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BEA Tuxedo リリース 8.0

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 新機能と機能拡張


BEA Tuxedo システムのリリース 8.0 では、以下の新機能や機能拡張が追加されています。

マルチスレッド化された CORBA C++ アプリケーションのサポート

CORBA C++ での Unicode 文字セットのサポート

ロード・バランシング機能の拡張

C++ Object-by-Value 型のサポート

ATMI Domains および CORBA Domains でのシングル・サインオンのサポート

サーバのパフォーマンスの向上

ドメインのパフォーマンスの向上

BEA WebLogic Server の統合に関する拡張

 

マルチスレッド化された CORBA C++ アプリケーションのサポート


BEA Tuxedo リリース 8.0 では、マルチスレッド化された C++ クライアント・アプリケーションとサーバ・アプリケーションがサポートされています。マルチスレッド化されたアプリケーションには利点がありますが、アプリケーションが複雑になるという不利な面もあります。BEA Tuxedo 8.0 では、オブジェクト単位のスレッドと要求単位のスレッドの 2 つのスレッド・モデルがサポートされています。

 

CORBA C++ での Unicode 文字セットのサポート


BEA Tuxedo リリース 8.0 では、マルチバイト文字またはワイド文字がサポートされています。ワイド文字のサポートにより、 CORBA IDL (Interface Definition Language)、CORBA クライアント・アプリケーション、および CORBA サーバ・アプリケーションで Unicode 文字セットを使用することができます。この新しい機能の一環として、C++ IDL コンパイラでは、wchar と wstring の 2 つのデータ型がサポートされるようになったほか、再帰シーケンス、間接 typecode および前方参照がサポートされます。

 

ロード・バランシング機能の拡張

ロード・バランシングによるブリッジ・トラフィックの軽減

BEA Tuxedo リリース 8.0 では、新しいロード・バランシングの機能が追加されています。BEA WebLogic Enterprise 5.1 のマルチプロセッサ・コンフィギュレーションにおけるロード・バランシングでは、特定のインターフェイスをサポートするドメイン内のすべてのマシンに対し、処理がランダムに分散されていました。BEA Tuxedo 8.0 のロード・バランシング機能では、ローカル・マシンに対して優先的に処理が分散されるようになったため、ブリッジでのトラフィックが軽減されます。

パラレル・オブジェクトのサポート

BEA Tuxedo CORBA リリース 8.0 では、パラレル・オブジェクトがサポートされ、パフォーマンスが改善されました。パラレル・オブジェクトを使用することにより、特定のアプリケーション内のすべてのビジネス・オブジェクトを、ステートレス・オブジェクトとして指定することができます。ステートフル・ビジネス・オブジェクトが単一ドメインの 1 サーバでのみ実行可能であるのに対し、ステートレス・ビジネス・オブジェクトは単一ドメインのすべてのサーバで実行することができます。

 

C++ Object-by-Value 型のサポート


C++ の Object-By-Value 型により、BEA Tuxedo CORBA C++ アプリケーションの機能が向上し、RMI/IIOP を介して BEA WebLogic Servers 6.0 にアクセスできるようになります。

 

ATMI Domains および CORBA Domains でのシングル・サインオンのサポート


BEA Tuxedo 7.1 および BEA WebLogic Enterprise 5.1 (CORBA のみ) は T-Engine セキュリティ・プラグイン・フレームワークを備えていましたが、セキュリティ・コンテキストをこれらの環境に伝播することはできませんでした。BEA Tuxedo 8.0 では、ATMI 環境と CORBA 環境の両方で同じプラグイン・フレームワークがサポートされるようになったため、相互運用可能な共通のセキュリティ機能を実現できます。

 

サーバのパフォーマンスの向上


BEA Tuxedo 8.0 には、サーバのパフォーマンスを最適化するための以下のサーバ・オプションが用意されています。

  • サービスとインターフェイスのキャッシュ

  • 認可および監査セキュリティの無効化

  • マルチスレッド処理の無効化

  • XA トランザクションの無効化

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    ドメインのパフォーマンスの向上


    BEA Tuxedo の Domains ソフトウェアが拡張され、以下のようにパフォーマンスが改善されました。

  • 大規模なドメイン・コンフィギュレーションでの起動時間の短縮

  • ドメイン間でのメッセージの優先順位割り当ての有効化

  • ドメインのトランザクション監査を実現

     

    BEA WebLogic Server の統合に関する拡張


    リリース 8.0 の Jolt ソフトウェアでは、以下の点が拡張され、BEA WebLogic Server と BEA Tuxedo サービスの統合が改善されました。

  • BEA WebLogic Server のユーザ認証の伝播

  • 接続プールのリセット・オプション

  • XML バッファ・タイプのサポート

  • バッファ割り当ての拡張

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