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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_EVENT_QUEUE クラスの定義

概要

T_EVENT_QUEUE クラスは、キュー・ベースの通知用にイベント・ブローカに登録するサブスクリプションの集まりを表します。イベントが検出されると、そのイベントと各 T_EVENT_QUEUE オブジェクトを比較します。そのイベント名が TA_EVENT_EXPR 内の値と一致し、オプションのフィルタ規則が TRUE である場合、イベント・バッファは指定された信頼性の高いキューに格納されます。

属性表

表 34 T_EVENT_QUEUE クラス定義の属性表

属性

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_EVENT_EXPR(r) (*)

TA_EVENT_FILTER(k)

TA_EVENT_FILTER_BINARY(k)

string

string

carray

R--------

R-x------

R-x------

string[1..255]

string[1..255]

carray[1..64000]

N/A

なし

なし

TA_STATE(r)

string

R-x------

GET: ACT

SET: {NEW | INV}

N/A

N/A

TA_QSPACE(r) (*)

TA_QNAME(r) (*)

TA_QCTL_QTOP

TA_QCTL_BEFOREMSGID

TA_QCTL_QTIME_ABS

TA_QCTL_QTIME_REL

TA_QCTL_DEQ_TIME

TA_QCTL_PRIORITY

TA_QCTL_MSGID

TA_QCTL_CORRID(k)

TA_QCTL_REPLYQUEUE

TA_QCTL_FAILUREQUEUE

string

string

short

short

short

short

short

short

string

string

string

string

R--------

R--------

R-x------

R-x------

R-x------

R-x------

R-x------

R-x------

R-x------

R-x------

R-x------

R-x------

string[1..15]

string[1..15]

short

short

short

short

short

short

string[1..31]

string[1..31]

string[1..15]

string[1..15]

N/A

N/A

0

0

0

0

0

0

なし

なし

なし

なし

TA_EVENT_PERSIST

TA_EVENT_TRAN

short

short

R-x------

R-x------

short

short

0

0

(k)-オブジェクトを検索するためのキー・フィールド
(r)-新しいオブジェクトを作成する際に必要なフィールド
(*)-GET/SET キー、SET 操作では 1 つ以上必要


 

パーミッションについては、MIB(5) を参照してください。

属性の意味

TA_EVENT_EXPR: string[1..255]

イベント・パターン表現。この表現 (正規表現形式) により、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを制御します。

TA_EVENT_FILTER: string[1..255]

イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現は TRUE と評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。

TA_EVENT_FILTER_BINARY: carray[1..64000]

バイナリ (carray) 形式のイベント・フィルタ表現。TA_EVENT_FILTER と同じですが、任意のバイナリ・データを含むことができます。TA_EVENT_FILTER または TA_EVENT_FILTER_BINARY のどちらか 1 つのみを指定できます。

TA_STATE:

GET: ACTive

GET 操作は、一致した T_EVENT_QUEUE オブジェクトのコンフィギュレーション情報を検索します。

SET: {NEW | INValid}

SET 操作は、T_EVENT_QUEUE オブジェクトのコンフィギュレーション情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。


 

TA_QSPACE: string[1..15]

一致するイベントが検出されると、通知メッセージをこのキュー・スペースの信頼性のあるキューに登録します。

TA_QNAME: string[1..15]

一致するイベントが検出されると、通知メッセージをこの信頼性のあるキューに登録します。

TA_QCTL_QTOP:short

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。これにより、/Q サブシステム経由で通知が要求され、メッセージがキューの先頭に登録されます。

TA_QCTL_BEFOREMSGID:short

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。これにより、/Q サブシステム経由で通知が要求され、メッセージがキュー内の指定したメッセージの前に登録されます。

TA_QCTL_QTIME_ABS:short

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。これにより、/Q サブシステム経由で通知が要求され、メッセージが指定した時間に処理されます。

TA_QCTL_QTIME_REL:short

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。これにより、/Q サブシステム経由で通知が要求され、キューからの取り出し時からの相対時間にメッセージが処理されます。

TA_QCTL_DEQ_TIME:short

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_PRIORITY:short

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_MSGID: string[1..31]

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_CORRID: string[1..31]

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_REPLYQUEUE: string[1..15]

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。

TA_QCTL_FAILUREQUEUE: string[1..15]

この値は、tpenqueue()TPQCTL 制御構造体に渡されます (値が設定されている場合のみ)。

TA_EVENT_PERSIST:short

ゼロ以外の値が設定されている場合は、指定したキューが使用できなくなっていても、このサブスクリプションはキャンセルされません。

TA_EVENT_TRAN:short

ゼロ以外の値が設定されており、クライアントの tppost() 呼び出しがトランザクションに関与している場合、クライアントのトランザクションに tpenqueue() 呼び出しを含めます。

 

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