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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_EVENT_USERLOG クラスの定義

概要

T_EVENT_USERLOG クラスは、システム userlog(3c) メッセージを書き込むためにイベント・ブローカに登録するサブスクリプションの集まりを表します。イベントが検出されると、そのイベントと各 T_EVENT_USERLOG オブジェクトを比較します。そのイベント名が TA_EVENT_EXPR 内の値と一致し、オプションのフィルタ規則が TRUE である場合、イベント・バッファはフォーマットされて BEA Tuxedo userlog(3c) 関数に渡されます。

属性表

表 36 T_EVENT_USERLOG クラス定義の属性表

属性

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_EVENT_EXPR(r)

TA_EVENT_FILTER(k)

TA_EVENT_FILTER_BINARY(k)

string

string

carray

R--R-----

R--R-----

R--R-----

string[1..255]

string[1..255]

carray[1..64000]

N/A

なし

なし

TA_STATE(r)

string

R-xR-x---

GET: ACT

SET: {NEW | INV}

N/A

N/A

TA_USERLOG(r)

string

R--R-----

string[1..255]

N/A

(k)-オブジェクトを検索するためのキー・フィールド
(r)-新しいオブジェクトを作成する際に必要なフィールド


 

パーミッションについては、MIB(5) を参照してください。

属性の意味

TA_EVENT_EXPR: string[1..255]

イベント・パターン表現。この表現 (正規表現形式) により、どのイベント名がこのサブスクリプションに一致するかを制御します。

TA_EVENT_FILTER: string[1..255]

イベント・フィルタ表現。この表現が存在する場合は、ポストされたバッファの内容に対して評価されます。この表現は TRUE と評価される必要があります。それ以外の場合、このサブスクリプションは一致しません。

TA_EVENT_FILTER_BINARY: carray[1..64000]

バイナリ (carray) 形式のイベント・フィルタ表現。TA_EVENT_FILTER と同じですが、任意のバイナリ・データを含むことができます。TA_EVENT_FILTER または TA_EVENT_FILTER_BINARY のどちらか 1 つのみを指定できます。

TA_STATE:

GET: ACTive

GET 操作は、一致した T_EVENT_USERLOG オブジェクトのコンフィギュレーション情報を検索します。

SET: {NEW | INValid}

SET 操作は、T_EVENT_USERLOG オブジェクトのコンフィギュレーション情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求で設定される TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。


 

TA_USERLOG: string[1..255]

一致するイベントが検出されると、この userlog(3c) サービスが書き込まれます。

 

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