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ステップ 6:コンフィギュレーション・ファイルの編集

コンフィギュレーション・ファイルには、アプリケーションの実行方法が定義されています。bankapp には、テキスト形式のコンフィギュレーション・ファイル (UBBCONFIG(5) を参照) が 2 つ提供されています。単一のコンピュータ上のアプリケーションを定義する ubbshm と、ネットワーク上のアプリケーションを定義する ubbmp です。

初期化スクリプトは、サンプル・アプリケーションに提供されています。また、ご使用のコンフィギュレーションおよびマシンに合わせて、.sh を使用して 10 個までの完全なコンフィギュレーション・ファイルを生成できます。

  1. テキスト・エディタで、bankappubbshm および ubbmp コンフィギュレーショ ン・ファイルの内容を確認します。

    ubbmp コンフィギュレーション・ファイル 

         #Copyright (c) 1999 BEA Systems, Inc.
    #All rights reserved
         *RESOURCES
    IPCKEY 80952
    001 UID <id(1) からのユーザ ID>
    002 GID <id(1) からのグループ ID>
    PERM 0660
    MAXACCESSERS 40
    MAXSERVERS 35
    MAXSERVICES 75
    MAXCONV 10
    MAXGTT 20
    MASTER SITE1,SITE2
    SCANUNIT 10
    SANITYSCAN 12
    BBLQUERY 180
    BLOCKTIME 30
    DBBLWAIT 6
    OPTIONS LAN,MIGRATE
    MODEL MP
    LDBAL Y
    ##SECURITY ACL
    #
    *MACHINES
    003 <SITE1 の名前> LMID=SITE1
    004 TUXDIR="<TUXDIR>"
    005 APPDIR="<APPDIR>"
    ENVFILE="<APPDIR>/ENVFILE"
    TLOGDEVICE="<APPDIR>/TLOG"
    TLOGNAME=TLOG
    TUXCONFIG="<APPDIR>/tuxconfig"
    006 TYPE="<マシン・タイプ>"
    ULOGPFX="<APPDIR>/ULOG"
    007 <SITE2 の名前> LMID=SITE2
    TUXDIR="<TUXDIR>"
    APPDIR="<APPDIR>"
    ENVFILE="<APPDIR>/ENVFILE"
    TLOGDEVICE="<APPDIR>/TLOG"
    TLOGNAME=TLOG
    TUXCONFIG="<APPDIR>/tuxconfig"
    TYPE="<マシン・タイプ>"
    ULOGPFX="<APPDIR>/ULOG"
    #
    *GROUPS
    #
    # 認証サーバのグループ 
    #
    Group for Application Queue (/Q) Servers
    #
    ##QGRP1 LMID=SITE1 GRP=102
    ## TMSNAME=TMS_QM TMSCOUNT=2
    ## OPENINFO="TUXEDO/QM:<APPDIR>/qdevice:QSP_BANKAPP"
    #
    # イベント・ブローカ・サーバのグループ 
    #
    ##EVBGRP1 LMID=SITE1 GRPNO=104
         DEFAULT:TMSNAME=TMS_SQL   TMSCOUNT=2
    BANKB1 LMID=SITE1 GRPNO=1
    008  OPENINFO="TUXEDO/SQL:<APPDIR>/bankdl1:bankdb:readwrite"
    BANKB2 LMID=SITE2 GRPNO=2
    OPENINFO="TUXEDO/SQL:<APPDIR>/bankdl2:bankdb:readwrite"
    *NETWORK
    009 SITE1 NADDR="<SITE1 のネットワーク・アドレス>"
    010 NLSADDR="<SITE1 のネットワーク・リスナ・アドレス>"
    011 SITE2 NADDR="<SITE2 のネットワーク・アドレス>"
    012 NLSADDR="<SITE2 のネットワーク・リスナ・アドレス>"

  2. アプリケーションのパスワード機能を有効にするために、次の行を ubbshm また は ubbmpRESOURCES セクションに追加します。
        SECURITY       APP_PW

  3. 両方のコンフィギュレーション・ファイルで、一部のパラメータが山かっこ (< >) で囲まれています。山かっこで囲まれた文字列は、実際のインストールに合わせ た値に置き換えます。これらのフィールドは、RESOURCESMACHINES、および GROUPS セクションにあります。ubbmp では、NETWORK セクションにも置き換え る必要がある値があります。次の表は、ubbmpNETWORK セクションについて 説明しています。また、単一マシン用のアプリケーションを作成する場合に、 RESOURCESMACHINES、および GROUPS の各セクションに加える必要のある変 更も示しています。

    値の説明 

    行番号

    置き換える文字列

    説明

    001

    UID

    掲示板の IPC 構造体の所有者を示す有効なユーザ ID (UID)。マルチプロセッサ・コンフィギュレーションでは、この値はすべてのマシンで同じにする必要があります。この値を BEA Tuxedo システム・ソフトウェアの所有者と同じにすると、簡単に統一できます。

    002

    GID

    掲示板の IPC 構造体の所有者を示す有効なグループ ID (GID)。マルチプロセッサ・コンフィギュレーションでは、この値はすべてのマシンで同じにする必要があります。アプリケーションの各ユーザは、このグループ ID を共有する必要があります。

    003

    SITE1 の名前

    マシン名。UNIX プラットフォームでは、UNIX コマンド uname -n で出力される値を使用します。

    004

    TUXDIR

    BEA Tuxedo ソフトウェアのルート・ディレクトリの絶対パス名。ファイルに出現するすべての <TUXDIR> を特定のパス名に置き換えます。

    005

    APPDIR

    アプリケーションを実行するディレクトリの絶対バス名。ファイルに出現するすべての <APPDIR> を特定のパス名に置き換えます。

    006

    マシン・タイプ

    異なる種類のマシンが存在するネットワーク・アプリケーションで使用される識別文字列。BEA Tuxedo システムでは、通信を行う各マシンのマシン・タイプの値が確認されます。通信を行う 2 つのマシンのマシン・タイプが異なる場合は、メッセージの符号化/複号化ルーチンが呼び出されて、両方のマシンで認識される形式にデータが変換されます。

    007

    SITE2 の名前

    2 番目のマシン名。UNIX プラットフォームでは、UNIX コマンド uname -n で出力される値を使用します。

    008

    OPENINFO

    この文とそれに続くエントリは、BEA Tuxedo システムのリソース・マネージャで認識される形式になっています。 ほかのリソース・マネージャで認識されるように変更 (または削除) する必要があります。

    009

    SITE1 のネットワーク・アドレス

    このマシンの BRIDGE プロセスに対するネットワーク・リスナのアドレス。

    010

    SITE1 のネットワーク・リスナ・アドレス

    このマシンの tlisten プロセスに対するネットワーク・リスナのアドレス。

    011

    SITE2 のネットワーク・アドレス

    このマシンの BRIDGE プロセスに対するネットワーク・リスナのアドレス。マシンごとに異なる値を指定する必要があります。

    012

    SITE2 のネットワーク・リスナ・アドレス

    このマシンの tlisten プロセスに対するネットワーク・リスナのアドレス。


     

関連項目

 

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