BEA Tuxedo リリース 8.0 では、新しいロード・バランシングの機能が追加されています。BEA WebLogic Enterprise 5.1 のマルチプロセッサ・コンフィギュレーションにおけるロード・バランシングでは、特定のインターフェイスをサポートするドメイン内のすべてのマシンに対し、処理がランダムに分散されていました。BEA Tuxedo 8.0 のロード・バランシング機能では、ローカル・マシンに対して優先的に処理が分散されるようになったため、ブリッジでのトラフィックが軽減されます。
BEA Tuxedo CORBA リリース 8.0 では、パラレル・オブジェクトがサポートされ、パフォーマンスが改善されました。パラレル・オブジェクトを使用することにより、特定のアプリケーション内のすべてのビジネス・オブジェクトを、ステートレス・オブジェクトとして指定することができます。ステートフル・ビジネス・オブジェクトが単一ドメインの 1 サーバでのみ実行可能であるのに対し、ステートレス・ビジネス・オブジェクトは単一ドメインのすべてのサーバで実行することができます。
C++ の Object-By-Value 型により、BEA Tuxedo CORBA C++ アプリケーションの機能が向上し、RMI/IIOP を介して BEA WebLogic Servers 6.0 にアクセスできるようになります。
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