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ステップ 1:環境変数の設定
環境変数は、bankvar ファイルに定義されています。このファイルは数多くのコメントが記述された大きな (約 185 行から構成される) ファイルです。
TUXDIR:parameter null or not set
注記 bankvar で指定されるほかの変数は、サンプル・アプリケーションで各種の働きをします。独自のアプリケーションを開発する場合は、それらの働きについて認識しておくことが必要です。bankvar にはすべての変数が定義されているので、後で実際のアプリケーションのテンプレートとして使用できます。
. ./bankvar
bankvar:bankapp の環境変数
# Copyright (c) 1997, 1996 BEA Systems, Inc.
# Copyright (c) 1995, 1994 Novell, Inc.
# Copyright (c) 1993, 1992, 1991, 1990 Unix System Laboratories, Inc.
# All rights reserved
#
# このファイルには、bankapp を実行するために
# Tuxedo システムで必要なすべての環境変数が設定されています。
#
# このディレクトリには、すべての Tuxedo ソフトウェアが置かれています。
# システム管理者はこの変数を設定する必要があります。
#
if [ -z "${TUXDIR}" ] ; then
if [ !-z "${ROOTDIR}" ] ; then
TUXDIR=$ROOTDIR
export TUXDIR
fi
fi
TUXDIR=${TUXDIR:?}
#
# 必要に応じて LANG を設定し直します。
#
if [ !-d ${TUXDIR}/locale/C -a -d ${TUXDIR}/locale/english_us ] ; then
export LANG
LANG=english_us.ascii
fi
#
# このディレクトリには、ユーザ作成の全コードが置かれています。
#
# アプリケーション・ジェネレータによって生成されたファイルが置かれるディレクトリの絶対パス名です。
#
APPDIR=${TUXDIR}/apps/bankapp
#
# SVR4 など特定の環境での実行時に動的にリンクされる共用オブジェクトのパスです。
#
LD_LIBRARY_PATH=${TUXDIR}/lib:${LD_LIBRARY_PATH}
#
# HP-UX の場合に、共用オブジェクトのパスを設定します。
#
SHLIB_PATH=${TUXDIR}/lib:${SHLIB_PATH}
#
# AIX の場合に、共用オブジェクトのパスを設定します。
#
LIBPATH=${TUXDIR}/lib:/usr/lib:${LIBPATH}
#
# 論理ブロック・サイズです。データベース管理者はこの変数を設定する必要があります。
#
BLKSIZE=512
#
# データベース・ユーティリティおよびデータベース作成スクリプトで使用する
# データベースのデフォルト名を設定します。
#
DBNAME=bankdb
#
# データベースを共用モードで開くか、またはプライベート・モードで開くかを指定します。
#
DBPRIVATE=no
#
# データベースの IPC キーを設定します。これは、UBBCONFIG の IPC とは
# 異なる値を指定する必要があります。
# *RESOURCES IPCKEY パラメータ
#
DIPCKEY=80953
#
# tmloadcf で使用される環境ファイルです。
#
ENVFILE=${APPDIR}/ENVFILE
#
# mc、viewc、tmloadcf などで使用されるフィールド・テーブル・ファイルのリストです。
#
FIELDTBLS=Usysflds,bankflds,creditflds,eventflds
#
FIELDTBLS32=Usysfl32,evt_mib,tpadm
#
# フィールド・テーブル・ファイルを検索するディレクトリのリストです。
#
FLDTBLDIR=${TUXDIR}/udataobj:${APPDIR}
#
FLDTBLDIR32=${TUXDIR}/udataobj:${APPDIR}
#
# データベースの汎用デバイス・リストです。
#
FSCONFIG=${APPDIR}/bankdl1
#
# MENU スクリプトで使用されるネットワーク・アドレスです。
#
NADDR=
#
# ネットワーク・デバイス名です。
#
NDEVICE=
#
# MENU スクリプトで使用されるネットワーク・リスナ・アドレスです。
#
NLSADDR=
#
# TERM が設定されていることを確認します。
#
TERM=${TERM:?}
#
# トランザクション・ログのデバイスを設定します。これは、UBBCBSHM ファイルの *MACHINES セクション
# にあるこのサイトの LMID のTLOGDEVICE パラメータと一致する必要があります。
#
TLOGDEVICE=${APPDIR}/TLOG
#
# BEA Tuxedo システムにすべての情報を提供するバイナリ・ファイルのデバイスです。
#
TUXCONFIG=${APPDIR}/tuxconfig
#
# 中央ユーザ・ログを記録するファイルの接頭語を設定します。
# これは、UBBCONFIG ファイルの *MACHINES セクションにある
# このサイトの LMID の ULOGPFX パラメータと一致する必要があります。
#
ULOGPFX=${APPDIR}/ULOG
#
# RUNME.sh で使用されるシステム名です。
#
UNAME=
#
# viewc、tmloadcf などで使用される VIEW ファイルのリストです。
#
VIEWFILES=aud.V
#
VIEWFILES32=mib_views,tmib_views
#
# VIEW ファイルを検索するディレクトリのリストです。
#
VIEWDIR=${TUXDIR}/udataobj:${APPDIR}
#
VIEWDIR32=${TUXDIR}/udataobj:${APPDIR}
#
# Q デバイスを指定します (デモにイベントが含まれている場合)。
#
QMCONFIG=${APPDIR}/qdevice
#
# 設定したすべての変数をエクスポートします。
#
export TUXDIR APPDIR BLKSIZE DBNAME DBPRIVATE DIPCKEY ENVFILE
export LD_LIBRARY_PATH SHLIB_PATH LIBPATH
export FIELDTBLS FLDTBLDIR FSCONFIG MASKPATH OKXACTS TERM
export FIELDTBLS32 FLDTBLDIR32
export TLOGDEVICE TUXCONFIG ULOGPFX
export VIEWDIR VIEWFILES
export VIEWDIR32 VIEWFILES32
export QMCONFIG
#
# 設定されていない場合は、TUXDIR/bin を PATH に追加します。
#
a="`echo $PATH | grep ${TUXDIR}/bin`"
if [ x"$a" = x ]
then
PATH=${TUXDIR}/bin:${PATH}
export PATH
fi
#
# 設定されていない場合は、APPDIR を PATH に追加します。
#
a="`echo $PATH | grep ${APPDIR}`"
if [ x"$a" = x ]
then
PATH=${PATH}:${APPDIR}
export PATH
fi
#
# ほかのマシン・タイプの bin ディレクトリを確認します。
#
for DIR in /usr/5bin /usr/ccs/bin /opt/SUNWspro/bin
do
if [ -d ${DIR} ] ; then
PATH="${DIR}:${PATH}"
fi
done
注記 Sun Solaris を使用している場合は、シェルとして csh ではなく、/bin/sh を使用します。また、次のように、PATH の先頭に /usr/5bin を指定します。
PATH=/usr/5bin:$PATH;export PATH
関連項目
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