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Tuxedo の相互運用性
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BEA WebLogic Server との相互運用性
以下の節では、BEA Tuxedo と BEA WebLogic Server の間の相互運用性の機能について説明します。
相互運用性ソフトウェアのコンポーネント
BEA Tuxedo と BEA WebLogic Server 間の相互運用性は、次の 3 つの通信ソフトウェア・プロセス・セットとしてインプリメントされます。
Jolt サーバ・リスナ Jolt サーバ・リスナ (JSL) は、Tuxedo サーバで動作するリスニング・プロセスです。Jolt クライアントからの接続要求を受け付け、同じ Tuxedo サーバで動作する Jolt サーバ・ハンドラに接続を割り当てます。また、Jolt サーバ・ハンドラ・プロセスのプールを管理し、負荷の条件に応じてそれらを起動します。 Jolt サーバ・ハンドラ Jolt サーバ・ハンドラ (JSH) は、Tuxedo サーバで動作するゲートウェイ・プロセスとして、Jolt クライアントと Tuxedo ATMI サーバ・アプリケーション間の通信を処理します。JSH プロセスはアプリケーションの管理ドメインに常駐し、ローカル Tuxedo 掲示板にクライアントとして登録されます。 各 JSH プロセスは、複数の Jolt クライアントを管理できます。JSH は、特定の Jolt クライアントに関するすべての要求と応答を 1 つの接続で多重化します。 BEA Jolt for WebLogic Server BEA Jolt は、Tuxedo サーバで動作する Jolt サービス・リスナ (JSL) を使用して Tuxedo サービスへの要求を管理する Java ベースのクライアント API です。Jolt API は、WebLogic Server API に組み込まれ、サーブレットなどの BEA WebLogic アプリケーションからアクセスできます。 IIOP リスナ IIOP リスナ (ISL) は、Tuxedo サーバで動作するリスニング・プロセスです。CORBA クライアントからの接続要求を受け付け、同じ Tuxedo サーバで動作する IIOP ハンドラに接続を割り当てます。また、IIOP ハンドラ・プロセスのプールを管理し、負荷の条件に応じてそれらを起動します。 IIOP ハンドラ IIOP ハンドラ (ISH) は、Tuxedo サーバで動作するゲートウェイ・プロセスとして、CORBA クライアントと Tuxedo サーバ・アプリケーション間の IIOP 通信を処理します。ISH プロセスはアプリケーションの管理ドメインに常駐し、ローカル BEA Tuxedo 掲示板にクライアントとして登録されます。 各 ISH プロセスは、複数の CORBA クライアントを管理できます。ISH は、特定の CORBA クライアントに関するすべての要求と応答を 1 つの接続で多重化します。 WebLogic Enterprise Connectivity WebLogic Enterprise Connectivity (WLEC) は、WebLogic Server アプリケーションから WebLogic Enterprise 5.x または BEA Tuxedo 8.0 以降のサービスへの一方向の相互運用性を提供します。WLEC を使用すると、WebLogic Server EJB、JSP、およびサーブレットは WebLogic Enterprise CORBA/EJB サーバと Tuxedo CORBA サーバを呼び出すことができます。 TDomain ゲートウェイ TDomain ゲートウェイは、GWTDOMAIN サーバ・プロセスによってインプリメントされ、ネットワーク・プロトコル TCP/IP 上を流れる特別に設計されたトランザクション処理プロトコルによって 2 つ以上の BEA Tuxedo ドメイン間の相互運用性を実現します。WebLogic Tuxedo Connector ゲートウェイと一緒に使用すると、BEA Tuxedo TDomain ゲートウェイは Tuxedo ドメインと WebLogic Server アプリケーション間の相互運用性も実現できます。 WebLogic Tuxedo Connector WebLogic Tuxedo Connector (WTC) を使用すると、WebLogic Server と Tuxedo ATMI および CORBA 環境の間の双方向の相互運用が可能になります。WTC ゲートウェイは、TDomain ゲートウェイ・プロセスをサポートしています。
相互運用性のプログラミング・インターフェイス
BEA Tuxedo と BEA WebLogic Server 間の相互運用性は、次のアプリケーション・プログラミング・インターフェイスを使用することで実現されます。
ATMI インターフェイス
ATMI は、BEA Tuxedo システムでサポートされるすべての ATMI 環境で機能する、通信、トランザクション、およびデータ・バッファ管理のためのインターフェイスを提供します。ATMI については、『BEA Tuxedo 入門』を参照してください。
JATMI インターフェイス
JATMI は、BEA Tuxedo ATMI の BEA WebLogic Server 用の Java インプリメンテーションです。JATMI を使用すると、WebLogic Server アプリケーション・サーバが Tuxedo ATMI サービスにアクセスできます。JATMI の詳細については、『WebLogic Tuxedo Connector プログラマーズ ガイド』を参照してください。
Jolt インターフェイス
BEA Jolt for BEA WebLogic Server は、Tuxedo サーバで動作する BEA Tuxedo サービスへの要求を管理する Java ベースのクライアント API です。Jolt API は、WebLogic Server API に組み込まれ、サーブレットなどの BEA WebLogic アプリケーションからアクセスできます。Jolt API の詳細については、『BEA WebLogic Server での BEA Jolt の使用』を参照してください。
RMI インターフェイス
RMI (Remote Method Invocation) は、ある Java 仮想マシンで実行されているオブジェクトが別の Java 仮想マシンで実行されているオブジェクトを呼び出すための Java ベースの API セットおよびプロトコルです。RMI は、複数の Java 仮想マシンの間での分散 Java アプリケーションの動作を指定します。RMI のネイティブ・プロトコルは、Java Remote Method Protocol (JRMP) と呼ばれています。
RMI の詳細については、『WebLogic RMI プログラマーズ ガイド』を参照してください。
RMI-over-IIOP インターフェイス
RMI-over-IIOP は、すべてのリモート・インターフェイスが RMI インターフェイスとして最初に定義された場合、任意の言語でインプリメントされた CORBA オブジェクトとの相互運用性を提供します。RMI-over-IIOP は、RMI-on-IIOP、RMI/IIOP、または RMI-IIOP とも表記します。以下の説明では、RMI-over-IIOP という表記を使用します。
RMI と CORBA の場合、プログラマは RMI の容易なプログラミング機能と CORBA の幅広い相互運用性の間で選択を迫られます。このジレンマを解決するため、IBM と Sun の JavaSoft の両社が Object Management Group (OMG) と協力して共同開発したのが、RMI-over-IIOP です。JavaSoft 社は、RMI-over-IIOP を同社の Java Development Kit (JDK) に組み込んでいます。
RMI-over-IIOP を使用すると、Java プログラマは CORBA 接続が組み込まれたアプリケーションを RMI で作成できます。また、CORBA 2.3 で Objects-by-Value がサポートされたことにより、CORBA プログラマは EJB 接続が組み込まれたアプリケーションを CORBA で作成できます。
注意: Objects-by-Value および BEA Tuxedo CORBA でサポートされる値型については、CORBA プログラミング リファレンスの「Mapping of OMG IDL Statements to C++」を参照してください。
RMI-over-IIOP、および CORBA の Objects-by-Value のサポートにより、次のクライアント・サーバ・インターフェイスが可能になります。
注意: もちろん、「RMI-over-IIOP クライアント
RMI-over-IIOP API を使用して作成されたサーバ・バイナリ (クラス・ファイルなど) は、JRMP (RMI のネイティブ・プロトコル)、IIOP、またはその両方としてエクスポートできます。RMI-over-IIOP オブジェクトを JRMP と IIOP の両方に同時にエクスポートすることを、デュアル・エクスポートと呼びます。
RMI-over-IIOP の詳細については、『WebLogic RMI-over-IIOP プログラマーズ ガイド』を参照してください。
CORBA Java インターフェイス
CORBA Java API は、CORBA および Java 技術用の標準 API です。CORBA Java クライアントは、この API を使用して CORBA サーバと通信します。CORBA Java の詳細については、『WebLogic Tuxedo Connector プログラマーズ ガイド』を参照してください。
JSL/JSH-Jolt の一方向の接続性
BEA Jolt for WebLogic Server は、BEA WebLogic Server アプリケーションから BEA Tuxedo 8.0 以降の ATMI サービスへの一方向の接続性を提供します。BEA Jolt for BEA WebLogic Server を使用すると、WebLogic Server をフロント・エンドの HTTP サーバおよびアプリケーション・サーバとして使用して Tuxedo サービスを Web 上で提供できます。次の図に、この接続のインプリメンテーションを示します。
図 2-1 Jolt を使用した WebLogic Server から BEA Tuxedo への接続
BEA Jolt は、Tuxedo サーバで動作する Jolt サーバ・リスナを使用して BEA Tuxedo サービスへの要求を管理する Java ベースのクライアント API です。Jolt API は、EJB、JSP、サーブレット、Java HTML (JHTML)、またはほかの BEA WebLogic アプリケーション・サーバからアクセスできます。 Jolt 接続プール WebLogic Server は、Jolt セッション・プールの一種であるサーブレット・セッション・プール (一般には単に Jolt 接続プールと呼ぶ) を使用します。Jolt 接続プールは、HTTP サーブレットの内部での使用に便利な追加機能を提供します。 Jolt 接続プールを利用すると、BEA WebLogic Server アプリケーション・サーバが BEA Tuxedo アプリケーション内の Tuxedo サービスを呼び出すことができます。このプール機能では、接続プールに障害が発生した場合に接続プールをリセットできます。このため、接続プールの再起動が必要な場合に WebLogic Server を再起動する必要がありません。 Jolt ワイヤ・レベル・セキュリティ Java サーバ・ハンドラと WebLogic Server 間のネットワーク接続では、40 ビット、56 ビット、または 128 ビット LLE のワイヤ・レベル・セキュリティがサポートされています。LLE (リンク・レベルの暗号化) は、ネットワーク・リンク上でのデータの機密性を実現するための Tuxedo ベースのプロトコルです。 Jolt のトランザクションおよびセキュリティ・コンテキストの伝達 Jolt は、トランザクション境界の判定、セキュリティの伝達、および接続のリセットをサポートします。Jolt は、WebLogic Server で確立されたセキュリティ・コンテキストを BEA Tuxedo アプリケーションに伝達するためのメカニズムを備えています。 WebLogic Server の認証を受けるユーザ資格は、適切なセキュリティ・インターフェイス/プロトコルにマップされます。受信した要求を Tuxedo ATMI サービスの呼び出し前に認証する必要はありません。 Jolt のマニュアル WebLogic Server との BEA Jolt の使い方については、『BEA WebLogic Server での BEA Jolt の使用』を参照してください。このマニュアルでは、BEA Jolt for WebLogic Server の操作について説明すると共に、BEA Jolt、BEA Tuxedo ATMI、および WebLogic Server を使用、コンフィギュレーション、および統合する方法についても説明してあります。
ISL/ISH-WLEC の一方向の接続性
WebLogic Enterprise Connectivity (WLEC) は、WebLogic Server アプリケーションから WebLogic Enterprise 5.x または BEA Tuxedo 8.0 以降のサービスへの一方向の接続性を提供します。WLEC を使用すると、WebLogic Server EJB、JSP、およびサーブレットは CORBA-Java インターフェイスを介して WebLogic Enterprise CORBA/EJB サーバと Tuxedo CORBA サーバにアクセスできます。次の図に、この接続の Tuxedo 用のインプリメンテーションを示します。
図 2-2 WLEC を使用した WebLogic Server から Tuxedo への接続
WLEC は、1 つの WebLogic Server プロセスからの複数のアクティブな Tuxedo CORBA クライアント・トランザクションを処理できます。 WLEC IIOP 接続プール WLEC を使用すると、WebLogic Server クライアント (サーブレット、EJB、JSP、および RMI オブジェクト) から IIOP 接続プールを使用して Tuxedo アプリケーションの CORBA オブジェクトを呼び出すことができます。IIOP 接続プールの主な機能は次のとおりです。
WLEC ワイヤ・レベル・セキュリティ
IIOP ハンドラと WLEC ゲートウェイ間のネットワーク接続では、40 ビット、56 ビット、または 128 ビット SSL のワイヤ・レベル・セキュリティがサポートされています。SSL (セキュア・ソケット・レイヤ) は、インターネット (TCP/IP) 上での保護された通信を実現するための標準プロトコルです。
WLEC のトランザクションおよびセキュリティ・コンテキストの伝達
WLEC は IIOP 経由で接続し、トランザクション境界の判定、セキュリティの伝達、および接続のリセットをサポートします。WLEC は、WebLogic Server で確立されたセキュリティ・コンテキストを BEA Tuxedo アプリケーションに伝達するためのメカニズムを備えています。
WebLogic Server の認証を受けるユーザ資格は、適切なセキュリティ・インターフェイス/プロトコルにマップされます。受信した要求を Tuxedo CORBA C++ オブジェクトの呼び出し前に認証する必要はありません。
Objects-by-Value の非サポート
WLEC は CORBA 2.2 準拠であるため、値型での Objects-by-Value の受け渡しはサポートされていません。値渡しがサポートされていないため、WLEC は一方向のサポートに制約されています。
注意: WLEC は、WebLogic Server 7.0 で非推奨となりました。
WLEC のマニュアル
WLEC の詳細については、『WebLogic Enterprise Connectivity ユーザーズ ガイド』を参照してください。
TDomain-WTC の双方向の接続性
TDomain と WTC ゲートウェイは、BEA Tuxedo アプリケーションにデプロイされている ATMIサービス/CORBA オブジェクトと WebLogic Server アプリケーションにデプロイされている EJB オブジェクトの間の双方向の接続性を提供します。これらのゲートウェイは、BEA Tuxedo/WebLogic Server デプロイメントの次の相互運用性を可能にします。
BEA Tuxedo から BEA WebLogic Server への接続
BEA Tuxedo アプリケーション・クライアントおよびサーバは WebLogic Server アプリケーションの EJB オブジェクトを呼び出すことができ、これらのオブジェクトはほかの EJB オブジェクト、JSP、または Java サーブレットを呼び出すことができます。次の図に、この接続のインプリメンテーションを示します。
図 2-3 Tuxedo から WebLogic Server への接続
注意: Tuxedo クライアントには、ATMI クライアント、Jolt クライアント、CORBA C++ および Java クライアント、および ActiveX クライアントが含まれます。Tuxedo クライアントの概要については、製品の概要の「クライアントおよびサーバ・コンポーネント」を参照してください。 TDomain ゲートウェイを使用すると、Tuxedo ドメインはほかの BEA Tuxedo ドメインとサービスを共有できるだけではなく、WebLogic Server 6.1 以降とも WTC ゲートウェイを介してサービスを共有できます。WTC ゲートウェイは、TDomain ゲートウェイ・プロセスをサポートしています。 これらのゲートウェイを使用すると、Tuxedo ATMI クライアント、およびクライアントとして動作する Tuxedo ATMI サーバは WebLogic Server EJB オブジェクトにアクセスできます。TDomain ゲートウェイは ATMI クライアントの要求を WTC ゲートウェイに送信し、WTC ゲートウェイはその要求を RMI 呼び出しに変換して適切な EJB オブジェクトにアクセスします。 同様に、これらのゲートウェイを使用すると、Tuxedo CORBA クライアント、およびクライアントとして動作する Tuxedo CORBA サーバは WebLogic Server EJB オブジェクトにアクセスできます。TDomain ゲートウェイは CORBA RMI-over-IIOP クライアントの要求を WTC ゲートウェイに送信し、WTC ゲートウェイはその要求を適切な EJB オブジェクトに転送します。 注意: WebLogic Server リリース 6.1 または 7.0 に付属の WTC コンポーネントは、WTC 1.0 製品のすべての機能をサポートしています。WebLogic Server 製品に付属の WTC コンポーネントを使用することをお勧めします。 BEA WebLogic Server から BEA Tuxedo への接続 WebLogic Server アプリケーション内の EJB アプリケーション・サーバは、WTC および TDomain ゲートウェイを使用して Tuxedo アプリケーション内のサービスと CORBA オブジェクトを呼び出すことができます。次の図に、この接続のインプリメンテーションを示します。 図 2-4 WTC を使用した WebLogic Server から Tuxedo への接続
WTC および TDomain ゲートウェイを使用すると、クライアントとして動作する WebLogic Server EJB、JSP、または Java サーブレットが Tuxedo サービスにアクセスできます。WTC ゲートウェイは EJB/JSP/サーブレットの JATMI 要求を ATMI に変換し、TDomain ゲートウェイはその ATMI 要求をサービスの提供先である ATMI サーバに送信します。 同様に、これらのゲートウェイを使用すると、クライアントとして動作する WebLogic Server EJB、JSP、または Java サーブレットが Tuxedo CORBA オブジェクトにアクセスできます。WTC ゲートウェイは EJB/JSP/サーブレットの CORBA Java または RMI-over-IIOP 要求を Tuxedo GIOP (TGIOP) 要求メッセージに挿入し、TDomain ゲートウェイはその TGIOP 要求をオブジェクトの提供先である Tuxedo CORBA サーバに送信します。 注意: WebLogic Server リリース 6.1 または 7.0 に付属の WTC コンポーネントは、WTC 1.0 製品のすべての機能をサポートしています。WebLogic Server 製品に付属の WTC コンポーネントを使用することをお勧めします。 TDomain-WTC ワイヤ・レベル・セキュリティ TDomain および WTC ゲートウェイ間のネットワーク接続では、40 ビット、56 ビット、または 128 ビット LLE のワイヤ・レベル・セキュリティがサポートされています。LLE (リンク・レベルの暗号化) は、ネットワーク・リンク上でのデータの機密性を実現するための Tuxedo ベースのプロトコルです。 TDomain-WTC のトランザクションおよびセキュリティ・コンテキストの伝達 TDomain および WTC ゲートウェイでは、BEA Tuxedo/WebLogic Server デプロイメントのアプリケーション・クライアントとサーバ間のトランザクション・コンテキストとセキュリティ・コンテキストの双方向の伝達が完全にサポートされています。 TDomain と WTC のマニュアル Tuxedo Domains ゲートウェイの詳細については、『BEA Tuxedo Domains コンポーネント』を参照してください。WTC ゲートウェイの詳細については、『WebLogic Tuxedo Connector』を参照してください。
RMI-over-IIOP クライアントから EJB への直接接続
TDomain および WTC ゲートウェイを使用して BEA Tuxedo CORBA から BEA WebLogic Server への接続を実現できるのに加え、Tuxedo CORBA C++ クライアントまたはサーバは、RMI-over-IIOP および CORBA インターフェイス定義言語 (IDL) を使用して WebLogic Server アプリケーション・サーバを直接呼び出すことができます。次の図に、この接続を示します。
図 2-5 RMI-over-IIOP および IDL インターフェイスを使用した EJB への直接接続
BEA Tuxedo で開発した CORBA C++ クライアント・アプリケーションが WebLogic Server 内の EJB と直接対話する仕組みを示したサンプル・アプリケーションについては、『BEA Tuxedo CORBA クライアントと WebLogic Server EJB の接続』を参照してください。
相互運用性のまとめ
次の表に、BEA Tuxedo/WebLogic Server デプロイメントの相互運用性の機能をまとめます。
相互運用性のサンプル・アプリケーション
WebLogic Server リリース 7.0 以降には、相互運用性のさまざまなサンプル・アプリケーションが添付されています。これらのサンプル・アプリケーションでは、クライアントおよびサーバのプログラマに対して、アプリケーションで Tuxedo ATMI サービスと WebLogic Server EJB オブジェクトを結合するための基本概念と、アプリケーションで Tuxedo CORBA オブジェクトと WebLogic Server EJB オブジェクトを結合するための基本概念が説明されています。
WebLogic Server 7.0 の場合、ATMI および CORBA Java コードの例は次のディレクトリに格納されています。
WL_HOME¥samples¥server¥src¥examples¥wtc
WL_HOME は、インストールされている WebLogic Server 7.0 の最上位ディレクトリを表します (デフォルトでは weblogic700)。これらのサンプルには、基礎となる WTC 技術を使用して、WebLogic Server が Tuxedo ATMI サーバおよびクライアントと連係するようコンフィギュレーションおよび設定する方法が示されています。
WebLogic Server 7.0 の場合、RMI-over-IIOP コードの例は次のディレクトリに格納されています。
WL_HOME¥samples¥server¥src¥examples¥iiop
これらのサンプルには、基礎となる WTC 技術を使用して、WebLogic Server が Tuxedo CORBA サーバおよびクライアントと連係するようコンフィギュレーションおよび設定する方法が示されています。
ATMI、JATMI、CORBA Java、または RMI-over-IIOP API を使用して相互運用性アプリケーションを開発する方法については、『WebLogic Tuxedo Connector』を参照してください。
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