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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_EVENT_SERVICE クラスの定義

概要

T_EVENT_SERVICE クラスは、サービス・ベースの通知用にイベント・ブローカに登録するサブスクリプションの集まりを表します。イベントが検出されると、そのイベントと各 T_EVENT_SERVICE オブジェクトを比較します。そのイベント名が TA_EVENT_EXPR 内の値と一致し、オプションのフィルタ規則が TRUE である場合、イベント・バッファは指定された BEA Tuxedo サービス・ルーチンに送られます。

属性表

表 35 T_EVENT_SERVICE クラス定義の属性表

属性

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_EVENT_EXPR(r) (*)

TA_EVENT_FILTER(k)

TA_EVENT_FILTER_BINARY(k)

string

string

carray

R--R--R--

R--R--R--

R--R--R--

string[1. .255]

string[1. .255]

carray[1. .64000]

N/A

なし

なし

TA_STATE(r)

string

R-xR-xR-x

GET: ACT

SET: {NEW | INV}

N/A

N/A

TA_SERVICENAME(r) (*)

string

R--R--R--

string[1..15]

N/A

TA_EVENT_PERSIST

TA_EVENT_TRAN

short

short

R-xR-xR-x

R-xR-xR-x

short

short

0

0

(k)-オブジェクトを検索するためのキー・フィールド
(r)-新しいオブジェクトを作成する際に必要なフィールド
(*)-GET/SET キー、SET 操作では 1 つ以上必要


 

パーミッションについては、MIB(5) を参照してください。

属性の意味

TA_EVENT_EXPR: string[1..255]

イベント・パターン表現。この表現 (正規表現形式) により、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを制御します。

TA_EVENT_FILTER: string[1..255]

イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現は TRUE と評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。

TA_EVENT_FILTER_BINARY: carray[1..64000]

バイナリ (carray) 形式のイベント・フィルタ表現。TA_EVENT_FILTER と同じですが、任意のバイナリ・データを含むことができます。TA_EVENT_FILTER または TA_EVENT_FILTER_BINARY のどちらか 1 つのみを指定できます。

TA_STATE:

GET: ACTive

GET 操作は、一致した T_EVENT_SERVICE オブジェクトのコンフィギュレーション情報を検索します。

SET: {NEW | INValid}

SET 操作は、T_EVENT_SERVICE オブジェクトのコンフィギュレーション情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。


 

TA_SERVICENAME: string[1..15]

一致するイベントが検出されると、この BEA Tuxedo サービスが呼び出されます。

TA_EVENT_PERSIST:short

ゼロ以外の値が設定されている場合は、TA_SERVICENAME サービスが使用できなくなっていても、このサブスクリプションはキャンセルされません。

TA_EVENT_TRAN:short

ゼロ以外の値が設定されており、クライアントの tppost() 呼び出しがトランザクションに関与している場合、クライアントのトランザクションに TA_SERVICENAME サービス呼び出しを含めます。

 

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