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セキュリティ用の ATMI アプリケーションのコンフィギュレーション
アプリケーションが非アクティブの場合、アプリケーション管理者は MASTER マシンで ATMI アプリケーションのセキュリティを設定します。アプリケーションが起動すると、基となる BEA Tuxedo システムにより、ATMI アプリケーション内のほかのマシンにコンフィギュレーション情報が複製転送されます。
管理者は、次のいずれかの方法でアプリケーションのセキュリティを設定できます。
セキュリティの種類 (認証、認可、リンク・レベルの暗号化、または公開鍵) およびセキュリティ・ソフトウェアの種類 (デフォルト版またはカスタマイズ版) に応じて、設定するセキュリティ・パラメータは異なります。
コンフィギュレーション・ファイルを編集する
UBBCONFIG コンフィギュレーション・ファイルを編集して、ATMI アプリケーションのセキュリティ方針を設定することができます。UBBCONFIG コンフィギュレーション・ファイルには、どんな名前を付けることもできますが、ファイルの内容は、『ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス』の UBBCONFIG(5) リファレンス・ページで指定された形式に準拠する必要があります。
UBBCONFIG ファイルおよび TUXCONFIG ファイル (バイナリ形式のコンフィギュレーション・ファイル) の詳細については、『BEA Tuxedo アプリケーションの設定』の 「コンフィギュレーション・ファイルについて」および「コンフィギュレーション・ファイルの作成」を参照してください。
TM_MIB を変更する
TM_MIB でクラスのセットを定義することにより、ATMI アプリケーションの基本的な側面を設定し、管理することができます。クラスは、マシン、サーバ、ネットワークなど、コンポーネントごとに指定されます。管理要求の形式および管理応答の解釈については、管理情報ベース (MIB: Management Information Base) のリファレンス・ページである MIB(5) と TM_MIB(5) リファレンス・ページを両方参照してください。MIB のリファレンス・ページは、『ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス』で定義されています。
ACL_MIB、DM_MIB、WS_MIB など、ほかの MIB コンポーネントも ATMI アプリケーションのセキュリティ管理に関係があります。ACL_MIB(5) リファレンス・ページでは ACL_MIB、DM_MIB(5) リファレンス・ページでは DM_MIB、WS_MIB(5) リファレンス・ページでは WS_MIB を定義しています。
BEA Tuxedo の MIB の詳細については、まず『ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス』の MIB(5) を参照してください。『BEA Tuxedo システム入門』も参照してください。
BEA Administration Console を使用する
BEA Administration Console を使用して ATMI アプリケーションのセキュリティ方針を変更することもできます。BEA Administration Console は、アプリケーションをコンフィギュレーションし、監視し、動的に再コンフィギュレーションするための Web ベースのツールです。
BEA Administration Console の詳細については、『BEA Tuxedo システム入門』を参照してください。
関連項目
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