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相互運用性と共存

 

ここでは、次の相互運用性について説明します。

 


ドメイン内およびドメイン間の相互運用性と共存

BEA Tuxedo では、BEA WebLogic Enterprise およびほかのバージョンの BEA Tuxedo ソフトウェアとのドメイン内およびドメイン間の相互運用がサポートされます。BEA Tuxedo 8.0 は、BEA Tuxedo 6.4、6.5、7.1 および BEA WebLogic Enterprise 4.2、5.0、5.1 と同じドメイン内に共存できます。ドメイン間の相互運用性は、BEA Tuxedo 8.0 と以前のリリースの BEA WebLogic Enterprise および旧バージョンの BEA Tuxedo でサポートされます (図 4-1 参照)。

図4-1 ドメイン・ゲートウェイ経由の相互運用性


 

注記 BEA Tuxedo 8.0 クライアントまたはサーバは BEA Tuxedo 6.3 サーバと相互運用または共存できませんが、BEA Tuxedo 6.3 クライアントは BEA Tuxedo 8.0 サーバと相互運用できます。

 


BEA Tuxedo 8.0 と BEA WebLogic Enterprise T-Engine の相互運用性と共存

現在の WLE T-Engine Java アプリケーションは、BEA Tuxedo 8.0 と相互運用でき、BEA Tuxedo 8.0 の機能をフルに利用できます。次のシナリオがサポートされています (図 4-2 を参照)。

 


サード・パーティ ORB との相互運用性

BEA Tuxedo システムのリリース 8.0 では、サード・パーティ ORB アプリケーションとの相互運用性を高めるために CORBA サービス・インターオペラブル・ネーミング・サービス (INS) のサポートが追加されました。INS の追加により、INS を利用するサード・パーティ ORB が BEA Tuxedo CORBA サーバ ORB と相互運用できます。INS を使用することで、サード・パーティ ORB は、BEA Bootstrap、SecurityCurrent、または TransactionCurrent 環境オブジェクトを使用せずに BEA Tuxedo CORBA サーバで以下の処理を実行できます (図 4-3 を参照)。

注記 BEA Tuxedo CORBA クライアントの環境オブジェクトは、BEA WebLogic Enterprise 5.1 の場合と同じように BEA Tuxedo 8.0 でもサポートされます。

図4-3 サード・パーティ ORB との相互運用性


 

 


OBV 型を使用した BEA Tuxedo 8.0 CORBA と BEA WebLogic Server 6.0 の相互運用

注記 BEA WebLogic Enterprise Connector (WLEC) ソフトウェアは、BEA WebLogic Server と BEA Tuxedo CORBA の相互運用性のために継続してサポートされます。

図4-4 C++ OBV のサポート


 

 


Jolt を使用した BEA WebLogic Server 6.0 と BEA Tuxedo 8.0 ATMI の相互運用性

これまでのリリースと同じように、BEA WebLogic Server と Jolt を使用すると、BEA Tuxedo サービスを Web 上でアクセス可能にできます。リリース 8.0 では、BEA WebLogic Server と BEA Tuxedo サービスをさらに緊密に統合させる以下の拡張が Jolt ソフトウェアで行われています (図 4-5 を参照)。

これらの拡張の詳細については、BEA WebLogic Server と BEA Tuxedo ATMI の相互運用性を向上させる Jolt の拡張を参照してください。

図4-5 BEA WebLogic Server 統合の拡張


 

 


WLEC を使用した BEA WebLogic Server 6.0 と BEA Tuxedo 8.0 CORBA の相互運用性

BEA WebLogic Enterprise Connector (WLEC) を使用すると、BEA WebLogic Server では BEA Tuxedo 8.0 CORBA アプリケーションに接続できます。WLEC は IIOP 経由で接続し、セキュリティの伝達、接続のリセット、およびトランザクション境界の判定をサポートします。

図4-6 WebLogic Enterprise Connector (WLEC)


 

 


WTC を使用した BEA WebLogic Server 6.0 と BEA Tuxedo 8.0 の相互運用性

BEA WebLogic Tuxedo コネクタ (WTC) を使用すると、BEA WebLogic Server と BEA Tuxedo ATMI および CORBA 環境の間の双方向の相互運用が可能になります。WTC は BEA Tuxedo のドメイン技術を使用し、次の機能をサポートします (図 4-7 を参照)。

注記 WTC の機能は、今後のリリースで拡張されます。

WTC バージョン 1.0 を使用すると、BEA WebLogic Server と BEA Tuxedo ATMI の双方向の相互運用が可能となります。このバージョンは、BEA WebLogic Server 6.0 + サービス・パック 2 (SP2) と互換性があり、独立したソフトウェアとしてインターネット経由でダウンロードできます。

WTC バージョン 1.1 を使用すると、BEA WebLogic Server と BEA Tuxedo ATMI および CORBA. の間の双方向の相互運用が可能となります。このバージョンは、BEA WebLogic Server 6.1 と一緒に提供されます。

WTC を使用すると、BEA WebLogic Server と BEA Tuxedo システムの間で、セキュリティ・コンテキストの双方向の伝達およびトランザクション・コンテキストの一方向の伝達 (WebLogic Server から BEA Tuxedo) が可能となります。

図4-7 WebLogic Tuxedo コネクタ


 

 

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