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ステップ 7 とステップ 8: バイナリ形式のコンフィギュレーション・ファイルとトランザクション・ログ・ファイルの作成
バイナリ形式のコンフィギュレーション・ファイルを作成する前に
バイナリ形式のコンフィギュレーション・ファイルを作成する場合、bankapp ファイルが置かれたディレクトリに移動し、環境変数を設定することが必要です。その場合、次の手順に従います。
. ./bankvar
注記 SHM モードで bankapp を実行する場合は、tlisten プロセスを作成したり、別のマシンにトランザクション・ログを作成する必要はありません。
コンフィギュレーション・ファイルのロード
コンフィギュレーション・ファイルを編集したら、それを MASTER マシン上にバイナリ・ファイルとしてロードする必要があります。バイナリ形式のコンフィギュレーション・ファイルの名前は TUXCONFIG、そのパス名は TUXCONFIG に定義されています。このファイルは、BEA Tuxedo のシステム管理者の有効なユーザ ID およびグループ ID を持つユーザが作成します。この 2 つの ID は、ご使用のコンフィギュレーション・ファイルの UID および GID の値と同じであることが必要です。同じではない場合、bankapp の実行時にパーミッションの問題が発生します。
tmloadcf ubbmp
コンフィギュレーション・ファイルのロード時に、そのファイルのインストールを行うことが何回か確認されます。インストールすることを確認しても、既存のコンフィギュレーション・ファイルは上書きされます。このような確認を省くには、コマンド行で -y オプションを指定します。
TUXCONFIG は、MASTER マシン上だけにインストールできます。アプリケーションの起動時に tmboot によってほかのマシンに複製転送されます。
コンフィギュレーションのオプションとして SECURITY が指定されている場合、tmloadcf の実行時にアプリケーション・パスワードの入力が求められます。30 文字までのパスワードを指定できます。アプリケーションに参加するクライアント・プロセスでは、パスワードを入力する必要があります。
ロードする前に tmloadcf によってテキスト形式のコンフィギュレーション・ファイル (UBBCONFIG) が解析されます。構文エラーが検出された場合、ファイルのロードは失敗します。
トランザクション・ログ (TLOG) ファイルの作成
TLOG は、BEA Tuxedo システムがグローバル・トランザクションを管理するために使用するトランザクション・ログです。アプリケーションを起動する前に、アプリケーションのすべてのマシン上のすべてのファイルに TLOG のエントリが作成されることが必要です。また、ログ自体のファイルは、MASTER マシン上に作成されることが必要です。
bankapp では、デバイス・リストと TLOG を作成する crtlog と呼ばれるスクリプトが提供されています。デバイス・リストは、bankvar の TLOGDEVICE 変数を使用して作成されます。
crtlog -m
注記 開発環境では、デバイス・リストはデータベースで使用されているものと同じでもかまいません。
XA 準拠ではないリソース・マネージャを使用している場合、トランザクション・ログは不要です。
関連項目
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