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ステップ 1: 環境変数の設定

STOCKAPP に必要な環境変数は、STKVAR ファイルに定義されています。このファイルは数多くのコメントが記述された大きな (約 100 行から構成される) ファイルです。

  1. テキスト・エディタで、STKVAR ファイルの内容を確認します。9 行目のコード で、TUXDIR が設定されていることがわかります。設定されていない場合、ファ イルの実行が失敗して、次のメッセージが表示されます。
    TUXDIR:parameter null or not set

  2. TUXDIR パラメータに BEA Tuxedo システムのディレクトリ構造でのルート・ディ レクトリを設定し、エクスポートします。

  3. STKVAR の別のコード行で APPDIR にディレクトリ {TUXDIR}/samples/atmi/STOCKAPP が設定されています。これは、STOCKAPP のソース・ファイルが置かれたディレクトリです。APPDIR は、BEA Tuxedo シス テムによって、アプリケーション固有のファイルが検索されるディレクトリで す。オリジナルのソース・ファイルを上書きしないように、STOCKAPP ファイル を別のディレクトリにコピーします。その場合、そのディレクトリを APPDIR に 指定します。TUXDIR の下位ディレクトリである必要はありません。

    注記 STKVAR で指定されるほかの変数は、サンプル・アプリケーションで各種の働きをします。独自のアプリケーションを開発する場合は、それらの働きについて認識しておくことが必要です。STKVAR には各種の変数が定義されているので、後で実際のアプリケーションのテンプレートとして使用できます。

  4. STKVAR に必要な変更を加えたら、次のように STKVAR を実行します。
    . ./STKVAR

    STKVAR:STOCKAPP の環境変数

    #ident    "@(#)samples/atmi:STOCKAPP/STKVAR
    #
    # このファイルには、bankapp を実行するために Tuxedo システムで必要なすべての環境変数が
    # 設定されています。
    #
    # このディレクトリには、すべての Tuxedo ソフトウェアが置かれています。
    # システム管理者はこの変数を設定する必要があります。
    #
    TUXDIR=${TUXDIR:?}
    #
    # このディレクトリには、ユーザ作成の全コードが置かれています。
    #
    # アプリケーション・ジェネレータによって生成されたファイルが置かれるディレクトリの絶対パス名です。
    #
    APPDIR=${HOME}/STOCKAPP
    #
    # tmloadcf で使用される環境ファイルです。
    #
    COBDIR=${COBDIR:?}
    #
    # このディレクトリには、コンパイルとリンクに必要な COBOL ファイルが置かれています。
    #
    LD_LIBRARY_PATH=$COBDIR/coblib:${LD_LIBRARY_PATH}
    #
    # coblib を LD_LIBRARY_PATH に追加します。
    #
    ENVFILE=${APPDIR}/ENVFILE
    #
    # CBLVIEWC、tmloadcf などで使用されるフィールド・テーブル・ファイルのリストです。
    #
    FIELDTBLS=fields,Usysflds
    #
    # フィールド・テーブル・ファイルを検索するディレクトリのリストです。
    #
    FLDTBLDIR=${TUXDIR}/udataobj:${APPDIR}
    #
    # トランザクション・ログのデバイスを設定します。これは、 UBBCBSHM ファイルの *MACHINES
    # セクションにあるこのサイトの LMID のTLOGDEVICE パラメータと一致する必要があります。
    #
    TLOGDEVICE=${APPDIR}/TLOG
    #
    # コンフィギュレーション・ファイルのデバイスです。
    #
    UBBCBSHM=$APPDIR/UBBCBSHM
    #
    # /T にすべての情報を提供するバイナリ・ファイルのデバイスです。
    #
    TUXCONFIG=${APPDIR}/TUXCONFIG
    #
    # 中央ユーザ・ログを記録するファイルの接頭語を設定します。これは、UBBCONFIG ファイルの *MACHINES
    # セクションにあるこのサイトの LMID の ULOGPFX パラメータと一致する必要があります。
    #
    ULOGPFX=${APPDIR}/ULOG
    #
    # VIEW ファイルを検索するディレクトリのリストです。
    #
    VIEWDIR=${APPDIR}
    #
    # CBLVIEWC、tmloadcf などで使用される VIEW ファイルのリストです。
    #
    VIEWFILES=quote.V,cust.V
    #
    # COBCPY を設定します。
    #
    COBCPY=$TUXDIR/cobinclude
    #
    # COBOPT を設定します。
    #
    COBOPT="-C ANS85 -C ALIGN=8 -C NOIBMCOMP -C TRUNC=ANSI -C OSEXT=cbl"
    #
    # CFLAGS を設定します。
    #
    CFLAGS="-I$TUXDIR/include -I$TUXDIR/sysinclude"
    #
    # 設定したすべての変数をエクスポートします。
    #
    export TUXDIR APPDIR ENVFILE
    export FIELDTBLS FLDTBLDIR TLOGDEVICE
    export UBBCBSHM TUXCONFIG ULOGPFX LD_LIBRARY_PATH
    export VIEWDIR VIEWFILES COBDIR COBCPY COBOPT CFLAGS
    #
    # 設定されていない場合は、TUXDIR/bin を PATH に追加します。
    #
    a="`echo $PATH | grep ${TUXDIR}/bin`"
    if [ x"$a" = x ]
    then
    PATH=${TUXDIR}/bin:${PATH}
    export PATH
    fi
    #
    # 設定されていない場合は、APPDIR を PATH に追加します。
    #
    a="`echo $PATH | grep ${APPDIR}`"
    if [ x"$a" = x ]
    then
    PATH=${PATH}:${APPDIR}
    export PATH
    fi
    #
    # 設定されていない場合は、COBDIR を PATH に追加します。
    #
    a="`echo $PATH | grep ${COBDIR}`"
    if [ x"$a" = x ]
    then
    PATH=${PATH}:${COBDIR}
    export PATH
    fi

そのほかの要件

関連項目

 

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