュールであるプラグイン・モジュール (プラグイン) をロードし、リンクすることにより、アプリケーション管理者は、TP インフラストラクチャのデフォルトの動作を変更できます。
プラグインをロードする最初の手順として、プラグインをホスト・オペレーティング・システムに登録します。プラグインを登録すると、プラグインのエントリが BEA Tuxedo レジストリに追加されます。BEA Tuxedo レジストリは、アクティブなプラグインの情報を格納するバイナリ・ファイルのセットです。レジストリは、BEA Tuxedo システムごとに用意されています。
ATMI アプリケーション内のすべてのワークステーション・クライアントとサーバ・マシンは、同じプラグイン・モジュールのセットを使用する必要があります。
プラグインの登録
カスタマイズしたプラグインを使用する場合、ATMI アプリケーションの管理者はこれらのプラグインを登録し、その他のレジストリ関連のタスクを実行する責任があります。BEA Tuxedo レジストリへのプラグインの登録は、ローカル・マシンからのみ可能です。つまり、管理者は、リモートからホスト・マシンにログオンしている間はプラグインを登録できません。
プラグインの管理では、次の 3 つのコマンドを使用できます。
これらのコマンドの使用方法については、『Developing Security Services for ATMI and CORBA Environments』を参照してください (このマニュアルには、セキュリティ・プラグインの仕様、およびセキュリティ・プラグインのモジュールを動的にロードし、リンクするためのプラグイン・インターフェイスの説明が掲載されています)。また、カスタマイズしたプラグインをインストールする場合、プラグインの提供元であるサードパーティ・ベンダは、これらのコマンドの使用方法を明記して、カスタマイズしたプラグインにアクセスするための BEA Tuxedo レジストリの設定方法を示す必要があります。
セキュリティ・プラグインの詳細 (インストール手順およびコンフィギュレーション手順を含む) については、日本 BEA システムズ (株) の営業担当者にお問い合わせください。
関連項目
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